Thanks Giving/ラ・ムー




【曲目】
01. Rainy Night Lady
02. Carnaval
03. 夏と秋のGood-Luck
04. Two Years After
05. 少年は天使を殺す
06. One And Only
07. Tokyo野蛮人
08. 片想い同盟
09. Late Night Heartache
10. Love Talk



【レビュー】
前作ついでに、もう一丁。
世に衝撃の作品は多数あれど、本作ほど破壊力をもつものはそうそうございません。

あのラ・ムーのデビュー・アルバムにしてラスト・アルバム。
7人編成バンド、ヴォーカルはウィスパー・ヴォイスに定評があるシンガー。菊池桃子。

ファースト・シングルでありそれなりにヒットした、「愛は心の仕事です」は、入っておりません。
シングルとアルバムは別、という、アーティスティックな意思からと思われます。

もう、本当に勘弁してほしかったのです。
テラ戦士の映画は、まあ、アイドル映画なので、と無理やり納得することも不可能ではなかったのですが、バンドって。
事務所などの仕掛けはあったにしても、それを粛々と受け入れたという、絶望的な知性のなさ、自己分析力のなさに目眩がするのです。

近時、作品としては悪くない、という評もみかけますが、明らかに菊池桃子の声は浮きまくっているし、楽曲単体の価値を全てを打ち消すラ・ムーaka.菊池桃子の存在感で台無しなのであります。


【結論】
★0.5。
まさに珍品、教科書的な黒歴史。
菊池桃子ファンだった私個人にとっては、ドーハの悲劇級に思い出したくない、本記事も書きたくなかったレベルの一品であります。
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theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

テラ戦士ΨBOY/Original Soundtrack





【曲目】
1 BOYのテーマ
2 テラ戦士ΨBOY
3 Dr.マルイのラブコール
4 閉ざされた記憶
5 テラ戦士
6 ディラスポーラ
7 ドリーム・アイズ
8 ゴールデン・フレイム
9 大空のBOY
10 悲しみのエスパーたち
11 グラスの中の謎
12 BOYのテーマ
13 I WILL


【レビュー】
前回から続けて、80年代のアイドル邦画を「代表」する作品のサントラです。

Wikipedia によれば、1985年7月公開。
私、当時、中2。
当然、見に行きました。公開初日、多分、渋谷の東急か有楽町マリオンに、サッカー部の同級生と。

で、まあ、中2とはいえ、少しずつ文化的なモノにも触れるようになってきて、現在過去問わず、いわゆる名作映画も見る機会が増えてきていました。
もちろん名画座に行ったりもしましたが、当時は映画のテレビ放映も多く、お金が無いときはいそいそとテレビの前で名画を見ていたわけですが、そんなこんなで、ちょーっとずつですが、リテラシーを得てきたというか、映画の面白さも徐々に分かってきたりしてきた頃。

本作は、最大級のメガトンでありました。
映画館を出て、普段ならゲーセンとかで時間をつぶしたりするのですが、このときは友人たちとダベったりすることもなく、当然映画の感想を述べあうこともなく、みんな、無かったことにしようという暗黙の了解の下、帰路に。

「あなたと星の上で」を毎週楽しみに聞くくらいには菊池桃子ファンだった自分としては、もう、泣きたいくらいに駄作だったわけです。
なぜ、こんなもんが商業ベースに乗るのか、本当に悲しかった記憶が残っています。

今回、もう時間も経ったし、ということで本作を取り上げましたが、サントラも変なインストばっかで、聴く価値全くなし。
唯一、ライナーノーツの菊池桃子の写真がレアなような気がしますが、それだけです。

とにかく、恐るべき80年代アイドル映画、です。


【結論】
★0。
何でこんなモノのレビューをしているのか、自分でも理解不能です。
次回からは、気を取り直しましょう。

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Checkers In TAN TAN たぬき/Original Soundtrack




【曲目】
1. B.G.M.1 (オーバーチュア)
2. オー・キャロル
3. 悲しき片想い
4. ハウンド・ドッグ
5. ツイスト・アンド・シャウト
6. B.G.M.2 (東京へ)
7. 涙のリクエスト
8. B.G.M.3 (デビューまでの回想)
9. B.G.M.4 (ムーンライト・ポップのテーマ)
10. ムーンライト・レビュー50s’
11. B.G.M.5 (休日の朝)
12. B.G.M.6 (愛のテーマ)
13. B.G.M.7 (ハワイのテーマ)
14. B.G.M.8 (救出作戦)
15. 危険なラブ・モーション1
16. B.G.M.9 (救出)
17. 危険なラブ・モーション2
18. B.G.M.10 (夜明けの砂浜)
19. B.G.M.11 (再会)
20. 星屑のステージ
21. B.G.M.12 (帰郷)
22. あの娘とスキャンダル



【レビュー】
ストリーミングサービスとは便利なもので、試しで聴いてみたいな、でも金を出したくないな、という作品にも、カジュアルにアクセス出来るわけです。

本作も、何の因果かapple music で辿り着いてしまった作品。
確か、オリジナルのときはレンタルで聴いていたのですが、今なら100円でも出さないな、というブツ。
時間の無駄になることは覚悟で、ダウンロードしました。

いやあ、記憶以上にきつい作品でした。
古いタイプのサントラで、劇中のSEだったりセリフだったりが挿入されていますが、その短時間のセリフでも分かるメンバーのウルトラ大根ぶり。

いまいち記憶が定かではないのですが、テレビ放映されたときに本作の映画は見ております。
チェッカーズメンバーがタヌキだったという、そこそこチェッカーズファンだった私でも、秒殺で脳細胞が死んで行く厳しい作品。
なぜ、これを今ストリーミングで蘇らせるのか、理解不能。

本作を聴いていると、80年代アイドル映画の真のダメっぷり、素材殺しっぷりがフラッシュバックしてきます。
ということで、次回も、似たような作品をレビューしてみます。


【結論】
★1。
冒頭、ベッタベタのオールディーズがかろうじて貴重、でしょうか。
通しで聴くのは拷問、です。

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The Cover Special/Omnibus





【曲目】
< 柴山俊之+SENTIMENTAL FOOL UNIT >
1. ライト・マイ・ファイアー(ハートに灯をつけて)
2. I′M A MAN
3. LEMON TEA
4. VIRUS CAPSULE
< PANTA UNIT >
5. THE END~TOMORROW NEVER KNOWS
6. WHITE RABBIT
7. ~SOMEBODY TO LOVE~T
8. ME QUE MU QUE
9. MONEY(THAT`S WHAT I WANT)
10. ROUTE 66
< JOHNNY THUNDERS UNIT >
] 11. JOEY
12. (I′m Not Your)STEPP IN STONE
< THE ROCK BAND UNIT >
13. ALL RIGHT NOW
14. ハヴユー・エヴァー・シーン・ザ・レイン
15. ゲザング・デ・ソルダーテン・デル・ローデン・アルメ
16. ~鼻からちょうちん
17. BONE TO BE WILD



【レビュー】
長らく廃盤になっていた作品ですが、最近、タワレコ限定で再発されたので、購入。
21世紀に入り乱造されるようになりましたが、発売当時は結構珍しかったカバー・オムニバスで、それなりに話題を呼んだ作品です。

発売当初から、若干、ピンと来ない感はあったのですが、今あらためて聴いてみると、正直、センスがないなあ、と率直に思います。

メンツとしては、Rock Band の仲野茂とPANTA が中心ということなののでしょうが、何というか、悪い意味で泥臭くて、仲間内感が出てしまっています。
それ以上に問題なのが選曲。
60年代ロックはいいとしても、ベタ中のベタが多くを占めていて、更には英語の発音も明らかによろしくない、と、もうこれはタチの悪いカラオケとしか言いようがありません。
ラストがBorn To Be Wild って、もう、下を向いてしまうレベルではないでしょうか。
「あえて」ではなく、本当にカッコいいと思ってセトリを決めていたと思われ、何というか、学祭のリハに紛れ込んでしまったようであります。

そんな中聴きどころもないわけではなく、一つはやはりJohnny Thundersで、これは伝説枠。
もう一つはケラ。
このメンツ、選曲の中で、メケメケをぶち込むのはかなりの荒技、アナーキー。
Jefferson Airplane のあとに美輪明宏って、もう、明らかに浮きまくっていて、最高に楽しくてしょうがありません。

上記した部分は十分貴重、聴く価値ありでして、そこに金を出せるか、というあたりが判断のしどころかと思われます。


【結論】
★3。
まあ、でも、すぐに廃盤になりそうではありますし、ストリーミング等で出てくる可能性は極めて低いので、メケメケのために買っておいてもいいかもしれません。

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genre : 音楽

The Final/Wham!




【曲目】
1. Wham Rap! (Enjoy What You Do?)
2. Young Guns (Go For It!)
3. Bad Boys
4. Club Tropicana
5. Wake Me Up Before You Go Go
6. Careless Whisper
7. Freedom
8. Last Christmas (Pudding Mix)
9. Everything She Wants (Remix)
10. I'm Your Man
11. A Different Corner
12. Battlestations
13. Where Did Your Heart Go?
14. The Edge Of Heaven



【レビュー】
で、今度はWham! です。

1971年生まれの自分にとっては、Wham! は、音楽を聴き始めた時期に大ブレイクした、まさにリアルタイムのユニット。
当然、各曲とも、今だに体に染みついていることは否定出来ません。

同時に、当時はそんな言葉は知らなかったですが、セルアウトした、売れ線に走っている、揶揄されるべき存在でもあったわけで、当時、満面の笑顔で「Wham! が好き」という者はそうそういなかったと記憶しております。

しかし30年が経った今、あらためて聴きなおしてみると、やはりそのポップ・センスは尋常ではなく。
日本ではとかく8が代表曲とされがちですが、その他のクオリティもハンパではなく、特に前半は、どこをどう切り取っても燦々とした太陽が目に浮かぶような煌びやかな作品ばかり。

鬱屈して、羨ましくもあり避けたくもあり、でも耳にはどうしても残ってしまって、といった、非常に不安定な聴き方をしていた中学生時代を思い出してしまいます。

まあ、発売した正式アルバムも少ないので、アルバム単位で聴いた方がいいんですが、一応は前述の8がオリジナル・アルバムには未収録なことと、終盤はかなりアーティスティックに変化する兆しがうかがえることから、今回はベスト・アルバムにしました。
いずれにしても、食わず嫌いをしないことが重要です。


【結論】
★4。
繰り返しになりますが、Wham! は8だけではないのです。
個人的なベスト・ソングは10。
8は、当時、国内盤のシングルを持っていたのですが、金が底をついて600円くらいで売ってしまったことがあり、数年後、激烈に後悔したのであります。

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genre : 音楽

Faith/George Michael




【曲目】
1. "Faith"
2. "Father Figure"
3. "I Want Your Sex (Parts I and II)"
4. "One More Try"
5. "Hard Day"
6. "Hand to Mouth"
7. "Look at Your Hands" (writers: Michael, David Austin)
8. "Monkey"
9. "Kissing a Fool"



【レビュー】
さて、新年なのですが、昨年は、実に色々なミュージシャンが逝去しました。

まあ、ミュージシャンといえども年を取るのはしょうがないのですが、最後の最後、12月25日に、大物のGeorge Michael が(12月20日までの物故者の詳細はこちら。)。

何せ、まだ53歳。
死因は心不全とのことですが、詳細は不明。
正直、そこまで追いかけてはいなかったし、熱心とまでは言えないリスナーだったのですが、ソロ作の中で本作だけは狂ったように聴いていたので、なかなかにショックでした。

私は1971年生まれなのですが、おそらく、同世代の洋楽に触れていた人間にとっては、非常に印象深い作品。
MTVというメディアが絶頂期を迎えており、スタイリッシュなMVと相まって、要は、毎日毎日どこかしらで流れていた楽曲がてんこ盛りで、この先も耳に残っていくであろうと思われます。

内容のクオリティもハンパなく、Wham! 時代には分からなかったソウル・フリーク振りも爆発。
1なんぞはソウルの消化っぷりがお見事で、シビれるオープニング、ファンキーなヴォーカルなど文句のつけようがなく、個人的には、生涯のベスト10候補に入る名作。

ともあれ、この先も絶対に残すべき、80年代最高の作品の一つであります。


【結論】
★5。
文句なし。カッコよすぎます。
大仰振りも含め、本作の全てを表している、1のMVを貼っておきます。
合掌。

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genre : 音楽

穴があったら出たい/Super Slump

スーパー



【曲目】
A-1 インドで生まれてインド人
A-2 はぢける若さ
A-3 さわりたい
B-1 健康になりたい
B-2 あっふ(AH-FU)
B-3 尻の穴から出たい


【レビュー】
ちょいと、懐かしい作品を。

かつて、爆風スランプのサンプラザ中野とパッパラー河合が所属していたことで有名な、Super Slumpの自主盤ミニアルバム。
再販が熱望されることもなく、当時発売されたっきり(ジャケットの画像は拾いです。)。
さりとて、中古市場で値がついているという話も聞かず、寂しい限りです。

私は、当時爆風スランプが結構好きで、その流れでこのレコードを購入しました。
しかし、爆風スランプが、良くも悪くもサンプラザ中野の知的な部分が見え隠れしていたのと異なり、こちらは、タイトルから推して知るべしの徹底したバカバカしさであります。
なにげに演奏がうまかったりするのが、逆にやっかいというか、より阿呆さを感じさせます。

A-1は単なるインド人の様子の歌、A-3は痴漢の歌(しかも、女子メンバーがコーラス。)。
そして、クライマックスのB-3は、尻の穴がかゆい、という歌。しかも、最後まで、尻の穴がかゆい理由が明らかになりませんし、対処方法も決まらないままです。

その後、サンプラザ中野はだんだん説教臭くなり、近時は相当微妙なことになっているのですが(こちらの本など。)、かつてのバンド仲間の曲でも聴き返して、初心に戻っていただければな、と個人的には思っております。


【結論】
あまりお金を出して買う類のものではないですが、★3くらいは。

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genre : 音楽

Meat Is Murder/The Smiths




【曲目】
1. "The Headmaster Ritual" 4:52
2. "Rusholme Ruffians" 4:20
3. "I Want the One I Can't Have" 3:14
4. "What She Said" 2:42
5. "That Joke Isn't Funny Anymore" 4:59
6. "Nowhere Fast" 2:37
7. "Well I Wonder" 4:00
8. "Barbarism Begins at Home" 6:57
9. "Meat Is Murder" 6:06


【レビュー】
前回の流れで、言わずと知れた、Smiths の代表作の一つをレビューします。
9月28日のMorrissey ライブでも、アンコールで4、この方のテーマ曲でもある9、の2つがピックされておりました。

名盤の誉れ高い本作ですが、今聴いても素晴らしいです。
9をはじめとするMorrissey の病的なリリック、Johnny Marr の神経質なギターはもちろんなのですが、今回あらためて聴き直して、リズム隊が非常にしっかりしているなと。
今回のライブで演奏された4ですが、正直、ライブ映えするという印象はなかったのですが、下手したら踊れるくらいにリズムが強靭な曲だった、という発見もありました。

で、アルバムタイトルでもある9。
先のライブでも、メインテーマ的に長尺を取られており、挙げ句がこれです。
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発売当時から、なんぼ何でもメンドくさい曲だな、と思っていたのですが、30年後に、屠殺の映像をバックに長々と聴かされ、最後にこれを流されたので、もう勘弁して欲しいなと。

しかし、この方には、「これがまたMorrissey」と思わせるだけのコクがあります。
他方で、長年のリスナーも、「それはそれ、これはこれ」と聴き流して、帰りには肉を喰うというタフさを備えております。

そこはMorrissey も多分分かっていて、もうほとんどプロレス的なのですが、ともあれ、丸くならず、我々に刃物を突きつけて欲しい、と真に思っております。



【結論】
★5。
極端なメッセージの捉え方は人それぞれですが、とにかく聴き手に何かしらを突きつけてくるのは確かで、それは今でも全く色あせておりません。
必聴であります。

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genre : 音楽

N.W.A. & Posse/N.W.A.




【曲目】
1. Boyz-N-The Hood
2. 8 Ball
3. Dunk The Funk
4. A Bitch Iz A Bitch
5. Drink It Up
6. Panic Zone
7. L.A. Is The Place
8. Dope Man
9. Tuffest Man Alive
10. Fat Girl
11. 3 The Hard Way



【レビュー】
映画館には行けなかったのですが、DVDが発売になりまして、ようやく見れた「Straight Outta Compton」。

言うまでもなく、あのN.W.A.の歴史を描いた作品であり、かつ、青春ものというか、メンバーの友情や確執を描いたバディものとしても、とても素晴らしい作品でした。

今回は、N.W.A.のファーストというか、N.W.A.前夜のコンピというか、そんな、アバウトな位置づけの本作をレビューしてみます。

まあ、寄せ集めは寄せ集めなので、「Straight Outta Compton」(アルバムの方)みたいなまとまり、コンセプト色は薄い。

なのですが、とにかく、若い、勢いがいい。
まずは1に尽きます。

Easy-Eの、マヌケに近い下手っぴなラップですが、とにかくカッコいい。
悪ガキそのもので、色っぽいと言っても過言ではない声の張りが素晴らしいです。

その他も、4、8といった初期の名作、「Twist&Shout」の超脱力カバーというか替え歌の5など、聞き所は多いです。

今振り返ってみると、「全てはここから始まった」なのですが、刹那的で長続きしなかったN.W.A.、そして、早世したEasy-Eを思うと、なかなかに切なくなる作品であります。



【結論】
★4。
ちなみに、映画「Straight Outta Compton」は、この本を読むべし。
丸屋久兵衛のめんどくさい感じが前回なのですが、そこはガマン。
とにかく、飛び抜けて詳しいので、資料的価値は抜群です。

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南蛮渡来/暗黒大陸じゃがたら




【曲目】
1. でも・デモ・DEMO
2. 季節のおわり
3. BABY
4. タンゴ
5. アジテーション
6. ヴァギナ・FUCK
7. FADE OUT
8. クニナマシェ
9. 元祖家族百景
10. ウォークマンのテーマ



【レビュー】
前回、Fools のところで話を出した、じゃがたら。
もとい、本作発表時は「暗黒大陸じゃがたら」。

過激エピソードが有名で、ステージでは流血、脱糞。
江戸アケミは、精神的に非常に具合が悪く、スピンアウトを経て、最終的に、1990年に死亡。

で、このグループは、そんなアングラなエピソードからは想像しがたいファンク色に溢れ、非常に強靭なリズムを持っていたわけです。
本作、最後まで、太い音がこれでもかとうねっており、凡百の、暴れることがパンクと勘違いしていたようなグループを一捻りする曲の力を感じます。

東京ロッカーズを経て、スターリンだの非常階段だのの人気がうなぎ上りだった時期、相当に異形であったことは想像に難くありません。

おそらく、多少年を取っても現役感あふれる作品を作ってくれただろうことは想像に難くなく、江戸アケミの死亡がつくづく早かったことが悔やまれます。


【結論】
★4。
インディーズと言ってもパンクばかりではなく、こんなグループもいた、という80年代シーンの懐の深さを感じます。
なお、9と10はボートラで、良曲ながらも些かラフな仕上がりであり、やはり、本作からは浮いてます。

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genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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