南蛮渡来/暗黒大陸じゃがたら




【曲目】
1. でも・デモ・DEMO
2. 季節のおわり
3. BABY
4. タンゴ
5. アジテーション
6. ヴァギナ・FUCK
7. FADE OUT
8. クニナマシェ
9. 元祖家族百景
10. ウォークマンのテーマ



【レビュー】
前回、Fools のところで話を出した、じゃがたら。
もとい、本作発表時は「暗黒大陸じゃがたら」。

過激エピソードが有名で、ステージでは流血、脱糞。
江戸アケミは、精神的に非常に具合が悪く、スピンアウトを経て、最終的に、1990年に死亡。

で、このグループは、そんなアングラなエピソードからは想像しがたいファンク色に溢れ、非常に強靭なリズムを持っていたわけです。
本作、最後まで、太い音がこれでもかとうねっており、凡百の、暴れることがパンクと勘違いしていたようなグループを一捻りする曲の力を感じます。

東京ロッカーズを経て、スターリンだの非常階段だのの人気がうなぎ上りだった時期、相当に異形であったことは想像に難くありません。

おそらく、多少年を取っても現役感あふれる作品を作ってくれただろうことは想像に難くなく、江戸アケミの死亡がつくづく早かったことが悔やまれます。


【結論】
★4。
インディーズと言ってもパンクばかりではなく、こんなグループもいた、という80年代シーンの懐の深さを感じます。
なお、9と10はボートラで、良曲ながらも些かラフな仕上がりであり、やはり、本作からは浮いてます。
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genre : 音楽

Tug Of War/Paul McCartney


Tug of WarTug of War

Paul Mccartney

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【曲目】
1. Tug Of War 4:22
2. Take It Away 4:14
3. Somebody Who Cares 3:19
4. What's That You're Doing? 6:19
5. Here Today 2:26
6. Ballroom Dancing 4:07
7. The Pound Is Sinking 2:53
8. Wanderlust 3:49
9. Get It 2:28
10. Be What You See (Link) 0:33
11. Dress Me Up As A Robber 2:41
12. Ebony And Ivory 3:42



【レビュー】
前作とはガラッと変わり、トータルできちんとまとめあげた作品。
評判が良いのも分かる作品です。

オーソドックスな、いわゆるPaul らしい、「適当に作ったっぽいが練り込まれている」ような作品が続きます。
シングルの12はもちろん、8なども素晴らしい。

しかし、この人は、窮地に陥るとこういうかっちりした作品を出すんでしょうかね。
Beatles が終わるなと思ったら「Abbey Road」、Wings からメンバーが逃げ出したら「Band On The Run」、John が死んだら本作。

若干まとまり過ぎた感はありますが、素晴らしいことは間違いなく、必聴であります。


【結論】
★4.5。
12の歌詞なんかは、まあ、何と言うか、白黒はそこまで単純な話じゃないでしょ、と思うのですが、楽曲が素晴らしすぎるのでOK、という作品であります。
それが許されるPaul、みたいになりたいものです。

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Stop Jap/The Stalin

STOP JAPSTOP JAP

THE STALIN

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【曲目】
1. ロマンチスト
2. STOP JAP
3. 極楽トンボ
4. 玉ネギ畑
5. ソーセージの目玉
6. 下水道のペテン師
7. アレルギーα
8. 欲情
9. MONEY
10. STOP GIRL
11. 爆裂(バースト)ヘッド
12. MISER
13. 負け犬
14. アレルギーβ
15. ワルシャワの幻想


【レビュー】
前回に引き続いて、Stalin です。

本作が、メジャー・デビュー。
当時としては、パンク・バンドがメジャーデビューするのは異例で、かなり騒がれたようです。


とはいえ、内容は、前作からはパワー・ダウンした感が否めません。

まず、ミチロウの作詞が不調。
もともと、この人の詩は斬新ではあるが、恥ずかしくてうつむいてしまうような側面もあり、本作では、後者の印象が強まってしまったと思います。

例えば、2の「中央線はまっすぐだ」とか。
虚をつかれるというより、脱力してしまいます。

また、若干、オーバー・プロデュースの気があり、音がヘンに綺麗になって、逆にスカスカして聴こえます。


他方で、曲単位では名作もあるかと。
白眉は、やはり13でしょうか。
INU の「メシ喰うな!」のアンサー・ソング(?)なのですが、この意味不明の勢いは必聴です。



【結論】
★3です。
結構投げ売りされていますので、安ければ買いでしょう。

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The Concert In Central Park/Smion & Garfunkel

セントラルパーク・コンサート(紙ジャケット仕様)The Concert In Central Park(紙ジャケット仕様)

Simon And Garfunkel

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【曲目】
1 Mrs. Robinson
2 Homeward Bound
3 America
4 Me and Julio Down by the Schoolyard
5 Scarborough Fair (traditional, arr. Paul Simon and Art Garfunkel)
5 April Come She Will
6 Wake Up Little Susie (Felice and Boudleaux Bryant)
7 Still Crazy After All These Years
8 American Tune
9 Late in the Evening
10 Slip Slidin' Away
11 A Heart in New York" (Benny Gallagher, Graham Lyle)
12 Kodachrome/Maybellene" (Chuck Berry, Russ Fratto, Alan Freed)
13 Bridge over Troubled Water
14 Fifty Ways to Leave Your Lover
15 The Boxer
16 Old Friends
17 The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
18 The Sounds of Silence


【レビュー】
Simon & Garfunkelが1981年に行った復活ライブのアルバムです。
本当かどうか知りませんが、当日は、50万人集まったとのこと。
まあ、正確な人数はさておき、歓迎ムードで行われたライブであることには間違いないようです。


で、このグループは、それこそ腐るほどベスト盤が出ているのですが、それらよりも、本作品の方が、導入として適しているのではないかと思います。

代表曲は概ね押さえていますし、録音状態がいいのか、声も非常に良く出ています。
曲順も、ヒット曲の1からはじまり大ヒット曲の18で終わるという、ベタながらも起伏に富んだ良い構成だと思います。

4など、Paul Simonのソロが入っているのも良いです。

復活ライブゆえ、若干たるんでいる雰囲気はありますが、それを補えるだけの内容の濃さと言えるでしょう。


と、本作は単純にオススメなのですが、本作の映像盤には度胆を抜かれました。

Arty、動かない。
8割、ジーンズに手を突っ込んで、ふらふらと所在なげに体を揺らしております。
ヴォーカルの出番になると、これもかったるそうにマイクまで歩いていく。
体調が悪いのか、キマっているのか。元々こんな感じの人なのか。

才能が極端に違う漫才コンビのようで、軽い衝撃を受けること請け合いです。


【結論】
★4。
入門編に是非1枚。

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Thriller/Michael Jackson

ThrillerThriller

Michael Jackson

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【曲目】
1. Wanna be startin' somethin'
2. Baby be mine
3. Girl is mine
4. Thriller
5. Beat it
6. Billie Jean
7. Human nature
8. PYT (pretty young thing)
9. Lady in my life


【レビュー】
知らない人は地球人としてモグリ、問答無用のモンスター・アルバムです。

Quincy Jonesのプロデュース。
4のPVが超話題に(→You Tube)。
5のギターはEddie Van Halen。
そして、全世界の売上累計は1億枚以上(→Wikipedia)。

凄まじい、としか言いようがありません。

ここまで売れたのは、Quincy Jonesの下、おそろしくポップに色づけされたことが大きな要因かと思われます。全曲、一聴して覚えられるといっても過言ではないでしょう。
また、Michaelの珍妙、しかし何故かカッコイイPVが大きな役割を果たしたことも事実。
You Tube等で本アルバム収録曲をチェックしてもいいのですが、出来れば、本アルバム以外のPVも収録しているDVDがお薦めです。
なぜなら、Michaelの鼻と肌の推移が確認出来るからです。

今となっては複雑な存在となってしまったMichaelですが、本アルバム発売当時は、揶揄の対象などではなく、まさにキング・オブ・ポップ・スターだったことは認識する必要があります。

どれくらいキングだったかというと、極東のローティーンまでその影響力が波及しており、当時の私のクラスメートのKは、修学旅行先でバスから降りた途端、ムーンウォークからブレイクダンスのメドレーをやってのけたくらいです。

聖子だ、明菜だ、と言っていた年代の連中にダンスを導くとは、並大抵のことではないのではないでしょうか。


【結論】
好き嫌いはあれど、人類としてマストであります。★4.5です。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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