Prince/Prince




【曲目】
1 I Wanna Be Your Lover
2 Why You Wanna Treat Me So Bad?
3 Sexy Dancer
4 When We're Dancing Close And Slow
5 With You
6 Bambi
7 Still Waiting
8 I Feel For You
9 It's Gonna Be Lonely



【レビュー】
1979年発売、セカンド、セルフ・タイトル。
名盤であることに疑いはなく、一般的な評価も高い作品でしょうか。

軽い、薄い、シンセが目立つ。
が、これら全部に「いい意味で」という冠詞がつく、という、ある意味信じがたいアルバムです。

それは、このお方の類稀なるメロディーメイカーとしての資質が爆発したからと思われます。
シングルの1はもとより、1を受けた2、3、Chaka Khan にカヴァーされた8、激情のバラード9と、隙が全くありません。

ファルセット声、ジャケット、そして「愛のペガサス」という邦題の小っ恥ずかしさを乗り越えれば、ほら、ヘビーローテーションの途はすぐそこ、といったアルバムです。


【結論】
★5。
ちなみに、裏ジャケも強烈であります。
何で全裸、と問うこと自体ナンセンスなプリンス節は、これから、大爆発していくことになります。
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genre : 音楽

Y/Pop Group


Y(最後の警告)Y(最後の警告)

ポップ・グループ

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【曲目】
1. She Is Beyond Good And Evil
2. Thief Of Fire
3. Snowgirl
4. Bloody Money
5. We Are Time
6. Savage Sea
7. Words Disobey Me
8. Don't Call Me Pain
9. The Boys From Brazil
10. Don't Sell Your Dreams
11. 3:38



【レビュー】
Pop Group の新作をレビューしたので、今回はデビュー作を。
そもそもこのバンドは何ぞや、というと、私自身もあまり分かっておらず、Wikipedia くらいしか情報がなく。
パンク・ニューウェーヴ系のバンドらしく活動期間も短かったですし。

まあ、ニューウェイヴの流れの中で出てきたバンドであり、「ダブ、ノイズ、アジテーション、不協和音」といったイメージで大体誤りはないかと思われます。

私も、パンクを掘っていた30年前、このバンドに行き着いたのですが、確かに何かスゲエなとは思いつつも、あんまりピンと来ませんでした。

Pop Group は、よく、PILと比較されたりします。

しかし、PILは、ユーモアというか雑さがにじみ出ているところがあるのですが、本作は良くも悪くも煮詰まっていて息苦しい。
今回、新作が出たので久々に聴き直してみましが、さすがに音が古くさいし、やっぱり、ちょっと楽しめないのですね。

緊張を強いる割に、後に残らない。2015年の今となっては、新作の方が耳に入るのではないでしょうか。

歴史上の1枚、という感じでした。


【結論】
★2.5。
まあ、一度は聴いておくべき、といった程度でしょうか。

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Sid Sings/Sid Vicious


Sid SingsSid Sings

Sex Pistols

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【曲目】
1. Born To Lose
2. I Wanna Be Your Dog
3. Take A Chance On Me
4. Stepping Stone
5. My Way
6. Belsen
7. Something Else
8. Chatterbox (Live)
9. Search And Destroy
10. Chinese Rocks
11. I Killed The Cat (Live)


【レビュー】
前回の流れで、Sid Vicious 唯一のアルバムです。
てっきり生前に発売されたものと思い込んでいたのですが、調べたところ、死亡した1979年の年末に発売された、とのことでした。

で・・・。

21世紀の今において、この人の扱いはというと、完全に「過去の人」になっております。
確かに音楽的才能はかなり疑問視されますし、ヘロインのオーバードーズというのも、いささか旧時代的な死に方、という感じが否めません。

本作は、そのとどめのような出来上がりで、まずは録音状態が論外に悪い。
しかも、ヘロインの影響か、明らかに歌えておらず、これを正規盤として出すのは、いくら当時はニーズがあったとはいえ、さすがに可哀想と思います。

思うに、この人は、パンク云々というよりは、歌手としてはそこそこ才能があったと思うのです。
Pete Doherty と同じく、声の透明感は天性のもので、非常に魅力的です。
バックを固めてあげれば、それなりの作品を出せたのではないか、と非常に残念になります。

その意味で、この人自体はもう少し評価してあげてもいいのではないかな、と個人的には思います。


【結論】
★0.5。
あまりにもったいない作品です。
ナンシーと別れさせ、ヘロインを抜けば、遥かにいい作品が出来たはずであります。

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genre : 音楽

The Great Rock'n' Roll Swindle/Sex Pistols


Great Rock 'n' Roll SwindleGreat Rock 'n' Roll Swindle

Sex Pistols

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【曲目】
1. "God Save the Queen"
2. "Johnny B Goode"
3. "Roadrunner"
4. "Black Arabs"
5. "Anarchy in the UK"
6. "Substitute"
7. "Don't Give Me No Lip, Child"
8. "(I'm Not Your) Steppin' Stone"
9. "L'Anarchie Pour Le UK"
10. "Belsen Was a Gas"
11. "Belsen Vos a Gassa"
12. "Silly Thing"
13. "My Way"
14. "I Wanna Be Me"
15. "Something Else"
16. "Rock Around the Clock"
17. "Lonely Boy"
18. "No One Is Innocent"
19. "C'mon Everybody"
20. "EMI"
21. "The Great Rock 'n' Roll Swindle"
22. "Friggin' in the Riggin'"
23. "You Need Hands"
24. "Who Killed Bambi?"


【レビュー】
嵐が出演するau のCMで、13「My Way」が使われています。

確かに見事に映像とマッチしており、うまい曲の使い方だと感心してしまいました。
「fuck」という、嵐にはそぐわないであろうフレーズの前で切っているのもお見事。
Sid のマインドが云々、とかいう揶揄はあたらないと思います。

で、その「My Way 」を含む本作。

映画自体は、Malcom の自己宣伝作品で、Sex Pistols を自分が作り上げたことを伝説化するだけのもの。
Jonny Rotten が強烈に批判していたのも、まあ、当たり前かな、という気がします。

ただ、ところどころに見所、聞き所があるのも確かでして。

先の13ももちろん、アウトテイクの5、名カバーの6等を聞くと、ギミックの側面が大きかったとしても、Pistols にはやはり得体の知れないパワーがあったのだろうな、と新たに認識します。

あくまでスピンアウト的位置づけではありますが、Pistols の一側面が分かるということで、映像、音源とも、一聴の価値はあるでしょう。



【結論】
★3。
ほとんど捨て値で手に入れられますので、是非。

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genre : 音楽

Second Edition/Public Image Limited

Second EditionSecond Edition

Public Image Limited

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【曲目】
1. Albatross
2. Memories
3. Swan lake
4. Poptones
5. Careering
6. Socialist
7. Graveyard
8. The Suit
9. Bad baby
10. No Birds
11. Chant
12. Radio


【レビュー】
Sex Pistolsを脱退したJohnny Rottenが、名前を本名のJohn Lydonに改めて結成したバンドです。
本アルバムは2枚目です。

私がこのアルバムを聴いたのは、確か1986年か1987年頃だったと思います。
80年代の阿呆でバブリーな煌きが絶頂に達していた頃で、わずか数年前にこんな暗いアルバムが出ていた、ということに軽くショックを受けた記憶があります。

ヴォーカルは必要最小限、KeithのギターとJahのベースが、ひたすら気を滅入らせる音を繰り返す。
ああ、こういう音楽もありなんだ、と。

翻って21世紀。
今改めて聴いたところで、若干衝撃度は落ちるのは否めません。

同様の方法論を取るグループもいっぱい出ましたし、John Lydonのパーソナリティーというか、その後の才能の枯渇というか、そういった面が見えてしまったのも原因でしょうか。
プログレが時を追うにつれ、衝撃度が減殺されていったのと似ているかもしれません。

とはいえ、当時のJohn Lydonのルックスは最高にカッコイイと思います。
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【結論】
今となっては★2.5でしょうか。

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genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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