Easter/Patti Smith




【曲目】
1. Till Victory
2. Space Monkey
3. Because the Night
4. Ghost Dance
5. Babelogue
6. Rock N Roll Nigger
7. Privilege (Set Me Free)
8. We Three
9. 25th Floor
10. High on Rebellion
11. Easter


【レビュー】
若干趣向を変えて、パンク女王、Patti Smithの3枚目。
挑戦的な脇丸出しは、当然、男性としては萎えるビジュアルなのですが、それはそれとして、時代とPatti のパンク魂を感じさせます。

私は、ジャンルを問わずに女性ソロ・アーチストに食指が動いてしまう傾向があるのですが、そのきっかけの一人がこの方であります。

力強いヴォーカル、時に過激な、時に優しい歌詞、堂々とした佇まい、女性1人で業界に立ち向かっている感など、それはそれはカッコイイアーチストだと思います。
一旦、完全に引退して長年音沙汰がなくなってしまうのですが、何事もなかったかのように復活し、更に力強い作品を出し続けている点も、評価されるべきだと思います。

本作は、彼女のアルバムの中では比較的地味な方かもしれませんが、ヴォーカルの荒々しさと説得力は、むしろ絶頂期ではないかと思います。

特に、3,と6は素晴らしく、それぞれ曲調は違えど、彼女の声にやられてしまうこと間違いありません。
真っ白の彼女が「Nigger」を叫んでも許されるのも、音楽に立ち向かう本気度というか姿勢故でしょう。
必聴、です。


【結論】
文句なし、★5です。
何となく、正座して聴かなければならないような作品です。
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theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

The Truth/Nao Yoshioka




【曲目】
1. JOURNEY (INTRO)
2. BORDERLESS
3. THE TRUTH
4. FREEDOM & SOUND
5. BEAUTIFUL IMPERFECTIONS
6. I LOVE WHEN
7. SET ME FREE
8. SPARK
9. JOURNEY II (OUTRO)



【レビュー】
私は、そもそもが、女性R&Bには弱くて、というか、どうしてもフラフラと近寄って聴いてしまう癖があります。
ソウルな女性が大好物で、特に、太めのソウル・シンガーがグッド(今のアレサは流石に無理)、という、要は性癖であります。

本作は、日本人でありながらNYのアポロ・シアターに立ったとか、全米デビューだとか、色々尾ひれがついていたので、楽しみに手に取ってみた次第です。
細めではありますがビジュアルもなかなかっぽいし。

取ってみたのですが。

確かに、歌は抜群にうまい。
けど、どうにも引っかかりがないというか、癖が感じられないというか。
更に言うと、メロディーが全く覚えられない。
バック・ミュージックで聴き流すための性能はかなり高いんですが、それ止まりで。

キャラが立ってない、ということなんですかねえ。
インタビューを読んでも、優等生っぽくて、匂いが感じられません。

もうちょい、様子見です。



【結論】
★2。
ライブ、見たいなあ。生で聴けば変わる気もします。

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genre : 音楽

The Final/Wham!




【曲目】
1. Wham Rap! (Enjoy What You Do?)
2. Young Guns (Go For It!)
3. Bad Boys
4. Club Tropicana
5. Wake Me Up Before You Go Go
6. Careless Whisper
7. Freedom
8. Last Christmas (Pudding Mix)
9. Everything She Wants (Remix)
10. I'm Your Man
11. A Different Corner
12. Battlestations
13. Where Did Your Heart Go?
14. The Edge Of Heaven



【レビュー】
で、今度はWham! です。

1971年生まれの自分にとっては、Wham! は、音楽を聴き始めた時期に大ブレイクした、まさにリアルタイムのユニット。
当然、各曲とも、今だに体に染みついていることは否定出来ません。

同時に、当時はそんな言葉は知らなかったですが、セルアウトした、売れ線に走っている、揶揄されるべき存在でもあったわけで、当時、満面の笑顔で「Wham! が好き」という者はそうそういなかったと記憶しております。

しかし30年が経った今、あらためて聴きなおしてみると、やはりそのポップ・センスは尋常ではなく。
日本ではとかく8が代表曲とされがちですが、その他のクオリティもハンパではなく、特に前半は、どこをどう切り取っても燦々とした太陽が目に浮かぶような煌びやかな作品ばかり。

鬱屈して、羨ましくもあり避けたくもあり、でも耳にはどうしても残ってしまって、といった、非常に不安定な聴き方をしていた中学生時代を思い出してしまいます。

まあ、発売した正式アルバムも少ないので、アルバム単位で聴いた方がいいんですが、一応は前述の8がオリジナル・アルバムには未収録なことと、終盤はかなりアーティスティックに変化する兆しがうかがえることから、今回はベスト・アルバムにしました。
いずれにしても、食わず嫌いをしないことが重要です。


【結論】
★4。
繰り返しになりますが、Wham! は8だけではないのです。
個人的なベスト・ソングは10。
8は、当時、国内盤のシングルを持っていたのですが、金が底をついて600円くらいで売ってしまったことがあり、数年後、激烈に後悔したのであります。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Faith/George Michael




【曲目】
1. "Faith"
2. "Father Figure"
3. "I Want Your Sex (Parts I and II)"
4. "One More Try"
5. "Hard Day"
6. "Hand to Mouth"
7. "Look at Your Hands" (writers: Michael, David Austin)
8. "Monkey"
9. "Kissing a Fool"



【レビュー】
さて、新年なのですが、昨年は、実に色々なミュージシャンが逝去しました。

まあ、ミュージシャンといえども年を取るのはしょうがないのですが、最後の最後、12月25日に、大物のGeorge Michael が(12月20日までの物故者の詳細はこちら。)。

何せ、まだ53歳。
死因は心不全とのことですが、詳細は不明。
正直、そこまで追いかけてはいなかったし、熱心とまでは言えないリスナーだったのですが、ソロ作の中で本作だけは狂ったように聴いていたので、なかなかにショックでした。

私は1971年生まれなのですが、おそらく、同世代の洋楽に触れていた人間にとっては、非常に印象深い作品。
MTVというメディアが絶頂期を迎えており、スタイリッシュなMVと相まって、要は、毎日毎日どこかしらで流れていた楽曲がてんこ盛りで、この先も耳に残っていくであろうと思われます。

内容のクオリティもハンパなく、Wham! 時代には分からなかったソウル・フリーク振りも爆発。
1なんぞはソウルの消化っぷりがお見事で、シビれるオープニング、ファンキーなヴォーカルなど文句のつけようがなく、個人的には、生涯のベスト10候補に入る名作。

ともあれ、この先も絶対に残すべき、80年代最高の作品の一つであります。


【結論】
★5。
文句なし。カッコよすぎます。
大仰振りも含め、本作の全てを表している、1のMVを貼っておきます。
合掌。

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genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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