WOW!/Bananarama


Wow (Reis)Wow

Bananarama

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【曲目】
1. I Can't Help It
2. I Heard A Rumour
3. Some Girls
4. Love In The First Degree
5. Once In A Lifetime
6. Strike It Rich
7. Bad For Me
8. Come Back With My Heart
9. Nathan Jones
10. I Want You Back


【レビュー】
私は1971年生まれでして、世代でくくるとすると、中途半端にバブルに乗り損ねた立ち位置にあります。
プラザ合意が行われた1985年には14歳、その後高校生のときにバブル絶頂期を迎え、「内定を5つ取った、10個取った」といった、上級生の景気のいい話を聞かされた大学入学時が1990年。

そんな、バブルの空気感だけは享受していた高校生の頃、爆発的に売れたのが本アルバムです。

少し知性をアピールしようとしていたBananarama が、きっぱりと享楽路線に走った本作、時代の空気とも相乗効果で、毎日のように町中でかかっていた記憶があります。

私自身も高校生の分際で合コンに行くこともあったのですが、踊る場所がある会場だと、夜10時頃に必ずこのアルバム収録曲が流れ、男女ともども腰を振る、という、まさにBananarama と一緒に知性を捨てた光景が見られたものです。

今でも、仮にこのアルバムがかかったら、当時の光景がフラッシュバックする40代は数多くいるはず。

そんな思い出含みで、個人的には名盤。
一般的には、時代の徒花なのでしょうが、忘れられない1枚であります。


【結論】
★4.5。
おっさん、おばはん、勇気を出してもう一度聞いてみましょう。
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genre : 音楽

Sid Sings/Sid Vicious


Sid SingsSid Sings

Sex Pistols

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【曲目】
1. Born To Lose
2. I Wanna Be Your Dog
3. Take A Chance On Me
4. Stepping Stone
5. My Way
6. Belsen
7. Something Else
8. Chatterbox (Live)
9. Search And Destroy
10. Chinese Rocks
11. I Killed The Cat (Live)


【レビュー】
前回の流れで、Sid Vicious 唯一のアルバムです。
てっきり生前に発売されたものと思い込んでいたのですが、調べたところ、死亡した1979年の年末に発売された、とのことでした。

で・・・。

21世紀の今において、この人の扱いはというと、完全に「過去の人」になっております。
確かに音楽的才能はかなり疑問視されますし、ヘロインのオーバードーズというのも、いささか旧時代的な死に方、という感じが否めません。

本作は、そのとどめのような出来上がりで、まずは録音状態が論外に悪い。
しかも、ヘロインの影響か、明らかに歌えておらず、これを正規盤として出すのは、いくら当時はニーズがあったとはいえ、さすがに可哀想と思います。

思うに、この人は、パンク云々というよりは、歌手としてはそこそこ才能があったと思うのです。
Pete Doherty と同じく、声の透明感は天性のもので、非常に魅力的です。
バックを固めてあげれば、それなりの作品を出せたのではないか、と非常に残念になります。

その意味で、この人自体はもう少し評価してあげてもいいのではないかな、と個人的には思います。


【結論】
★0.5。
あまりにもったいない作品です。
ナンシーと別れさせ、ヘロインを抜けば、遥かにいい作品が出来たはずであります。

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genre : 音楽

The Great Rock'n' Roll Swindle/Sex Pistols


Great Rock 'n' Roll SwindleGreat Rock 'n' Roll Swindle

Sex Pistols

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【曲目】
1. "God Save the Queen"
2. "Johnny B Goode"
3. "Roadrunner"
4. "Black Arabs"
5. "Anarchy in the UK"
6. "Substitute"
7. "Don't Give Me No Lip, Child"
8. "(I'm Not Your) Steppin' Stone"
9. "L'Anarchie Pour Le UK"
10. "Belsen Was a Gas"
11. "Belsen Vos a Gassa"
12. "Silly Thing"
13. "My Way"
14. "I Wanna Be Me"
15. "Something Else"
16. "Rock Around the Clock"
17. "Lonely Boy"
18. "No One Is Innocent"
19. "C'mon Everybody"
20. "EMI"
21. "The Great Rock 'n' Roll Swindle"
22. "Friggin' in the Riggin'"
23. "You Need Hands"
24. "Who Killed Bambi?"


【レビュー】
嵐が出演するau のCMで、13「My Way」が使われています。

確かに見事に映像とマッチしており、うまい曲の使い方だと感心してしまいました。
「fuck」という、嵐にはそぐわないであろうフレーズの前で切っているのもお見事。
Sid のマインドが云々、とかいう揶揄はあたらないと思います。

で、その「My Way 」を含む本作。

映画自体は、Malcom の自己宣伝作品で、Sex Pistols を自分が作り上げたことを伝説化するだけのもの。
Jonny Rotten が強烈に批判していたのも、まあ、当たり前かな、という気がします。

ただ、ところどころに見所、聞き所があるのも確かでして。

先の13ももちろん、アウトテイクの5、名カバーの6等を聞くと、ギミックの側面が大きかったとしても、Pistols にはやはり得体の知れないパワーがあったのだろうな、と新たに認識します。

あくまでスピンアウト的位置づけではありますが、Pistols の一側面が分かるということで、映像、音源とも、一聴の価値はあるでしょう。



【結論】
★3。
ほとんど捨て値で手に入れられますので、是非。

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Pills'n Thrills & Bellyaches/Happy Mondays


Pills Thrills & BellyachesPills Thrills & Bellyaches

Happy Mondays

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【曲目】

1. Kinky Afro
2. God's Cop
3. Donovan
4. Grandbag's Funeral
5. Loose Fit
6. Dennis And Lois
7. Bob's Yer Uncle
8. Step On
9. Holiday
10. Harmony


【レビュー】
Black Grape の前身、Happy Mondays。
レイヴ・シーンとも相俟って、マンチェスターが盛り上がっていた時期に出て来たバンドです。

まあ、あんまり音楽的引き出しが多いわけではないのですが、本作は、その引き出しを全開にしており、バリエーションも富んだ良作でしょう。
シングルにもなった1、5をはじめ、なかなかいい曲が揃っています。

加えて、素面ではないリズム、ダルいヴォーカル。
明らかに前科がある面構え。
何よりも、イギリスでサッカー場に行くのは止めよう、と決断させるだけの不良的雰囲気と、相反するかのようなShoan の可愛らしさ。

これらの要素ゆえ、時代の徒花的なキャラのような捉え方をされることが非常に多いわけです。
そのため、 Black Grape ほどではないにしても、今となってはあまり顧みられないバンドとなってしまっているのですが、逆に、こういった雰囲気込みで味わっていただきたいバンドであり、作品であります。


【結論】
★4。
90年代を語るには必須でしょう。
再結成があまり盛り上がらなかった悲しさも、このバンドにはお似合いかもしれません。

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It's Great When You're Straight...Yeah


It's Great When You're Straight...YeahIt's Great When You're Straight...Yeah

Black Grape

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【曲目】
1. Reverend Black Grape
2. In The Name Of The Father
3. Tramazi Parti
4. Kelly's Heroes
5. Yeah Yeah Brother
6. A Big Day In The North
7. Shake Well Before Opening
8. Submarine
9. Shake Your Money
10. Little Bob



【レビュー】
Happy Mondays 解散後、Shaun と Bez が組んだ新バンドのデビュー・アルバムです。

世にドラッギーなグループは多けれど、この2人の露骨さは間違いなく歴代ベスト3に入るのでは、というほどで、発売当時の印象としては、歩くエクスタシー。

しかも、ラヴとかピースとか声高には言わず、元フーリガンの前科者という履歴もあいまって、「単に怖いジャンキー」という、逆の意味でハイクオリティーな方々でした。

本作は、Happy Mondays の頃よりは多少素面になった感はありますが、とはいえ、全編にあふれる享楽主義が素晴らしいです。
これはシングルにはなっていませんが、9なんかは、全てを放り出してクラブでバキバキになりそうな、まさに煽動のためのような曲。

こんなのは長続きするわけがなく、ほどなくポシャるのですが、一瞬の輝きが素晴らしい作品であります。


【結論】
★4.5。
今やあまり顧みられない作品ですが、90年代を代表する作品の一つだと思います。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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