The Velvet Underground/The Velvet Underground





【曲目】
1. Candy Says
2. What Goes On
3. Some Kinda Love
4. Pale Blue Eyes
5. Jesus
6. Beginning To See The Light
7. I'm Set Free
8. That's The Story Of My Life
9. The Murder Mystery
10. After Hours



【レビュー】
前回に続き、Velvets の中で、レビューが未了だったサードを取り上げてみます。

私は、Velvets については、発売順に聴く感じで掘っていき、つまり、本作は「White Light White Heat」の次に聴いたわけです。
ある程度、ソフトな内容だというような評は耳に入っていたのですが、初めて聴いた時は、本当に度肝を抜かれました。

オープニングのか細い「キャンディーセーッズ」から、珍しいモーのヴォーカルの10まで、前作・前々作とは全く別物。
しかも、あの「Heroin」のLou Reed が「Jesus」か、と、そのスタンスに戸惑いがあったのも加わり、もしかしたら、衝撃度としてはファースト、セカンドを上回ったかもしれません。

が、作品としては非常にクオリティが高いのですね。
スローな1から、ロックンロールの2、3を聴いて、言わずもがなの大名曲で悶絶の4と、いわゆるA面はほぼ完璧。
退廃云々じゃなくて、純粋に曲の出来がハンパないのです。

考えてみたら、ファーストとセカンドも、退廃的という雰囲気だけは共通していますが、ポップアート的なファーストとソリッド極まりないセカンドとは、音楽的には相当異なっています。
つまり、Velvets は、異様にレンジの広いバンドだったのですね。

ファースト・セカンドからは一歩評価が下がった扱いになることもありますが、ソングライターとしての Lou Reed の才気が爆発したこのサードも、絶対に押さえておくべき作品です。


【結論】
★5。
本当に素晴らしい。
音数が少なく、引き算的で、ジャケット同様モノクロの美しい、本当に美しい作品です。
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genre : 音楽

Loaded/The Velvet Underground





【曲目】
1. "Who Loves the Sun"
2. "Sweet Jane "
3. "Rock & Roll "
4. "Cool It Down"
5. "New Age "
6. "Head Held High"
7. "Lonesome Cowboy Bill"
8. "I Found a Reason"
9. "Train Round the Bend"
10. "Oh! Sweet Nuthin'"



【レビュー】
先日デラックス盤が出た、Velvet Underground の4枚目。
Lou Reed 在籍時のラスト・アルバム。

勝手に曲順とかをいじられたというjことで、Lou Reed 自身の評価も低い本作。

それもまあ確かに、というところもあります。
いきなり1が、「パーパパッパー」と、牧歌的というよりは脱力するサビ。

Lou Reed の代表曲とも言える2、3もあるのですが、それすらもカントリーにしか聴こえないミックス。
退廃の代名詞だったVelvet は完全に消滅。
Doug Yule 恐るべし、と言わざるを得ません。
腐ったミカンとはこのことでしょうか。

今になって聴き直してみれば良曲も多く悪くないのですが、それは、Lou Reed の凄みを把握してから、変化球として捉える場合の話で。
Velvet 初聴にこれを選ぶことだけは止めていただきたいと思う次第であります。



【結論】
★3。
バンドが崩れる時の転がりっぷりが分かる、ある意味稀有な作品。
なお、「Squeeze」は完全に無視しておりますが、ご容赦を。

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genre : 音楽

Stories/Avicii





【曲目】
1 Waiting For Love
2 Talk To Mysel
3 Touch Me
4 Ten More Days
5 For A Better Day
6 Broken Arrows
7 True Believer
8 City Lights
9 Pure Grinding
10 Sunset Jesus
11 Can't Catch Me
12 Somewhere In Stockholm
13 Trouble
14 Gonna Love Ya
15 The Days
16 The Nights


【レビュー】
何かにつけてAvicii、Avicii だったここ1、2年。
正直、ファーストがどうにもしっくりこなかったため、今回も、Apple Music で聴けるから何となく聴いてみた、という程度でした。

しかし、この人のポップセンスが凄い、と遅まきながら感心。
一発でノレるし、耳に残る。
EDMゴリゴリの人には物足りないのでしょうが、私みたいなEDMがダメな人には、すっと入り込める入り口になります。
しかも、良い意味で軽いというか、「時代を消費した」といいった刹那的な満足感も与えてくれます。

これは、重苦しいメッセージ・ソングよりもよほど凄いことかと。
リリックもちょっと気になるので、追い追い、調べてみたいと思います。



【結論】
★4。
2015年を代表する1枚であることには間違いなし。
ちなみに、各曲のゲストは以下とのこと。よう知りませんが・・。
1 Simon Aldred (Cherry Ghost) 
4 Zak Abel
5 Alex Ebert
6 Zac Brown (Zac Brown Band)
7 Chris Martin (Cold Play) 
9 Pure Grinding (ft. Kristoffer Fogelmark & Earl St. Clair)
10 GavinDegraw
11 Wyclef Jean ,Matisyahu
14 Sandro Cavazza 
15 Robbie Williams 
16 Nicholas Furlong

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genre : 音楽

Cheers to the Fall/Andra Day




【曲目】
01. Forever Mine
02. Only Love
03. Gold
04. Not Today
05. Mistakes
06. Goodbye Goodnight
07. Rearview
08. Red Flags
09. Honey Or Fire
10. Gin & Juice (Let Go My Hand)
11. Rise Up
12. City Burns
13. Cheers To The Fall



【レビュー】
Stevie Wonder が発掘した、と評判のソウル・シンガー、Andera Day のデビュー作。
御年30歳、今年の12月で31歳、とのことです。

アルバム全体は、可も不可もなく。
ソウルフルで、聴き応え十分。
まだ、ぐっと惹き込まれるまではいきませんが、流しておくにはなかなかの作品です。


そして、問題はこちら。
本作には含まれていませんが、話題になったのがEminem の「Lose Yourself」のカヴァーで、曲自体はまあ悪くはない。


が、争点はそんなところではなくて、このビジュアルというかメイク。
異様で、目が六角形に見える変なアイシャドウ。
ピンクだかオレンジだか、何にせよ安っぽく目立つ口紅。
そして、髪型。
確かに、ソウル・シンガーはこんな風にアップにしがちなのですが、風格が全くなく、どう見てもサザエさんの出来損ない。

いくら歌がうまくても、この格好で出てくるのはちょっと凄い。
今後も注目であります。



【結論】
★3。
くどいですが、風俗でこんなの出てきたら頭抱えるレベル。
Lady Gaga的な奇抜というのではなくて、見てて切なくなる感じ。
ソウルシンガーはメイクも髪型もころころ変えてしまうけど、もう一丁、次作でも度肝を抜く風体で出てきてほしいものです。

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genre : 音楽

Rave Un 2 The Joy Fantastic/Prince





【曲目】
1. Rave Un2 The Joy Fantastic
2. Undisputed
3. The Greatest Romance Ever Sold
4. Segue
5. Hot Wit U
6. Tangerine
7. So Far, So Pleased
8. The Sun, The Moon And Stars
9. Everyday Is A Winding Road
10. Segue
11. ManOwar
12. Baby Knows
13. I Love U, But I Don't Trust U Anymore
14. Silly Game
15. Strange But True
16. Wherever U Go, Whatever U Do
17. Interlude
18. Prettyman



【レビュー】
90年代Prince、重要作・問題作をかなり飛ばしてしまったのですが、最後に、世紀末である1999年発売の本作。

「Batdance」あたりから怪しくなって、Prince は、あっちゃこっちゃ迷走し始めます。
曲数を無闇に増やしたり、売れ線狙って滑ったりと、それはそれはもどかしい日々だったのですが、ようやく、少しだけ「あ、帰って来た」と感じられたのが本作。

超ポップなメロ、ギターがうねる、そしてプリの裏声。
私も含めた80年代からのファンは、非常に歓喜致しました。

もちろん、チャートを支配し狂っていた80年代のようにはいかず、何というか、「Princeが、かつての自分に寄ってきた、演じ始めた。」感も否定できないところではあったのですが、それでも耳に心地よく嬉しかったわけです。
7なんぞは、90年代を代表するバラードなのではないでしょうか。

本作もかなり忘れられており、まあ、発売年の「1999」には及ばないものの、再評価に値する作品だと思います。


【結論】
★4。
この方の過去作が手に入りにくくなっているのは由々しき事態でして、活動歴も長いのですから、そろそろアーカイヴの整理も行って欲しいものです。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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