Meat Is Murder/The Smiths




【曲目】
1. "The Headmaster Ritual" 4:52
2. "Rusholme Ruffians" 4:20
3. "I Want the One I Can't Have" 3:14
4. "What She Said" 2:42
5. "That Joke Isn't Funny Anymore" 4:59
6. "Nowhere Fast" 2:37
7. "Well I Wonder" 4:00
8. "Barbarism Begins at Home" 6:57
9. "Meat Is Murder" 6:06


【レビュー】
前回の流れで、言わずと知れた、Smiths の代表作の一つをレビューします。
9月28日のMorrissey ライブでも、アンコールで4、この方のテーマ曲でもある9、の2つがピックされておりました。

名盤の誉れ高い本作ですが、今聴いても素晴らしいです。
9をはじめとするMorrissey の病的なリリック、Johnny Marr の神経質なギターはもちろんなのですが、今回あらためて聴き直して、リズム隊が非常にしっかりしているなと。
今回のライブで演奏された4ですが、正直、ライブ映えするという印象はなかったのですが、下手したら踊れるくらいにリズムが強靭な曲だった、という発見もありました。

で、アルバムタイトルでもある9。
先のライブでも、メインテーマ的に長尺を取られており、挙げ句がこれです。
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発売当時から、なんぼ何でもメンドくさい曲だな、と思っていたのですが、30年後に、屠殺の映像をバックに長々と聴かされ、最後にこれを流されたので、もう勘弁して欲しいなと。

しかし、この方には、「これがまたMorrissey」と思わせるだけのコクがあります。
他方で、長年のリスナーも、「それはそれ、これはこれ」と聴き流して、帰りには肉を喰うというタフさを備えております。

そこはMorrissey も多分分かっていて、もうほとんどプロレス的なのですが、ともあれ、丸くならず、我々に刃物を突きつけて欲しい、と真に思っております。



【結論】
★5。
極端なメッセージの捉え方は人それぞれですが、とにかく聴き手に何かしらを突きつけてくるのは確かで、それは今でも全く色あせておりません。
必聴であります。
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Back To The Future/Original Soundtrack


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【曲目】

1. The Power Of Love
2. Time Bomb Town
3. Back To The Future
4. Heaven Is One Step Away
5. Back In Time
6. Back To The Future Overture
7. The Wallflower (Dance With Me Henry)
8. Night Train
9. Earth Angel (Will You Be Mine)
10. Johnny B. Goode



【レビュー】
私事ながら、夏休みに、初めて、大阪のUSJに行って参りました。

アトラクションの中には、「Back To The Future 」もあったのですが、かなり乗り物酔いを触発するとの事前情報が。ジェットコースターや船に滅法弱いため、泣く泣く回避。
が、敷地内では、結構な頻度で本作の3が流れており、久々に本作を聴き直してみた次第です。

良くも悪くもモロに80年代サントラ、です。

実力派バンドを中心に据えつつ、従前のインスト曲を混ぜる、という、中途半端といえば中途半端ですが、古き良きサントラの空気も残しており、私は結構好きです。
ラストの10も、映画との関連性が強く、ご愛嬌。

その後、サントラは、Beverlyhills Cop あたりから、ヒット曲の固まりになり、更には、製作者のセンスを競うプレイリストになったり致します。
その点は、次回、もう一作レビューしてみようと思います。


【結論】
★3。
とにかく、1、3、5に尽きます。
68年〜73年生まれくらいの男子と部屋のみする機会があったとき、これを流せば、雰囲気ぶちこわし、延々とデロリアンの話が繰り広げられること請け合いです。
というくらい、時代の徒花ではありますが、超強力ソングです。

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Good Evening Wonderful Fiend/The Willard


GOOD EVENING WONDERFUL FIEND(紙ジャケット仕様)(DVD付)GOOD EVENING WONDERFUL FIEND(紙ジャケット仕様)(DVD付)

The Willard

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【曲目】
1 JOLLY ROGERS
2 BORECIDE BOYS
3 GOOD EVENING WONDERFUL FIEND
4 NIGHTMARE
5 VANGUARD
6 TOO MUCH LOVE LIKE HELL
7 THE END
8 BORN IN THE FAR EAST END
9 LAY TO REST
10 BONDAGE DREAM
11 VAIN FOR YOU(Congratulation)
12 C'MON WHIPS


【レビュー】
前回、尾崎豊のライブ盤をレビューしていたら、フツフツと、80年代の記憶が蘇ってきまして。

ということで、今度はインディーズ作品のWillard のファーストであります。

1985年、宝島関連のキャプテン・レコードから発売。
インディーズとしては異例の売上。
新宿駅前ライブ。
U.K.エジソン。

私自身、「インディーズ」という存在のいかがわしさや、西新宿(U.K.エジソンはじめ、インディーズを取り扱う店舗が多数あった。)という未踏の地に通うことで気分が高揚しており、その流れで本作も購入しました。

当時、それなりに聞き込んではいましたが、何と言うか、中学生ながら、薄さはごまかせないな、という感想を持っておりました。
当時の言葉で言うところのファッションパンクっぽいというか、音がペラペラだし、かといって凄みがあるわけでもなく、宝島的臭いもハナにつく。
ヴォーカルのJUNも、良く見るとカッコ良くない・・・。

なもんで、本作を最後にWillard には興味を無くしたまま、という。
今聴き直すと、ペラペラなのはどうしようもないですが、そこにT.Rex的な色気を感じないわけでもなく、さほど悪い作品ではないな、と思い直しましたが、まあ、正直時代の徒花で、現在40歳前後の人以外は必要ないかと思われます。


【結論】
★3。
個人的には回数を聞いたので、少し点数高め。
ジャケがあまりにも有名なので、アナログを部屋に飾っていたりすると、その筋の人からは「ムム」と感心されるかもしれません。

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Nuclear Cowboy+O'dd On Liveitself+Punk Rock Monster/the原爆オナニーズ


Nuclear Cowboy+O'dd On Liveitself+PUNK ROCK MONSTERNuclear Cowboy+O'dd On Liveitself+PUNK ROCK MONSTER

the 原爆オナニーズ

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【曲目】
ディスク:1
1. GO GO 枯葉作戦
2. ANOTHER COUNTRY’S (DEAD SOLDIERS)
3. FALLEN ANGELS
4. AUTO BRAIN
5. TEMPTATION
6. (WHAT HAVE WE GOT) FUCK ALL
7. DEAD BOY
8. UNDERDOG (ON THE FLOOR)
9. DO YOU REMEMBER ROCK’N’ROLL RADIO
10. NO NO BOY
11. ALL I WANT
12. 発狂目醒ましくるくる爆弾
13. TEENAGE WASTELAND
14. NUCLEAR COWBOY
ディスク:2
1. 発狂目醒ましくるくる爆弾 (O’dd On Live Itself)
2. NO NO BOY (O’dd On Live Itself)
3. LIFE IS A GAMBLE (O’dd On Live Itself)
4. WHAT HAVE WE GOT? FUCK ALL!! (O’dd On Live Itself)
5. NUCLEAR COWBOY (O’dd On Live Itself)
6. ANOTHER COUNTRY’S DEAD SOLDIERS (O’dd On Live Itself)
7. UNDERDOG ON THE FLOOR (O’dd On Live Itself)
8. TRAIN KEPT A ROLLIN’ (O’dd On Live Itself)
9. GO GO 枯葉作戦 (パンクロックモンスター) (初CD化)
10. NO NO BOY (パンクロックモンスター) (初CD化)
11. なんにもない (パンクロックモンスター) (初CD化)
12. MIND BREAKER (パンクロックモンスター) (初CD化)
13. GHOST DANCE (パンクロックモンスター) (初CD化)
14. ANOTHER TIME ANOTHER PLACE (パンクロックモンスター) (初CD化)
15. REAL WORLD (パンクロックモンスター) (初CD化)
16. DEAD OR ALIVE (パンクロックモンスター) (初CD化)
17. LIFE IS A GAMBLE (パンクロックモンスター) (初CD化)
18. 発狂目醒ましくるくる爆弾 (パンクロックモンスター) (初CD化)
19. 香り (パンクロックモンスター) (初CD化)
20. KICK OUT THE JAMS (パンクロックモンスター) (初CD化)
21. PSYCHO THERAPY (パンクロックモンスター) (初CD化)


【レビュー】
ここ数年、突如として80年代のインディーズバンドが再発されることがあります。
当然、大した宣伝もしておらず、音楽雑誌等も衰退した今となっては、事前にガッチリ情報を得ることはあまりありません。
アマゾンのおすすめに出てくるか、ふらっと立ち寄ったショップで見つけるかどうかにかかっており、本作は、ふらっと立ち寄ったディスクユニオンお茶の水店で見つけて、速攻購入した、という次第です。

2枚組で、ディスク1がファーストアルバムで、ディスク2がライブ盤2つという構成。

原オナのことはデビュー当時から知っていはいたのですが、反核の臭いが若干強いパブリシティだった記憶であり、故に、多少は聴くものの、若干敬遠しておりました。

今回改めて聞いてみて、まあ、確かにそういう雰囲気は感じないこともないですが、それほど強くはないのは発見。
むしろ、音としては軽快で、特に、ライブ盤は、ベース音が大きいせいもあって、非常に肉体的というか、ノリやすい好盤だと思います。
「発狂目醒まし」は特に名曲で、当時、イントロのベースの耳コピを試していたことを思い出します。
もう少し、当時からきちんと聴いておけば良かった。
今からでもライブを見たいとすら思います。

2012年の今、100回聴き直すことはないでしょうが、とてもいい企画モノだと思います。


【結論】
★3.5。
しかし、「原爆」で「オナニーズ」。
特にデビュー当初、友人や家族からバンド名を尋ねられたとき、素直に答えていたのか、気にかかるところです。

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Whitney Houston/Whitney Houston


Whitney HoustonWhitney Houston

Whitney Houston

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【曲目】
1. You Give Good Love
2. Thinking About You
3. Someone For Me
4. Saving All My Love For You
5. Nobody Loves Me Like You Do
6. How Will I Know
7. All At Once
8. Take Good Care Of My Heart
9. Greatest Love Of All
10. Hold Me


【レビュー】
前回のレビュー、Dionne Warwick の姪っ子、Whitney Houston のファーストです。

発売当時をリアルタイムで経験しているのですが、爆発的に売れてかかりまくっていたのと、あまりのキャッチーさに、絶大な支持を受けていたのを覚えています。

もちろん、私も本作は聴いていて、今でも耳に残っているくらいなのですが、拭いきれない太陽のイメージ(日本版のジャケットの影響もあるかもしれません。)と、サラブレッドぶりに、どうしても入り込めなかったことも記憶しています。

しかし、その後は Bobby Brown との悲惨な結婚生活、ドラッグ、セックス中毒など、絵に描いたようなスキャンダルまみれ。

音楽の聴き方として正しくないような気もしますが、本作発表後にそんな辛酸を経ることになる、という経緯を踏まえてあらためて聴くと、また、違った感傷を覚えます。
このあと色々あるんだよなあ、と思って聴くと、実に包容力を感じるというか、ゴスペル的安らぎを感じてしまいます。

まあ、そんな捻くれた聴き方をせずとも、80年代を代表する作品であることに間違いはなく、一度は聴くべき作品でしょう。


【結論】
★3.5。
近年復活しましたが、声の極度の衰えが指摘されています。
それならそれで、ブルース方面へ食指をのばしてみて欲しい、と個人的には思っております。

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We Are The World/Various Artists

We Are The World: U.S.A For AfricaWe Are The World: U.S.A For Africa

Various Artists

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【曲目】
1. We Are the World
2. If Only for the Moment, Girl
3. Just a Little Closer
4. Trapped
5. Tears Are Not Enough
6. 4 the Tears in Your Eyes
7. Good for Nothing
8. Total Control
9. Little More Love
10. Trouble in Paradise


【レビュー】
清志郎が死んで、時代の変わり目を感じていた矢先に、次は Michael Jackson が死んでしまいました。

熱烈なファンというわけではなく、生前も妖怪じみた人だったので、特に意外ということはなかったのですが、自分が洋楽を聴き始めた頃に大スターだったので、これもまた、個人的には、時の流れを大きく感じさせる出来事でありました。


というわけで、Michael が中核の1人となって催されたチャリティー・アルバムである本作を取り上げてみます。

とりあえず、超有名作。
あまり音楽を聴かない人でも、タイトルやジャケットには覚えがあるかと思います。

しかしながら、メジャーどころが集まった、という以外、特筆すべきもののない凡作だと思います。
聴きどころと言えば、1の他にはPrince のアルバム未収録曲であった6くらいでしょうか。
時間勝負の突貫工事だっただろうとはいえ、ちょっと内容のクオリティが低いな、というのが当時も今も変わらぬ印象です。

さらに言うと、チャリティー・アルバムという胡散臭さ、「U.S.A. For Africa」という上から目線のグループ名等、当時としても相当違和感を感じさせる周辺事情も、内容の評価がいまいちである大きな要因と思います。


ただ、歴史的映像として、1のPVだけは押さえておいた方がいいかと思います(→ You Tube)。


【結論】
★1.5です。
ちなみに、1の中の Cyndi Lauper のパートは、「オナラちゃん、いんちきオメコ」だそうです(確か、by 笑福亭鶴光氏。)。

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Around The World In A Day/Prine And The Revolution

Around the World in a DayAround the World in a Day

Prince & the Revolution

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【曲目】
1. Around the World in a Day
2. Paisley Park
3. Condition of the Heart
4. Raspberry Beret
5. Tamborine
6. America
7. Pop Life
8. Ladder
9. Temptation

【レビュー】
Princeが最もノッていた時期のアルバムの1枚です。

発売当時はサイケデリックだとか言われておりましたが、さしてサイケデリックやドラッグ的な要素はなく、前作の「Purple Rain」に比べて若干小難しい雰囲気、という程度かと思います。
そんなラベリングはともかく、単純に、メロディーメーカーとしての才能が爆発したアルバムだと思います。全曲メロディーが素晴らしく、全体の時間も短く、タイトにまとまっています。

また、本アルバムは小ネタが多く、
・前作の「Purple Rain」とほぼ同時期に製作されたらしい。
・アルバムジャケットの絵は、各曲のイメージの集合である(例えば、ジャケ写左端の梯子は、8です。裏面も含めたジャケ写はこちら。)。
・6の12inchは、1曲で20分以上あった。しかも、中盤はひたすら同じフレーズの繰り返し。
などがあります。

個人的には、6の12inchの再発が望まれるのですが、余りにアホらしいためか、なかなか難しいようです。

4がヒットシングルです。また、目立たない曲ですが、5は、抑えたヴォーカルが終盤で爆発する構成で、名曲だと思います。


【結論】
Princeの才能爆発、★5です。80年代も不毛ではなかったわけです。

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genre : 音楽

Kick Off/おニャン子クラブ

KICK OFFKICK OFF

おニャン子クラブ

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【曲目】
1. いじわるねDarlin'
2. 真赤な自転車
3. シーッ!愛はお静かに…
4. セーラー服を脱がさないで
5. 夏のクリスマス
6. 愛の倫理社会
7. 早すぎる世代
8. FENを聴かせて
9. Like A Cherry Boy
10. 放課後に落ち込んだ少女

【レビュー】
自分は、めっきりアイドルの音楽を聴かなくなってしまいましたが、近時は、アイドル音楽を真っ正面から論じたものも多いようです(ライムスター宇多丸氏、掟ポルシェ氏など)。
盛衰はあるとはいえ、アイドル音楽というものは一定量存在するのですから、それ自体は、非常にいいことと個人的には思っております。

で、そんな流れの尻馬に乗って考えてみるに、自分が金を出して買った最初のアイドルのアルバムは多分これだったと記憶しております。
もちろん、これ以前にもアイドルは聴いていましたが、レコードを買うお金はなかったはずですので・・・。

聞くところによると、最近、例えばPerfumeのアルバムなどは捨て曲が少ないという評判もあるようです。。
しかし、翻ってこのアルバムですが、正直なところ、捨て曲(ファンが聴いてもつらい楽曲、恥ずかしい楽曲、という意味です。)だらけであります。悪い意味で歌はヘタですし、歌詞も変ですし、本当に突貫工事で作ったような感じがします。

とはいえ、我慢しつつも何回も聴いていましたし、夕ニャンもつらいながらも結構見ていたのは事実です。子どもなりに、清濁併せ呑む心意気でおニャン子に感情移入していたのではないかと思われます。
おそらく、同世代の方は似たような経験をお持ちなのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

4が取り上げられることが多いですが、それ以上に2が大名曲だと思います。


【結論】
ドンピシャの世代の男子にはマストというか、強制です。目を背けずに、もう一度聴きなおすべし。
しかし、その他の方々にとっては★1でしょうか・・。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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