Trainspotting/Original Soundtrack


TrainspottingTrainspotting

Original Film Soundtrack

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【曲目】
1. "Lust for Life" (Iggy Pop, David Bowie) Iggy Pop
2. "Deep Blue Day" (Brian Eno, Daniel Lanois, Roger Eno) Brian Eno
3. "Trainspotting" (Bobby Gillespie, Andrew Innes, Robert Young, Martin Duffy) Primal Scream
4. "Atomic" (Debbie Harry, Jimmy Destri) Sleeper
5. "Temptation" New Order
6. "Nightclubbing" Iggy Pop
7. "Sing" Blur
8. "Perfect Day" Lou Reed
9. "Mile End" Pulp
10. "For What You Dream Of" (Full-on Renaissance Mix) Bedrock (feat. KYO)
11. "2:1" Elastica
12. "A Final Hit" Leftfield
13. "Born Slippy .NUXX" Underworld
14. "Closet Romantic" Damon Albarn



【レビュー】
前回書いた、「サントラがプレイリスト化した」中で、恐らくは最も有名な作品です。

逃げ道が無さげな若者を描いた映画自体もなかなか面白かったですが、本作も、発売当時は売れに売れておりました。
象徴が1で、「ジャッジャッジャー」というリフが、レコード店はじめそこらで流されまくっており、「まさかIggy Pop がこんなにオーバーグラウンドになるとは」と感慨に耽ったものであります。

リストを見れば分かるとおり、モロにブリット・ポップ的イメージを体現した作品です。
特にセンスを感じるのが旧作のチョイスで、上記の1もそうですが、「ああ、Lou Reedでこれを選ぶか」という、8もイメージにぴったり。

とにかく、まだまだ音源がmp3化しておらず、CDなりMDなりを持ち歩かなくてはいけなかった時代で、この選曲は相当に重宝されました。

自宅やカーステで、モロ・ベタは困る、かといって自分の趣味に走ってサブカル色がついても困る、というときにとりあえず流しておけば通っぽくて、男女とも安心、というスーパーサブの役割を果たした、というのをご理解いただければ幸いであります。

なお私はと言えば、当時、全く好きでもなんでもなく、出来れば距離を置きたかった女子から本作を一緒に見に行こうと誘われ、恨まれても怖いな、と思って渋々見に行きました。
「映画、面白い。でも、思い出共有はちょっとイヤ。音楽、いい。でも、後で語り合うのはちょっと避けたい。」と、なかなか揺れ動く精神状態で、映画の間中全く落ち着かなかったのを記憶しております、ハイ。



【結論】
★4.5。
尼とかを見ると、手に入りにくくなっているんでしょうかね。
3は本作のための未発表曲ですし、この並びで聴いてこそ、という感じもするので、是非手に入れていただきたいものです。
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genre : 音楽

Odelay/Beck


OdelayOdelay

Beck

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【曲目】
1. Devils Haircut
2. Hotwax
3. Lord Only Knows
4. The New Pollution
5. Derelict
6. Novacane
7. Jack-Ass
8. Where It's At
9. Minus
10. Sissyneck
11. Readymade
12. High 5 (Rock The Catskills)
13. Ramshackle



【レビュー】
こちらが、ローファイ系Beck の代表作、1996年作品。

サンプリングだ何だかんだと評されることの多い作品で、確かに、そういったアイデア的な魅力も大きいかと思います。
が、それ以上に、なんと言うか、音楽のジャンルを超えて、ロックからクラシックまで飲み込んだような、それでいてBeck の色が失われていない、ミクスチャーの金字塔的作品ではないかと思います。
○○っぽい、と説明しにくいというか。

Paul McCartney なんかもそうなのですが、訳の分からない音の合体やハレーションを起こして、最終的にはその人の音楽と納得させてしまう、という。
1からして、音もごっちゃ、メロディーも捉えにくそうなのですが、非常にキャッチーで、耳には残る。

この頃、「ローファイ」という言葉は確かにはやったのですが、要は分かりにくいBeckを説明するための単語だったのだな、と心底思うわけであります。



【結論】
★4.5。
必聴であります。
この人の場合、童顔が、また、得体の知れなさを増幅させます。

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genre : 音楽

ココロに花を/エレファントカシマシ


the elephant kashimashi 25th anniversary great album deluxe edition series 2 『「ココロに花を」 deluxe edition』the elephant kashimashi 25th anniversary great album deluxe edition series 2 『「ココロに花を」 deluxe edition』

エレファントカシマシ

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【曲目】
ディスク:1
1. ドビッシャー男
2. 悲しみの果て
3. かけだす男
4. 孤独な旅人
5. おまえと突っ走る
6. 四月の風
7. 愛の日々
8. うれしけりゃとんでゆけよ
9. 流されてゆこう
10. Baby自転車
11. OH YEAH!(ココロに花を)
ディスク:2
1. 夢を見ようぜ
2. 孤独な旅人
3. 悲しみの果て
4. かけだす男
5. さよならばかり
6. BABY BABY
7. 流されてゆこう
8. 愛の日々
9. OH YEAH!(ココロに花を)
10. うれしけりゃとんでゆけよ
11. 四月の風
12. Baby自転車



【レビュー】
エレカシが、25周年だったり、9月に復活ライブを予定していたりと賑やかなのですが、その一環で、2枚組CDが3セット発売されました。
一瞬迷ったのですが、気がついたら山野楽器のレジにおりました・・・。

そのうちの1つが本作です。
オリジナルは1996年、エレカシのブレイク前夜。逆に言うと、まだ不遇時代の作品。

しかし、宮本氏がマイナーとメジャーを器用に使い分けている素晴らしい作品。
後に「明日に向かって走れ」で大ブレイクするわけですが、その先駆となった作品と言えるでしょう。
通例どおり強烈なオープニング、一転して切なげな2、大名曲の6を経て、ラストまで一気に駆け抜けます。

で、2枚目は当時のデモ音源。
えらく完成度が高くて、何じゃ、と思ったら、エピック・ソニーをクビになり、ポニー・キャニオンと契約直後、2日間で録音されたデモとのこと。

歌詞も適当なのが結構あって、それでもサマになっているのは流石です。

まあ、何度も聴く性質のモノではないですが、当時、宮本はエネルギーを溜めてたんだな、というのが非常に良く分かります。
コアなファンは必聴でしょう。


【結論】
★4.5。
いや、作品としては言う事無しなんですが、3,800円はやっぱ高い。
3,000円くらいにしてくれないと、と思います。買っちゃうんですが。
1年前もエレカシを集中的にレビューしてたのですが、あと2つ、今回再発されたモノをレビューしてみます。

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Imperial Drag/Imperial Drag


Imperial DragImperial Drag

Imperial Drag

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【曲目】
1. Zodiac Sign
2. Boy Or A Girl
3. Crosseyed
4. The Man In The Moon
5. 'Breakfast' By Tiger (Kiss It All Goodbye)
6. Playboy After Dark
7. Illuminate
8. Spyder
9. Overnight Sensation
10. The Salvation Army Band
11. Dandelion
12. Stare Into The Sun
13. Scaredy Cats & Egomaniacs
14.Down with the Man(uncredited bonus track)


【レビュー】
もう1枚。

Jellyfish 分解後、メンバーのRoger Joseph Manning Jr. が作ったグループがこのImperial Drag 。
本作1枚で、こちらもすぐ分解。
前回、「ポップグループの維持は難しい何ちゃら」という意味合いのレビューを書きましたが、単に、Roger が問題児なのかもしれません。

さておき本作ですが、素晴らしいの一言。
Roger は、知名度もいまいちで、私自身、キャリアを全然追えていないのですが、瞬間最高風速としては、Brian Wilson やPaul McCartney に匹敵するのでは、とすら思えるほど。

これも大してヒットしなかったシングル2をはじめ、もう、メロディーからアレンジから、煌びやかとしか言いようがありません。
で、Split Milk がある意味重々しかったのとは対象的で、こちらは軽やか。

好き嫌いはあると思いますが、両作品会わせて、是非聴いてみるべき作品です。


【結論】
★5。
個人的には、こちらの方が好みです。
音楽史に埋もれてしまう直前の作品なので、出来れば定価で買って、印税をあげて欲しいところです。

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Emancipation/Prince

EmancipationEmancipation

Prince

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【曲目】
Disc1
1. Jam of the Year
2. Right Back Here in My Arms
3. Somebody's Somebody
4. Get Yo Groove On
5. Courtin' Time
6. Betcha by Golly, Wow
7. We Gets Up
8. White Mansion
9. Damned If I Do
10. I Can't Make U Love Me
11. Mr. Happy
12. In This Bed I Scream

Disc2
1. Sex in the Summer
2. One Kiss at a Time
3. Soul Sanctuary
4. Emale
5. Curious Child
6. Dreamin' About U
7. Joint 2 Joint
8. Holy River
9. Let's Have a Baby
10. Saviour
11. Plan
12. Friend, Lover, Sister, Mother/Wife

Disc3
1. Slave
2. New World
3. Human Body
4. Face Down
5. La-La (Means I Love You)
6. Style
7. Sleep Around
8. Da, Da, Da
9. My Computer
10. One of Us
11. Love We Make
12. Emancipation


【レビュー】
やってしまったアルバム、4回目の本日はPrince殿下にしました。

このお方の作品もバラエティに富んでおり、時として凡人には理解できない作品をドロップアウトしてきます。

本作は、当時所属していたレーベル(Warner)とのトラブルがあり、これがようやく解消したところで、解放を記念して作られたアルバム、ということになります。
いわば、かなりの躁状態で作られたものと思われ、その浮かれ具合は随所に垣間見えます。

確かに、個々の曲はいいのもあります。
Disc1では1、Stylisticsのカバーである6、Disc2の1などは良品でしょう。

しかし、作風は、Princeの中ではポップよりの作品にかなり偏っており、正直なところ飽きてしまいます。個々の曲の出来は悪くないにしても、大して変化がないゆえ、凡庸に聞こえてしまうのでしょう。

また、いくら解放記念で浮かれていたといっても、3枚組はなんぼなんでも多すぎ。
通しで聴く気力がある者はそうはいません。
私自身も、部活の合宿に赴くような覚悟で聴いておりましたが、通しで聴いたのは、多分5回以下であります。

3枚とも60分きっかり、12曲ずつという整理具合も、ドン引きさせられます。

要は、企画倒れのアルバム、と言っていいでしょう。


【結論】
名曲はないわけではないので、一応は持っておきたく、★2。
ただ、1000円以上は出したくないといったところでしょうか。
1回ざっと聴いて、好きな曲をキープしておけばいいかと思います。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Imperial Drag/Imperial Drag

Imperial DragImperial Drag

Imperial Drag

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【曲目】
1. Zodiac Sign
2. Boy or a Girl
3. Crosseyed
4. Man in the Moon
5. Breakfast by Tiger (Kiss It All Goodbye)
6. Playboy After Dark
7. Illuminate
8. Spyder
9. Overnight Sensation
10. Salvation Army Band
11. Dandelion
12. Stare into the Sun
13. Scaredy Cats and Egomaniacs
14. Down with the Man [*]


【レビュー】
元Jerryfishの Roger Manning と Eric Dover がJerryfish解散後に作ったバンド、Imperial Drag の最初にして最後のアルバムです。

どうしてもJerryfishとの比較になってしまうのですが、Jerryfishがまさにポップおたく全開で作り込まれていたのに対し、本アルバムは、ギターを結構フィーチャーしていて、パワフルに、かつ良い意味でチープになっていると思います。

シングルカットされた2をはじめ、一言で言うと70~80年代のポップ・テイストであり、また、若干グラムというか、音のスカスカ具合がT.Rexっぽいイメージもあります。
かといって、そこはRogerであり、単に安っぽいわけではなく、煌びやかさもあるわけです。夜の都心のドライブなどにはよく合うのではないでしょうか。

なお、Rogerは、今はTV Eyes というバンドをやっております。
こちらは、JerryfishとImperial Dragの中間くらいの音なのですが、まだまだポップ職人として元気なようで、活動をウォッチしてみたいと思っています。


【結論】
隠れた名盤と思います。★4.5です。

theme : 本日のCD・レコード
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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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