コブラの悩み/RCサクセション

コブラの悩みコブラの悩み

RCサクセション

商品詳細を見る



【曲目】
1. アイ・シャル・ビー・リリースト
2. 言論の自由
3. コール・ミー
4. ヘルプ!
5. 明日なき世界
6. からすの赤ちゃん
7. 軽薄なジャーナリスト
8. 心配させないで
9. パラダイス
10. 僕は電気
11. あきれて物も言えない
12. 君はLOVE ME TENDERを聴いたか?(スペシャル・ショート・ヴァージョン)


【レビュー】
清志郎シリーズも、今回で一区切りつけようと思います。


トリは本作、「Covers」の後にリリースされたライブ盤です。

端的に言って、演奏も構成も非常に荒いし、音質もあまりよくありません。
ブートレグというか、隠し録りに近い雰囲気でしょうか。

なので、一般的にあまり評価も高くなく、「Covers」騒動の後どさくさに出たような言い方をされることも多い作品です。

しかし、これは、かなりの名作であり、必聴であります。

いわゆるヒット曲はほとんどないのですが(1から、いきなり未発表曲)、勢いがとんでもない。

冒頭のSEは猥雑な雰囲気で、そこから、「Covers」のアウトテイクの1に入ります。
これが、同作のどれよりもラジカルな歌詞で、いきなり驚かされます。
そこから、超初期の2に流れていくのですが、これまたパンクな曲で、清志郎怒り爆発といった感じであります。

その後も、7、11といった攻撃的な曲が配置され、一気に聴かせてくれます。

最後は、1分未満で意味不明の12。
ライブの現場にいなかったので詳細は分からないのですが、発表できない歌詞だったのでは、と、想像力をかきたてられたところで終わるという、寸止め感。

この疾走感は、追悼にもふさわしい、と個人的には思っております。


【結論】
★5です。
私自身、清志郎関連の中で最も良く聴くアルバムの一つであります。
スポンサーサイト

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

KING/忌野清志郎

KINGKING

忌野清志郎

商品詳細を見る



【曲目】
1. Baby何もかも
2. WANTED
3. 玩具 (オモチャ)
4. HB・2B・2H
5. 雑踏
6. 虹と共に消えた恋
7. ウィルス
8. モグラ・マン
9. 奇妙な世界
10. 胸が張り裂けそう
11. 約束


【レビュー】
清志郎ソロ、2003年作品です。

Ruffy TuffyやLove Jetsといった試行錯誤(と、個人的には思っています。)のユニットを経て発売された、渾身の力作と言っていいでしょう。

冒頭、1の切ないメロディーと声に思わず引き込まれます。

全体的にゆったりとしたペースの曲が多く、特筆すべきキャッチーな曲はないのですが、ブルースのようなシブさがカッコよく、「いい雰囲気の方向性で復活をしたな。」としみじみ思いました。
自転車乗ってる場合じゃないでしょ、という感じです。

4は、ちょっと意味不明で不要かな、と思いますが・・。


しかし、ガンを発表したのが2006年であり、もしかしたら、この時点で既に体は蝕まれていたのかもしれません。
そう考えると、何ともズンとくるものがあります。



【結論】
★4です。
後期清志郎ソロの代表作であります。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Razor Sharp/忌野清志郎

レザー・シャープレザー・シャープ

忌野清志郎

商品詳細を見る



【曲目】
1. WATTATA(河を渡った)
2. 90 DAYS-免停90日
3. AROUND THE CORNER/曲がり角のところで
4. ワザトFEEL SO SAD(CANADA SEVEN)
5. MELODY MAKER/メロディーメーカー
6. RAZOR SHARP・キレル奴
7. SEMETE(GOING ON THE ROAD)
8. CHILDREN’S FACE
9. あそび
10. IDEA/アイディア
11. BOO-BOO-BOO


【レビュー】
清志郎、記念すべき初のファーストアルバムです。

記念すべき、と書いておいて何なのですが、私自身は、あまり好きなアルバムではありません。

メロディーは凡庸、お得意の言葉遊びもいまいちキレがない。
シングルカットされた3も、何となく小手先で作った小品、との感想しか持っていません。

多分、この中に、2,3曲でも攻撃的な(歌詞でも、メロディーでも、リフでもいいのですが。)曲が入っていれば、だいぶ印象は変わったと思います。

純粋な面と、異常なまでの攻撃的な面がなぜか調和してしまう、というところが、この人の魅力だと思うのですが、本アルバムは前者に偏ってしまった、という感じがします。

もしかしたら、本アルバム発売からほどなくしてRCは活動を休止してしまい、ついにそのままになってしまったという経緯から、知らず知らず、そういった恨みを持ってしまっているのかもしれませんが。


【結論】
★2.5です。
ファーストですので、ファンなら一応聴いておくべき、といったところでしょうか。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Covers/RCサクセション

COVERSCOVERS

RCサクセション

商品詳細を見る



【曲目】
1. 明日なき世界
2. 風に吹かれて
3. バラバラ
4. シークレット・エージェント・マン
5. ラヴ・ミー・テンダー
6. 黒くぬれ!
7. サマータイム・ブルース
8. マネー
9. サン・トワ・マミー
10. 悪い星の下に
11. イマジン


【レビュー】
前回に引き続いてRCサクセション作品。
今回は、発禁騒動を引き起こした 「Covers」 です。

発禁の概要はさておくとして(→Wikipedia)、正直、発禁にするほどの過激なものではないかと思います。
これは、今見ると、ということではなく、発売当時でも、「なぜ発禁?」と首をかしげる人が多かったと記憶しています。

また、「RCほどの大物バンドの作品を発禁にすれば、当然逆に話題性が増す。」ということすら予測できていなかった可能性があり、そんな東芝EMIのビジネスセンスにも疑いを禁じえません。


と、内容よりも発売経緯が語られることが多い本作品なのですが、その内容は、あまり完成度が高くないな、というのが感想です。

訳詞(というか替え歌)があまり鋭くなく、ライミングというか韻踏みもピンと来ないものが多いため、ゆえに、全体的に散漫な印象です。


私的には、高井麻巳子がヴォーカルでゲスト参加していたため(2など。)、「キヨシロー、まさか喰ったんじゃないだろうな。」とドキドキしていたことの印象が強いアルバムであります。
坂本冬美と組んだときは、そんなこと考えもしなかったのですが。


【結論】
★3です。
曰くつきの作品ですので、一度は聴いてみていいかと思う、といった感じです。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

The Tears Of a Clown/RCサクセション

the TEARS OF a CLOWNthe TEARS OF a CLOWN

RCサクセション

商品詳細を見る



【曲目】
1. IN THE MIDNIGHT HOUR
2. Sweet Soul Music
3. 君が僕を知ってる
4. ラプソディー
5. よそ者
6. 君はそのうち死ぬだろう
7. 打破
8. スローバラード
9. SKY PILOT/スカイ・パイロット
10. トランジスタ・ラジオ
11. ドカドカうるさいR&Rバンド
12. LONELY NIGHT(NEVER NEVER)
13. ヒッピーに捧ぐ
14. 自由
15. 雨あがりの夜空に


【レビュー】
ご承知のとおり、5月2日に忌野清志郎氏が逝去されました。
なので、ゆるゆると続けてきた名盤検証をいったんストップして、少し、忌野氏関連作品をレビューしてみます。

まずは、RCサクセションから。

RCには名盤が多いのですが、入門編で1枚、となったら、本作品になるかと思います。
1986年の日比谷野音のライブを収めた作品です。

RCはライブの定評が高かったバンドですから、ライブ盤から入るのがベター。
当時、既にRCは「パワーが衰えた」と言われたりもしていましたが、いやはや、まだまだ凄まじい迫力であります。

また、とりあえずの代表曲として知られる8、10、15などが入っており、グループの概要を知るのにも適しています。


とはいえ、ヒット曲を並べたベタな内容というわけでもありません。
例えば、これも初期の名曲として知られる13は、ちと湿っぽいオリジナルより迫力が増していて素晴らしいです。

また、6も相当な聴きものです。
このライブで初めて歌われた曲らしいのですが、そのときの客がドン引きしたのエピソードがあります。
確かに、異常にインパクトのある歌詞で、シーンとなっただろうな、ということは想像にかたくありません。
私は、個人的には、自分の葬式のときに流してほしい、と思っております。


最後に、今更なのですが、備忘も兼ねて、TimersでのFM東京事件を貼っておきます(→You Tube)。


【結論】
文句無し、★5です。
7月に紙ジャケで再販されるようですので、是非。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

The Dark Side Of The Moon/Pink Floyd

The Dark Side of the MoonThe Dark Side of the Moon

Pink Floyd

商品詳細を見る



【曲目】
1. Speak to Me/Breathe
2. On the Run
3. Time
4. Great Gig in the Sky
5. Money
6. Us and Them
7. Any Colour You Like
8. Brain Damage
9. Eclipse


【レビュー】
Pink Floyd 、というよりも、プログレの一番有名な作品の一つであり、名盤として必ずといっていいほど取り上げられます。
10年以上 Billboard にTop200にチャートインし続けたらしく(正確な期間は曖昧です・・・。)、超ロングセラーとしても名を残している作品です。


しかし、その中身なのですが、どうにもこうにもピンと来ない、というのが感想です。

レコード時代の作品であるため、実際はそうでもないのですが、単調なインストルメンタルが長時間続くという印象が強く、退屈してしまいます。

また、これはプログレというジャンルだからしょうがないのでしょうが、滅入る傾向の音が大半を占め、途中で投げ出したくなります。

私は、「天下の芸術作品の評価を一度や二度で決めてはいけない。」と考え、何度も通して聴いたのですが、結局、よく分からん、と投げ出してしまいました。

名盤の誉れ高い作品で、確かに高尚な感じはするのですが、私と同じような感想を抱いた方は結構いるのでは・・・と思います。


救いは、5の存在でしょうか。
変拍子のイントロは相当カッコよく、70年代を代表する名曲だと思います。


【結論】
★2.5です。
これは趣向の問題で、要は私の耳に馴染まなかった、ということだと思います。
これだけ高評価である以上、中古で見つけたら、購入し、一度は聴いてみるべきかと思います。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
GOOD BLOGS
QRコード
QRコード