Electric Warrior/T.rex




【曲目】
1. "Mambo Sun" 3:40
2. "Cosmic Dancer" 4:30
3. "Jeepster" 4:12
4. "Monolith" 3:49
5. "Lean Woman Blues" 3:02
6. "Get It On" 4:27
7. "Planet Queen" 3:13
8. "Girl" 2:32
9. "The Motivator" 4:00
10. "Life's a Gas" 2:24
11. "Rip Off"


【レビュー】
先日、ディスクユニオンでボックスセットを購入。3,000円を割っていて、なかなかのお買い得でありました。
Disc2の曲目などは、上記、Amazonのリンク先を参照にしていただくとして、今回は、グラム・ロックの最高峰と言われる本作を取り上げてみます。

T.Rexは、近年評価が著しく落ちている、というか忘れ去られている感があります。
私がロック系を聴き始めた80年代前半は、まだ、「ビートルズ→ツェッペリン→グラム→パンク」といった、極めて雑なロック歴史観が提示されており、グラムも一時代を築いた、というそれなりのリスペクトがありました。

それは、グラム=化粧、といった何とも軽い評価が原因の一つであり、現代において、男性が化粧をするというのは単なる好みですから、そこに意味を見出すことも難しくなった、ということなのだと思います。

でも、それはそれとして、T.Rex も、もう一度聴き直して欲しいのですね。
このペラペラのギター、囁くようなヴォーカル。
ライブだと、特にヴォーカルはほとんどささやき女将で、いささか脱力したりしますが、スタジオ盤なら問題なし。
中性的な色気がムンムンしております。

見た目と異なり音をそぎ落としきったようで、非常に、気持ちがいいし、逆に高揚する作品です。
このまま埋もれさせてはダメな作品の一つです。


【結論】
★5。
ボックスセットなら、Disc2も必聴で、ペラッペラ具合に拍車がかかっており、最高です。
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Rise & Fall of Ziggy Stardust/David Bowie





【曲目】
1. Five Years 4:44
2. Soul Love 3:34
3. Moonage Daydream 4:41
4. Starman 4:14
5. It Ain't Easy 2:58
6. Lady Stardust 3:21
7. Star 2:48
8. Hang On To Yourself 2:40
9. Ziggy Stardust 3:14
10. Suffragette City 3:26
11. Rock 'N' Roll Suicide 2:58



【レビュー】
Bowie の過去作も一つくらいは取り上げてみたいと思います。
「1枚あげるとしたら」といっても、人それぞれバラバラなのがこの人らしいですが、ここでは1972年の本作をあげてみたいと思います。

冷静に見ると、相当に異形な作品であります。

オープニングで、いきなり、人類には「あと5年しか」ない、と。
で、空では「スターマン」が待っていて、「レディ・スターダスト」と「ジギー・スターダスト」とかいう宇宙人っぽい奴らがいて、最後は「ロックンロールな自殺」。

ネイティブではない私には理解しきれないわけですが、何ともぶっ飛んでるし、幼稚な、というか妄想てんこ盛りな、どちらかと言うと「ムー」的な設定でもあります。

が、しかし、これが、一大コンセプト作品としてグッときてしまう不思議。
ボウイのキャラ設定がお見事なのもあるのでしょうが、やっぱり、声が異常に魅力的なのでしょうね。
1で昇天してしまいますし、あっというまにラストまで走らせてくれます。

トリック・スターといっては申し訳ないのかもしれませんが、こんな設定を堂々とカッコよく進める人は、もう現れないかもしれません。
あらためて合掌、であります。



【結論】
★5。
最後に、ボウイの中でも、私が一番好きな写真を。
私は、この人もLou Reed もビジネス・バイだったと思っているのですが(それを揶揄するつもりは全く無いです。)、何にせよ、最高のビジュアルであります。

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頭脳警察1/頭脳警察

1(ファースト)1(ファースト)

頭脳警察

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【曲目】
1. ~イントロダクション~世界革命戦争宣言
2. 赤軍兵士の詩
3. 銃をとれ(Part 1)
4. さようなら世界夫人よ
5. 暗闇の人生
6. 彼女は革命家
7. 戦争しか知らない子供たち
8. お前が望むなら
9. 言い訳なんか要らねえよ
10. 銃をとれ(Part 2)


【レビュー】
何となくCDジャーナルのサイトを見ていたら、「実録・連合赤軍」というDVDの予告編に辿り着きました。

ということで、その赤軍派とも関係があったとも言われている(2のタイトルから明らか?)、頭脳警察のファースト・アルバムです。

本作品は、発売直後に発禁になったため、一時はとんでもないプレミアがついていましたが、21世紀になり、無事に再発されたという経緯があります。


さて、頭脳警察が左翼的なバンドだったことは確かでしょう。もう、70年代の雰囲気プンプンです。

私自身は、学生運動を全く知らない年代ですので、良く分からない部分もあるのですが、相当睨まれた存在だったのは確かなようで、そういうスタンスには惹かれるものがあります。

ただ、本作品を、そういった反体制的なくくりにとどめてしまうのはちょっと違うのでは、とも思います。
例えば、6には革命なんてどうでもいい、なんて歌詞も出てきますし、7は脱力するような替え歌。10では、ふられた女に対する罵倒の言葉として「てめえのマンコに聞いてみな」です。

また、実はメロディーもオリジナルでありながらキャッチーで、一度聞いたら覚えられる明快なものです。


個人的には、PANTAという人は、要は悪戯好き、お調子者であり、それが興じて、時代的に主流だった過激派に乗った、ということなのでは、と思っています。

何にせよ、一聴の価値はあります。
Amazonでは3150円とのことで、もうちょっと安くして欲しいとは思いますが。


【結論】
★4です。
リアルタイムだった人にとっては、もっと高評価なのかもしれません。
今10代、20代の人がどういった感想を持つのか、興味があるところです。

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Exile On Main St./The Rolling Stones

Exile on Main St.Exile on Main St.

The Rolling Stones

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【曲目】
1. Rocks Off
2. Rip This Joint
3. Shake Your Hips
4. Casino Boogie
5. Tumbling Dice
6. Sweet Virginia
7. Torn And Frayed
8. Sweet Black Angel
9. Loving Cup
10. Happy
11. Turd On The Run
12. Ventilator Blues
13. I Just Want To See His Face
14. Let It Loose
15. All Down The Line
16. Stop Breaking Down
17. Shine A Light
18. Soul Survivor


【レビュー】
Stonesの1972年作品、ギターがMick Taylorになってから2枚目のアルバムです。

おそらく、Stonesの最高傑作とする人も多いでしょう。
Stonesは本ブログでは初レビューですが、1枚目としては適切なチョイスかと考えております。

Brian Jonesがいなくなったせいもあるのでしょうが、良い意味でブルース色が多少(全部ではない。)薄れ、見事にルーズなロック・アルバムとなっています(もちろん、ブルース色いっぱいの60年代の作品でも素晴らしいものはあるのですが、それはそれとして。)。

1のオープニングのギター・リフで痺れ、続く2はヴォーカルもサックスもタイトルも最高、10はキースの代表曲で、17は近年評価が高まっているバラード、と名曲揃いであります。

そして、ベタな論評ではありますが、やはり、5の存在が名盤の評価を揺るがないものにしているものと思われます。
これもまたオープニングのギター・リフがカッコ良く、Mick Jaggerの癖のあるヴォーカルもピッタリと曲にハマっています。メロディーも、Stones随一の傑作ではないでしょうか。

ついでに言えば、数々のパクリを生んだジャケットも、Stonsのアルバムの中で一、二を争うカッコ良さです。

80年代以降のStonesしか聴いたことのない方には、是非聴いていただきたいと思います。
Mick Jaggerという人は、まあ、今も昔もセレブ志向はあったようなのですが、少なくとも本アルバムでは、そんなウサン臭さも吹っ飛ぶ、まさにロックなヴォーカルを聴かせてくれます。


【結論】
70年代のベスト10に入るでしょう。★5です。

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genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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