Summer Days(And Summer Nights!!)/The Beach Boys


Summer Days (and Summer Nights!!) Summer Days (and Summer Nights!!)

Beach Boys

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【曲目】
1. "The Girl from New York City"
2. "Amusement Parks U.S.A."
3. "Then I Kissed Her"
4. "Salt Lake City"
5. "Girl Don't Tell Me"
6. "Help Me, Rhonda"
7. "California Girls"
8. "Let Him Run Wild"
9. "You're So Good to Me"
10. "Summer Means New Love"
11. "I'm Bugged at My Ol' Man"
12. "And Your Dream Comes True"



【レビュー】
来た、Brian 入りのBeach Boys、33年振りの来日公演。
千葉、QVCスタジアム。

私も家族に隠れるようにして1人でこそこそライブに行ったのですが、非常に良かったです。

いや、もちろん、躍動感とはかけ離れていますし、クリエイティブとは一番遠いところにある。
しかし、言っても70歳前後なわけで、真夏に熱帯の日本でライブをやっていることが奇跡。
そして、Brian は、動かず笑わずなわけですが、時折彼が歌いだすと、やはり、場の雰囲気が一転するのですね。
それを体験できただけでも、価値はありました。

で、盛り上がったのは、やはりというか、「Pet Sounds」「Smile」の曲と、本作の6の「California Girls」。
ということで、前置きが長くなりましたが、レビューです。

やはり6を中心とした作品であり、その6の深遠なイントロと、偏差値30代の西海岸を思わせる本編の落差は、もはやマジックと言って良いでしょう。
全体のトーンも、サーファー時代とPet Sounds 時代の狭間で、両者のバランスが見事に取れていると思います。

他方で、あまり取り上げられませんが、2なんかを聴くと、ほとんど狂ったサウンドで、ああ、Brian はほとんど向こうの世界に足を突っ込んでいたんだな、としんみりしてしまいます。

ともあれ、Brian は生きていた、ということで、目出たし目出たし。


【結論】
★4。
しかし、リアルタイムで聴いていたとしてら、単なるサーフバンドとしか思わなかったような気もしたりして。
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theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

The Brussels Affair/The Rolling Stones

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【曲目】
1. Brown Sugar
2. Gimme Shelter
3. Happy
4. Tumbling Dice
5. Star Star
6. Dancing With Mr.D
7. Doo Doo Doo Doo Doo(Heartbreaker)
8. Angie
9. You Can't Always Get What You Want
10. Midnight Rambler
11. Honky Tonk Women
12. All Down The Line
13. Rip This Joint
14. Jumping Jack Flash
15. Street Fighting Man


【レビュー】
ここ10年ほど、60年代を中心としたアーカイブ作業が止まらないわけですが、その一つの理想型がStones でしょう。
一方で、ボックスセットを平然と高値で出しながら、他方でウェブ上で、昔のライブ音源を出して行くというバランス感覚。

本作は、そのウェブ上で販売されている、1973年のヨーロッパツアーの音源。
「Goats Head Soup」販売直後、かつては多数のブートレグが出回っていた、ライブバンドとして脂がのりまくっている時期のもので、もう、セットリストは鼻血そのもの。

うまくいっていれば来日していた時期でもあり、返す返すも、日本の入管は無粋な判断をしたものであります。

内容は素晴らしいの一言で、これが10ドル以下で買えるとは、いい世の中になったものです。
代わりに、お金に余裕があるときには、明らかなボッタクリのボックスセットを買ってもいいかな、とすら思います。

http://www.stonesarchive.com/bootleg_years/1973/


【結論】
★5。
文句無しです。30年前なら、「カセットで5,000円」でも売れたかもしれません。

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genre : 音楽

This Is PIL/Public Image Limited


This Is Pil , from UK)This Is Pil , from UK)

Public Image Ltd

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【曲目】
1."This is PiL"
2."One Drop"
3."Deeper Water"
4."Terra Gate"
5."Human"
6."I Must be Dreaming"
7."It Said That"
8."The Room I Am in"
9."Lollipop Opera"
10."Fool"
11."Reggie Song"
12."Out of the Woods"



【レビュー】
PIL、何十年振りか、とにかく、超久々の新作です。

作品としては、悪く言えば中後期PILの延長。
まあ、逆に言うと、それくらいのポテンシャルは再現出来ているかな、と。

確かに初期PILのテンションは凄まじいものがあって、どうしてもそれと比較はしてしまうのですが、Keith も Jah もいない、そもそも John Lydon56歳という2012年でそれを望むのは酷なのでしょう。

「意外と声出ている」「意外とソリッドなつくり」とか斜め上から観察して楽しむのが適切な作品かもしれません。


【結論】
★2.5。
でもねー、やっぱり初期作品ほどは聴きませんね。さすがに。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Banga/Patti Smith


BangaBanga

Patti Smith

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【曲目】
1. Amerigo
2. April Fool
3. Fuji
4. This Is The Girl
5. Banga
6. Maria
7. Mosaic
8. Tarkovsky (The Second Stop Is Jupiter)
9. Nine
10. Seneca
11. Constantine's Dream
12. After The Gold Rush



【レビュー】
私の中では、Patti Smith というのは、とんでもなくカッコいいおばさんだったのです。
70年代パンクを遡って学習し、たどり着いたのがこの人。

ファーストである「Horses」1曲目の「Grolia」でヤラれましたが、その後も、「Ask The Angeles」「Because The Night 」など、名曲の数々。
中性的なルックスと、そぐわない激しいヴォーカル。
美しいレコード・ジャケット。

何と言うか、ぼーっとしてしまうほどの美しさで、これはこれで、別の機会にレビューしてみたいと思うのですが、それはさておき、2012年の本作。

本質的な、まっすぐで迎合しないスタイルはそんなに変わってはいないと思うのです。

なのですが、ここ数年のPatti Smith は、それが妙に息苦しいのですね。
一本筋を通して来た左翼と対峙しているような、逃げ場がない感がある。言い方を変えると、可愛げが無くなって来ている。

例えば3は震災にあった日本をテーマにした曲ですし、12は言わずと知れたNeil Young のカヴァー。
Patti らしいと言えばらしいのですが、重苦しさがどうしても前面に出てしまいます。

年をとって丸くならないのも考えものだな、と感じた次第であります。


【結論】
★2.5。
壮絶な人生を送って来たのでしょうがない面もあるのですが、もう少しリラックスするぐらいが、程よい温度になるかと思います。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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