White Light/White Heat/The Velvet Underground


White Light White HeatWhite Light White Heat

The Velvet Underground

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【曲目】
1. "White Light/White Heat"
2. "The Gift"
3. "Lady Godiva's Operation"
4. "Here She Comes Now"
5. "I Heard Her Call My Name"
6. "Sister Ray"



【レビュー】
あれ、レビューしていなかったかな、と、自分でもちょっと驚いた、Velvets のセカンド。
先日、ボックス・セットが発売されたので、そちらと合わせて。

私は、真似事をしたことがあるくらいなので良くは分かりませんが、バンドというものは、時には暴走して、当事者ですらコントロールできなくなることがあるようです。

本作が、まさに、Lou も John も、行き着くところまで突き進んだ、という感じの作品で、尋常ではない緊張感がみなぎっています。
無愛想に、抑揚無くひたすらリリックを吐き出す2、変則的にサイドヴォーカルが入り込む3、そして、ノイズでもあり、というよりは最早お経のように、あっちの世界に連れて行かれる6。

ノイジーで、モノクロで、異様としか言いようがない、勃起しっぱなしのテンション。

こんなハイテンションな状況が長続きするわけもなく、John Cale は本作の後、Velvetsを脱退。
次作は一転変わって、逆ベクトルの作品(でも、名作)となったことも踏まえると、何と言うか、物の怪がついていたとしか言いようがない作品であります。


【結論】
★5。
ちなみに、ボックスセットは、3枚目が当時のライブ盤でして、かなり必聴なのですが、日本盤3枚組1万円という暴力的な値段。
私は買いましたが、まあ、ゴニョゴニョでも何でも手に入れて、是非聴いて欲しいものです。
個人的には2枚目のモノの方がゴチャッとしていて好きでした。
また、「Sister Ray」は、ライブよりもスタジオの方が数倍強烈でした。やっぱ、凄い曲です。

ともあれ、来年もブログは続けてみようと思います。良いお年を。
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New York/Lou Reed


New YorkNew York

Lou Reed

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【曲目】
1. Romeo Had Juliette
2. Halloween Parade
3. Dirty Blvd.
4. Endless Cycle
5. There Is No Time
6. Last Great American Whale
7. Beginning Of A Great Adventure
8. Busload Of Faith
9. Sick Of You
10. Hold On
11. Good Evening Mr Waldheim
12. Xmas In February
13. Strawman
14. Dime Store Mystery



【レビュー】
Paul やBeatles のレビューを続けている間、10月27日にLou Reed が亡くなりました。
享年71歳。遅ればせながら合掌。

私はこの人には本当に影響を受けていて、迷ったときには戻ってくる、という、心の支柱になっているアーチストの一人であります。
そこまで入り込むきっかけになったのが、1989年発表の本作です。

それ以前から、Velvet Underground だったり、「Berlin」とか、有名どころの Lou Reed ソロだったりは聴いていたのですが、リアルタイムで食らいついたのは本作が最初でした。

まずは、暖かいようで突き放すようで、とにかく一度聴いたら忘れられないインパクトがある声。
オープニングの1、その超クールな声でそこらのHiphopなんて目じゃないくらいにまくしたて、強烈な印象を与えます。

続いて、少し静かなトーンの2。
詩人Lou Reed 爆発という感じで、当時、必死で聴き取ったり雑誌を見たりして歌詞を探したことを思い出します(一番イメージが伝わるのがこれでしょうか。)。

一時期低迷していた感もあったのですが、この後も、Lou Reed は傑作を生み続けます。
凡人だったら、Velvets の「White Light White Heat」で力を出し切って憤死してしまうのでしょうが、したたたかに、したたかに生き抜いて、挙句、40歳を超えてこんな傑作を出す生命力には本当に頭が下がります。



【結論】
★5。
ソロ中期の最高傑作です。
この時期のライブとかも、そろそろ出して欲しいものですね。

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Live At The BBC Volume2/The Beatles


Vol. 2-Live at the BBCVol. 2-Live at the BBC

Beatles

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【曲目】
Disc:1
1. And Here We Are Again (Speech)
2. Words Of Love
3. How About It, Gorgeous? (Speech)
4. DO YOU WANT TO KNOW A SECRET
5. LUCILLE
6. Hey, Paul… (Speech)
7. ANNA (GO TO HIM)
8. Hello! (Speech)
9. PLEASE PLEASE ME
10. MISERY
11. I’M TALKING ABOUT YOU
12. A Real Treat (Speech)
13. BOYS
14. Absolutely Fab (Speech)
15. CHAINS
16. ASK ME WHY
17. TILL THERE WAS YOU
18. LEND ME YOUR COMB
19. Lower 5E (Speech)
20. THE HIPPY HIPPY SHAKE
21. ROLL OVER BEETHOVEN
22. THERE’S A PLACE
23. Bumper Bundle (Speech)
24. P.S. I LOVE YOU
25. PLEASE MISTER POSTMAN
26. BEAUTIFUL DREAMER
27. DEVIL IN HER HEART
28. The 49 Weeks (Speech)
29. SURE TO FALL (IN LOVE WITH YOU)
30. Never Mind, Eh? (Speech)
31. TWIST AND SHOUT
32. Bye, Bye (speech)
33. John - Pop Profile (Speech)
34. George - Pop Profile (Speech)
Disc:2
1. I SAW HER STANDING THERE
2. GLAD ALL OVER
3. Lift Lid Again (Speech)
4. I’LL GET YOU
5. SHE LOVES YOU
6. MEMPHIS, TENNESSEE
7. HAPPY BIRTHDAY DEAR SATURDAY CLUB
8. Now Hush, Hush (Speech)
9. FROM ME TO YOU
10. MONEY (THAT’S WHAT I WANT)
11. I WANT TO HOLD YOUR HAND
12. Brian Bathtubes (Speech)
13. THIS BOY
14. If I Wasn’t In America (Speech)
15. I GOT A WOMAN
16. LONG TALL SALLY
17. IF I FELL
18. A Hard Job Writing Them (Speech)
19. AND I LOVE HER
20. Oh, Can’t We? Yes We Can (Speech)
21. YOU CAN’T DO THAT
22. HONEY DON’T
23. I’LL FOLLOW THE SUN
24. Green With Black Shutters (Speech)
25. KANSAS CITY/HEY - HEY
26. That’s What We’re Here For (Speech)
27. I FEEL FINE (STUDIO OUTTAKE)
28. Paul - Pop Profile (Speech)
29. Ringo - Pop Profile (Speech)



【レビュー】
Paul を一旦終わらせたのですが、その間にJohn の命日も過ぎたので、本作をレビューします。

まだ残っていた、のか、「残っていた体」なのか、BBCライブの第二弾。
前作とパックの作品です。

内容は、まあ、当然、いい。
オリジナル曲もですが、1-5みたいなロックンロールのカバー曲が特に痺れます。
ラジオという特殊な形態ではありますが、貴重、かつある意味緊張感がある良いライブ盤であることに疑いはありません。

後は、やっぱり出し方が気になるのですね。
第3弾は絶対あるっしょ。
で、出し切ったところでボックスセットでしょ。
未発表曲を数曲付けて、でしょ。

私は、この不信感を拭えないため、パッケージではなく、比較的安価なUSのitunesで購入しました。
ジミヘンほど露骨ではないけど、Beatlesの新譜は数年に1枚でいいよ。
Beatles にネガティブな目を向けたくないのですが、ねえ。


【結論】
★4。
繰り返しですが、内容は非常にいいです。マスト。
ただし、インタビューはいらないんじゃないですかね。
英語圏の人でも、そうそう何度も聴かないはずで、ラジオ的雰囲気が出るかもしれませんが、カットして欲しかったです。

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Press To Play/Paul McCartney


Press to PlayPress to Play

Paul Mccartney

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【曲目】

1. Stranglehold
2. Good Times Coming/Feel The Sun
3. Talk More Talk
4. Footprints
5. Only Love Remains
6. Press
7. Pretty Little Head
8. Move Over Busker
9. Angry
10. However Absurd
11. Write Away
12. It's Not True
13. Tough On A Tightrope


【レビュー】
今回が、Paul ソロ集中短期の最後。
86年発表の作品で、恐らくは、数ある作品の中でも評価がかなり低い部類に入るかと思われます。

私は基本的にひねくれ者なので、そう言われるとしつこく聞き込んだりする癖があるのですが、しかし、本作は、ちょっと、さすがに。

Paul の魅力の根幹は、内容的には相当凝っていたりひねくれていたりしても、耳に入りやすい、ポップである、というところにあるわけです。
Beatles では「For No One」しかり、「Helter Skelter」しかり。Wingsなら「Band On The Run」、その他多数。

しかし、本作は、本当に引っかかりなく、すっと終わってしまう。
逆に言うと、何にも気づかず、単に音がなっているだけなので、苦痛を伴います。
ボーナストラックで、当時シングルだった「Spies Like Us」が入っているのですが、これが本当にシングル、しかも映画の主題歌か、というくらいに地味。
加えて、元々、この人は空気を読むということをしないのですが、このジャケットは無いだろう。

と、散々に書きましたが、この後、軽いライブ盤を挟み、「Flowers In The Dirt」、ワールドツアー、と大躍進するわけです。
いわばPaul の底、これで80年代の不振や毒をデトックスした、楔を打った作品、ということなのでしょう。


【結論】
★2。
聴く必要は、まあ、正直無い。
本当に、何だったんだろう。スランプというモノの恐ろしさを垣間みる思いです。

これにて、Paul の連続レビュー、一旦おしまい。

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Give My Regards To Broad Street/Paul McCartney


Give My Regards to Broad StreetGive My Regards to Broad Street

Paul McCartney

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【曲目】
1. No More Lonely Nights (Ballad) 5:12
2. Good Day Sunshine/Corridor Music 2:33
3. Yesterday 1:42
4. Here There And Everywhere 1:43
5. Wanderlust 4:07
6. Ballroom Dancing 4:51
7. Silly Love Songs/Silly Love Songs (Reprise) 5:27
8. Not Such A Bad Boy 3:28
9. So Bad 3:24
10. No Values/No More Lonely Nights 4:12
11. For No One 2:12
12. Eleanor Rigby/Eleanor's Dream 9:10
13. The Long And Winding Road 3:56
14. No More Lonely Nights (Play Out Version)  5:03



【レビュー】
続いて、前作の翌年、1984年発表の本作。

実は、私は、長年Paul のソロ作にはどうしても馴染めない時期が長かったのですが、その原因がずばり本作であります。

1984年、私13歳、洋楽かじり初めで、面白くてしょうがない。
そんな時期に、あのBeatles のメンバーのソロ作がドロップされた。これは聴かないわけにはいかない、とレンタルレコード屋に走る。

で、オープニングの1はまあいい。
しかし、Beatles のセルフカバーが、何とも・・・何か、モッサリしてるし、サックスとか吹かれてて、雰囲気台無しとはまさにこのこと。
見て見ぬ振りをしていましたが、正視するとジャケットもカッコ悪い。
しかし・・・ということでまだ諦めず、同級生のM藤と映画を見に行ったのですが、そこで正式に爆死。

かくして、長らくPaul を無視する日本人が一人増えてしまいました、と。

しかし、何でこんな作品を出すかね。
百歩譲って映画はしょうがないにしても、サントラは、新曲の1を中心とした20分程度の12インチとかで良かったんではないでしょうか。

とりあえず、今からでも遅くないので、「Revolver」に謝って欲しいです。
4と11は、本当に、もう、勘弁してください。


【結論】
★2。
個人的にはいろいろな意味で思い出深い作品です。
皮肉にも、せっかく借りたということで必死に何度も聴いたので、耳には焼き付いてるし。
さすがに人に勧める気にはなれませんが、今でも時として記憶の底から蘇る、トラウマアルバムの一つであります。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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