長い間~キロロの森~/Kiroro


長い間~Kiroroの森~長い間~Kiroroの森~

Kiroro

商品詳細を見る



【曲目】
1. 長い間
2. すてきだね
3. 未来へ
4. 恋に恋して
5. 逃がさないで
6. いつから
7. 3人の写真
8. ラン ラン ラン
9. 白い靴下
10. 僕らはヒーロー


【レビュー】
先週、沖縄に旅行に行っておりました。

東京モノは、過度に沖縄を神聖視する傾向があり、それはそれでいかがなものかと思うのですが、何かと惹き付けられてしまうのも確かであり、それは音楽もしかり。

で、Kiroro であります。

本作は1998年のデビューアルバムで、1や3がシングルでヒットしました。

三線を使っているわけでもないのですが、不思議と、常に沖縄の海が透けて見える作品です。

シングル以外にも名曲満載で、特に、ラストの10などは、ひたすら美しい10代の情景を呼び起こしてくれます。
自分の10代が全く美しくなく、狭い自室で自慰ばっかりしていた事実なんて忘れさせてくれる、超名曲といっていいでしょう。

私は、このデビュー当時から、「ハンパない透明感。もう少し可愛くなれば日本の Carpenters になれる」と力説しており、しかし誰にも賛同されませんでした。
そのうちにメンバー2人とも半分以上家庭に入ってしまったのですが、本作をあらためて聴き、それは間違いではないと確信しております。

Carpenters の場合、どうしても、カレンの人生とか重苦しいバックグラウンドを想起してしまうのですが、Kiroro の場合はそういったこともなく、安心して浸れる、というのが大きな違いでしょうか。

何となく結婚式専属みたいに誤解されやすく、避けられてしまうグループであるのは分かるのですが、必聴盤であります。


【結論】
★5。
子どもが大きくなったら、是非復活して欲しいと切望しております。
このファーストの後は、若干失速してしまうのですが、再び、30代、40代のKiroro に出会いたいものです。
スポンサーサイト

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Goblin/Tyler The Creator


GoblinGoblin

Tyler the Creator

商品詳細を見る



【曲目】
1. "Goblin"
2. "Yonkers"
3. "Radicals"
4. "She" (featuring Frank Ocean)
5. "Transylvania"
6. "Nightmare"
7. "Tron Cat"
8. "Her"
9. "Sandwitches" (featuring Hodgy Beats)
10. "Fish / Boppin' Bitch"
11. "Analog" (featuring Hodgy Beats)
12. "Bitch Suck Dick" (featuring Jasper Dolphin & Taco)
13. "Window" (featuring Domo Genesis, Frank Ocean, Hodgy Beats & Mike G)
14. "Au79" (instrumental)
15. "Golden"


【レビュー】
Hiphop というジャンルは、もう旬は過ぎており、安定しきった一ジャンルだな、と思うことも結構多いのですが、時としてこういった得体の知れないアーチストが出てくるあたり、やはり、一筋縄ではいかない、と思い直してしまいます。

死ぬほど不安をかきたてる、オープニング・トラックとしては異様に長い1で掴まれる。
続いて、二度と見たくないPVが話題となった2。
ドープな声質とおどろおどろしいバックトラックから、最後まで途切れないえも言われぬ恐怖感。

第三者的視点を用いていることから、よくEminem と比較されていますが、むしろ、猟奇的な表現を用いながら、とことん内省的なリリックこそ、Eminem からの流れを感じさせられます。
そして、その衝撃度は、Eminem に勝るとも劣らないと言えると思いますし、個人的にも大ツボであります。

リリックがかなり重要なアーチストなので、対訳付の日本盤で聴くべき作品でしょう。


【結論】
★5。
間違いなく、本年度ベスト5に入ります。
どんな笑顔でも目が全く笑っていない面構えもグッドであります。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

わたしを断罪せよ/岡林信康


わたしを断罪せよ わたしを断罪せよ (紙ジャケット仕様)

岡林信康

商品詳細を見る



【曲目】
1. 今日をこえて
2. ランブリング・ボーイ
3. モズが枯木で
4. お父帰れや
5. 山谷ブルース
6. カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド
7. 手紙
8. 戦争の親玉
9. それで自由になったのかい
10. 友よ


【レビュー】
何となくitunes でポチしました。

学生運動とともにフォークが世を席巻していたという1969年作品。
発売当初から現在に至るまで、地味ながらも評価の高い作品です。

まあ、確かに有名な5や、Bob Dylan のカバーである8など、聴くべきところはあるような気がするのですが。

しかし、なぜか聴いていて退屈なのですね。
後追い世代で、当時の世情が体感できていなのが一番大きい原因とは思うのですが、テーマが古びているように感じてしまうのです。
微妙に、当時の原理的な左翼色を感じてしまう、ということなのでしょうか。

個人的には、声質がどうしても好きではない、というのもあるかもしれません。


【結論】
★2.5。
個人的にはヒットしませんでしたが、名盤と呼ばれること自体は分からんでもないです。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

勝訴ストリップ/椎名林檎


勝訴ストリップ勝訴ストリップ

椎名林檎

商品詳細を見る



【曲目】
1. 虚言症
2. 浴室
3. 弁解ドビュッシー
4. ギブス
5. 闇に降る雨
6. アイデンティティ
7. 罪と罰
8. ストイシズム
9. 月に負け犬
10. サカナ
11. 病床パブリック
12. 本能
13. 依存症


【レビュー】
前作で触れた、狂っていた時期の椎名林檎のアルバム。
一枚あげるとしたら、やはりこれになるでしょうか。

まだCDが売れに売れていた時代で、宇多田ヒカルの新作と同日発売となり、HMVやタワーで両作品を買うために行列が出来ていたという、今では信じられない現象を引き起こした作品です。

シングルになった4や12が有名ですが、ヴォーカルが鬼気迫る5、やたら不安をかきたてる6等、名曲ぞろい。

しかし、一昔前なら、間違いなくインディーズでしか出せない質の作品で、これがメジャーで売れに売れたのは、今考えても不思議でしょうがありません。
個人的には、12のPVの看護婦のコスプレが、Mの方々のストライクゾーンだった、という実も蓋もない理由のではないかと推測しております。


ともあれ、今聴いても斬新なヴォーカル、そして以外にも緻密な曲順など、必聴であります。
こんな椎名林檎にもう一度会いたい、と、思い出すだけでも懐古趣味がぶり返す作品です。


【結論】
★5。
今では叩き売りになっておりますので、これまたおかしなパッケージで是非。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
GOOD BLOGS
QRコード
QRコード