SATORI/Flower Travellin' Band




【曲目】
1. SATORI PART1
2. SATORI PART2
3. SATORI PART3
4. SATORI PART4
5. SATORI PART5



【レビュー】
音楽を「アルバム」という形で意識的に聴き始めてから、30年以上経ちます。
これは性格的なものなのですが、「あんまり好みじゃない」ジャンルの作品も、可能な限り触れるようにはしてきたつもりです。
(今の段階では)あまり好みでないクラシックも、EDMも、避けずに、聴く機会は設けてきたつもりです。

それで、本作なのですが、ずーっとスルーしてきた作品でした。
理由は一つ、日本が誇る恐妻家でストーカー、内田裕也氏が関わっていたバンドだったから、に他なりません。
だって、あの人がまともな作品を作るとは思わんでしょう。

最近、少しずつ70年代のドメ作品も掘ろうとしていたところ、当然本作も出てきて、「それでもまあ、聴いてみるか」と入手したのですが、なんで、今まで触れていなかったのだ、と後悔しきりです。

ハードロックでヘヴィメタで、何よりストイックなまでにロックンロール。
内田裕也が関与という歴史や、ジョー山中という微妙な後付けキャラは頭から消し去ってみれば、もう歴史に残る作品だということは自明です。

逆に、「まだ聴いていない、自分にとっての超名作があるのではないか」との不安を駆り立てられております。
死ぬまでディグる必要がありそうですね。



【結論】
★5。
とにかく素晴らしい。
わざわざ英詞にしているのは今となっては残念ですし、狙い過ぎのタイトルは何とかしてほしいのですが、そんな点はともあれ、とにかく必聴であります。
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But You Caint Use My Phone/Erykah Badu

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【曲目】
1 Caint Use My Phone (Suite)
2 Hi
3 Cel U Lar Device
4 Phone Down
5 U Use to Call Me
6 Mr. Telephone Man
7 U Don’t Have to Call
8 Medley: What’s Yo Phone Number / Telephone (Ghost of Screw Mix)
9 Explicit
10 Explicit
11 Hello



【レビュー】
Erykah Badu、配信のみで発表された新作です。
とは言っても、3はDrake「Hotline Bring」のカヴァー、6はNew Edition、7は Usher のカヴァーと、ガチガチな新作ではなく、ミニ・アルバム的な位置づけと言えるでしょう。

電話をコンセプトにした作品集ですが、それ自体はどうでも良くて。
オリジナルが少ないという点は若干ガッカリするものの、この方のウィスパーというか、妙にキーが高い割にボソボソした魅力的な声は衰えておりません。
この声が全てと言っても過言ではない人なので、その意味では大合格であります。
ビジュアルは、孫からも避けられている付き合いづらい祖母、みたいな域に達しているけど、歌手としてはまだまだいけるじゃないか、という感想を持ちました。

フル・アルバムはまだ難しいかもしれませんが、本作はかつての相方、Andre3000も参加とのことですので、今後の動きに期待したいところです。


【結論】
★3.5。
実は同い年なので、若干贔屓が入っておりますが、とにかく、フル復帰を期待しております。
まだまだ、いけるよ。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

ライブ/イルカ




【曲目】
1. イルカ・ライヴ・テーマ
2. クジラのスーさん空をゆく
3. 春
4. サラダの国から来た娘
5. とんがらし
6. あの頃のぼくは
7. 南国の冬
8. シルエット
9. 冬の忘れ物
10. なごり雪
11. 君は悲しみの
12. いつか冷たい雨が
13. 夢の人~エンディング・テーマ


【レビュー】
だいたい月に1〜2度、ディスク・ユニオンを訪れるのがルーティンになっております。
場所は新宿か御茶ノ水が多いでしょうか。

で、1月にふらっと御茶ノ水店を訪れた際に発見したのが、イルカのCD。
イルカと言えば「なごり雪」、「なごり雪」と言えばイルカ、という程度の認識しかなく、それ以上深めようと思ったこともないのですが、これは珍しい、ということで、ライブ盤を購入してみました。

良くも悪くも度肝を抜かれる1枚でした。

まず、曲間に時々挟まれるイルカのMCがイカしている。
ライブのことを「リサイタル」と表現したのを筆頭に、開始時間が遅れたのを謝ったり、地球は一つ的な発言を連発したり、もう、聴いていてこんなにムズムズするMCそうそうない。

曲もそんな調子で、時代的な背景も大きいのですが、70年代三多摩的というか、社会党的というか、公害はいけない、地球を守ろう、というあまりにもピュアなプロパガンダで覆われていて、ちょいと耐え難いものがあります。

時代の切り取りという点では極めて貴重ですが、まあ、何度も聴くものではない、というものでした。


【結論】
★1.5。
逆に言うと浮いているのですが、やっぱり「なごり雪」は良かったです。
怖いもの見たさではありますが、おそらくは長髪でフォークでピースフルな客席を含め、映像もちょっと見てみたい感じはします。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Blonde On Blonde/Bob Dylan





【曲目】
1. "Rainy Day Women #12 & 35"
2. "Pledging My Time"
3. "Visions of Johanna"
4. "One of Us Must Know (Sooner or Later)"
5. "I Want You"
6. "Stuck Inside of Mobile with the Memphis Blues Again"
7. "Leopard-Skin Pill-Box Hat"
8. "Just Like a Woman"
9. "Most Likely You Go Your Way and I'll Go Mine"
10. "Temporary Like Achilles"
11. "Absolutely Sweet Marie"
12. "4th Time Around"
13. "Obviously 5 Believers"
14. "Sad Eyed Lady of the Lowlands"



【レビュー】
Dylan、「Cutting The Edge」期のラスト、「Blonde On Blonde」です。

前2作より、かなりルーズとうか、はっきり言ってドラッギーな仕上がりで、それが魅力でもあります。
オープニングの1なんかは、途中で笑いだしており、何がしか吸っておられたような雰囲気を醸し出しております。

そんなスタートから始まり、5、6はDylan屈指の傑作。

で、最後までいって、ラストの14。
これぞDylan、的な評も見聞きするのですが、ちょいと冗長じゃないか、というのが率直な感想です。
オリジナルは2枚組で、D面は14の1曲だけという構成ですが、ちょいと狙い過ぎたんではないかなあ。

14を圧縮して、普通の1枚組に収めたら、素晴らしくなったのでは、と若干惜しく思います。
悪い曲ではないんですけど、十分45分にまとまったかと。


【結論】
★4。
Dylan が分かりやすくヒーローというか傑作製造機だったのはここらあたりまで。
この後、オートバイ事故を経て、「John Wesley Harding」あたりから、迷走というか好き勝手度が激しくなっていきます。
それはそれで魅力的なのですが、そのあたりは、またの機会に。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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