L.A.M.F./The Heartbreakers


L.A.M.F. - definitive edition 4CD BOX SETL.A.M.F. - definitive edition 4CD BOX SET

Johnny Thunders & the Heartbreakers

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【曲目】
1. Born to lose
2. Baby talk
3. All by myself
4. I wanna be loved
5. It's not enough
6. Chinese rocks
7. Get off the phone
8. Pirate love
9. One track mind
10. I love you
11. Goin' steady
12. Let go



【レビュー】
上記アマゾンのリンク先のとおり、昨年、驚愕の4枚組が発売された「L.A.M.F.」。
3,000円前後という安い値段でもあり思わず購入したのですが、レパートリーがさほど多くないので、ほとんど同じトラックを延々と聴かされるという、嬉しくも半ば拷問のような事態に陥りますので、ご注意。

さて本作は、Johnny Thunders 率いる Heartbreakers の唯一のスタジオ作品。
NYパンクの枠で語られることが多いですが、パンク云々というよりは、ベタに言うところの「ロック」としてほぼ完璧な作品です。

明らかにドラッグ、しかもヘロインを嗜んでいる、基本的には近づきたくない風体。
音数がさほど多くないギター。
3分前後の楽曲が12曲。
若干キーが高くて異様に色っぽいヴォーカル。

特に1と6は、個人的には、「ロック」の到達点であり、何か迷ったら本作を聴く、という、マスターピース的な位置づけ。
これがピンと来ないのであれば、「ベタなロック」は避けてもいい、というくらいの直球。

ロック史的には、一応名前は出てくるものの年々隅に追いやられている感がありますが、必聴です。


【結論】
★5。
「Revisited」はじめ、修正盤が数多く出回っているのですが、正直どれでもいいから、とにかく聴くべし、という作品です。
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theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

僕たちの前途/古市憲寿


僕たちの前途僕たちの前途

古市 憲寿

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【レビュー】
大分前に読んだのですが、レビューが遅れました。

今回は起業を主なテーマにして論じてあり,大分身近というか、取っ付きやすい内容になっております。
故に、なのか、前作「絶望の国の幸福な若者たち」に比べると、若干論考が浅いかな、という感じがします。

第一に、構成や書き方に問題があって、自身の会社の話をしすぎているため、ステマ的な臭いがしてしまっています。
あわせて、著者の友人の話も多すぎる感があり、身内話に付き合わされている感が否めません。

内容としては、日本の戦後の成長と起業等のデータや、専業主婦という形態に関する論もあって、それなりに感心する部分もあったのに、非常にもったいないです。

著者は、せっかく、国の成長とかに意味を見いださない若者、という、斜に構えた観点・立ち位置を開拓してきたのだから、もう少し練って本を出して欲しかったと思います。


【結論】
★2.5。
次作に期待。まだ若いし、視点の取り方は貴重だと思うので、頑張って欲しいです。

theme : オススメの本の紹介
genre : 本・雑誌

Bridge Over Troubled Water/Simon & Garfunkel


Bridge Over Troubled WaterBridge Over Troubled Water

Simon & Garfunkel

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【曲目】
1. Bridge over troubled water
2. El condor pasa
3. Cecilia
4. Keep the customer satisfied
5. So long Frank Lloyd Wright
6. Boxer
7. Baby driver
8. Only living boy in New York
9. Why don't you write me
10. Bye bye love
11. Song for the asking



【レビュー】
前回レビューしたとおり、Mumford & Son が「Boxer」をカバーしていたということで、オリジナルの本作です。

言わずもがなの大ベストセラーで、本作、シングルの1とも全米1位。
1は、下手したら、「Hey Jude」とともに、今の小学生でも知ってるかもしれない、という超有名曲。

まさにPaul Simon の才気爆発、Arty も、1のリード・ヴォーカルをとることで一生安泰となったという、記念碑的作品であります。
個々の楽曲も素晴らしく、スタジオ盤のラスト・アルバムということも相俟って、何とも気持ちが高ぶります。

以前に、ライブ盤をレビューしたときにも書きましたが、本当に、単なる軟弱グループではなく、もの凄い才能を持っていたわけで、本作品を聴けば一発でそれが分かるかと思われます。

他方で、確かに子どもにも安心して聴かせられるような、安パイ的雰囲気があるなのですが、よく聴くと、随所にユダヤ人的ひねくれや卑屈が感じられたりと、奥深いところもあり、油断できません。
例えば、6の一節で、「Where the New York City winters aren't bleeding me,Leading me, going home.」とありますが、こっちが凍え死にそうになりそうです。

そういう、毒っ気を砂糖でまぶしたというクレバーさも、凄みを感じさせます。



【結論】
★4.5。
個人的には初期作品の方が心に引っかかるところがあったりしますが、何はともあれ避けて通ってはいけない名作であります。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Babel/Mumford & Sons


BabelBabel

Mumford & Sons

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【曲目】
1. "Babel" 3:29
2. "Whispers in the Dark" 3:15
3. "I Will Wait" 4:36
4. "Holland Road" 4:13
5. "Ghosts That We Knew" 5:39
6. "Lover of the Light" 5:14
7. "Lovers' Eyes" 5:21
8. "Reminder" 2:04
9. "Hopeless Wanderer" 5:07
10. "Broken Crown" 4:16
11. "Below My Feet" 4:52
12. "Not With Haste" 4:07



【レビュー】
2013年におけるグラミー賞というものの位置づけ、価値はいまいちピンとこないところがありますが、ともあれ、最優秀アルバム賞を受賞した作品です。

バンジョー、カントリー、フォーク。
我が国は何だかんだと洋楽の情報はあふれているのですが、一番スルーしがちなジャンルの作品でしょうか。

私自身もその例に漏れなかったのですが、それでも、興味はありましたし、全米1位ということもあり、購入。
結果、いい作品なのは分かるけど、ヘビロテにはならないね、という、恐らくは平凡な多数派の印象を持ってしまいました。

1、3とか、曲としてもキャッチーで素晴らしいな、と思うのですが、50分聴くのはちょっと辛いというところ。
血というか、音楽的経験なのかなあ、と思いますが、何だか、自分の耳の素養が狭いことを知らされたようで、ちょっと自分自身に残念であります。



【結論】
★2.5。
なお、CDのボーナストラックでは、Simon & Garfunkel の「The Boxer」が入っています。
Paul Simon も参加しているとのことで、これは、バンドのイメージから何から大ハマリのカバーでした。

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genre : 音楽

愛があるから大丈夫/上々颱風


愛があるから大丈夫愛があるから大丈夫

上々颱風

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【曲目】
1. 銀の琴の糸のように
2. 上海我愛
3. 愛があるから大丈夫
4. 黄昏酒場でまた会おね
5. アビシニアを遠く離れて
6. ハロ・ハロ・ヨコスカ
7. Sara
8. なんじゃもんじゃの木の下で
9. いつでも誰かが
10. メトロに乗って浅草へ


【レビュー】
前回の在日ファンク同様、雑食的音楽の先駆者だったのが、この上々颱風。
デビュー作でレビューしたとおり、沖縄色が強いですが、ファンク的要素も十分備えていたグループです。

今は活動休止になってしまったみたいですが(HP)、地味ながらも一ジャンルを開拓した偉大なグループだったと思います。

本作はその4作目。
多少アクは抜けて来ていますが、その分聴きやすく、抵抗感も少ない、ちょうどいい感じになっています。
ヴォーカルの紅龍、というか、女性ヴォーカルということで、私にとっては程よく耳に入りやすくなっているのかもしれません。

とにかく、シングルとなった3と、ラストの10は必聴です。


【結論】
★4。
本当に、活動休止をきっかけに、そろそろ再評価されて欲しいものです。

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genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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