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Street Legal/Bob Dylan





【曲目】
1. "Changing of the Guards" 6:41
2. "New Pony" 4:28
3. "No Time to Think" 8:19
4. "Baby, Stop Crying" 5:19
5. "Is Your Love in Vain?" 4:30
6. "Senor (Tales of Yankee Power)" 5:42
7. "True Love Tends to Forget" 4:14
8. "We Better Talk This Over" 4:04
9. "Where Are You Tonight? (Journey Through Dark Heat)" 6:16



【レビュー】
Dylan をもう1枚。

「武道館」のあと、1978年発売のスタジオ盤。
5は、当時未発表でしたが、武道館で初披露されております。

渋い・・・。
「武道館」が、派手というかアナーキーさも感じる好き勝手ぶりが爆発しているだけに、落差を感じるのかもしれません。この前のスタジオ盤が、これまた重厚な「Desire」だし。

いい作品だと思います。
5もいいし、2、4あたりも聴かせます。

まあ、でも、ちょっと長いですかね。
曲数の問題ではなく、1曲あたりが長い。
1がいきなり、大した起伏もないのに6分半。

もちっとタイトにしたら、だいぶ印象変わったと思うんですけどね。
ちょっと残念な仕上がりでした。


【結論】
★3.5。
あっさり風味も悪くないですね。
Dylan も、この後80年代に入ると、ちょっとつらくなってきます。
Dylan 最後の佳作、なのかもしれません。
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theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

また恋をしてしまったぼく/中川五郎





【曲目】
1 十代から十年
2 夜盗のように
3 また恋をしてしまったぼく
4 娘よ、俺はおまえの親父だ
5 かぎりなく
6 動物たちの恐ろしい夢のなかに
7 三十歳の子供
8 ミー・アンド・ボビー・マギー



【レビュー】
この人のことは、フォーク畑、名前はちらほらと聞くけど、よう分からんまま放置していた、というのが率直なところです。

今回、ふとしたきっかけに聴いたのが本作。

一言、すげえ。

いわゆるフォークの絶頂期である1970年前後から数年経った、1978年の作品。
そういった時代背景もあり、政治性はほとんど無く、ほとんどは私的な人間関係に関する内容。
夫婦関係だったり、不倫だったり、娘との関係など。

完全に私小説的テイスト。
大体、だらしない、特に男女関係はルーズな男の目によるもの。
音数が少ないフォークの特質を見事にうまく使った、聴かせる作品となっています。
これ、現代でも十分通じるんじゃないですかね。

個人的には4がヒット。
娘への後ろめたさと信頼などが入り混じった名曲。

しかし、今更、50年近く前の作品でグッとくるとは思いませんでした。
たぶん、2000円のCDだけだったら一生聴いてないと思います。
サブスクには大感謝です。


【結論】
★5。
Wikipedia によれば、分泌活動のほか、ブルータスの編集もやっていたとのこと。
こういう尻の軽さも、好感が持てますね。

なお、このページが詳しくて、助かりました。
フォークか・・・
掘りがいはありそうですが、大昔とはいえメッセージの甘さに嫌気がさしたこともあって、何度か放置してまして。
まあ、徐々に、ですね。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Growing Up Original Sound Track Album

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【曲目】
A1 The Brothers Four– Green Fields
A2 Little Richard– Long Tall Sally
A3 Paul Anka– Put Your Head On My Shoulder
A4 Bruce Channel– Hey Baby
A5 Bill Haley And His Comets– Rock Around The Clock
A6 Paul Anka– Puppy Love
A7 Domenico Modugno– Volare
A8 The Shadows– F.B.I.
A9 Rosemary Squires– Que Sera, Sera
A10 Big Bopper– Chantilly Lace
A11 Frankie Laine– My Little One
A12 Jon Morris– Witch Doctor
A13 Danny & The Juniors– At The Hop
B1 Paul Anka– Diana
B2 Bill Haley And His Comets– Shake Rattle And Roll
B3 Brian Hyland– Sealed With A Kiss
B4 Paul Evans And The Curls– Seven Little Girls Sitting In The Back Seat
B5 Marino Marini– Come Prima
B6 Paul & Paula– Hey Paula
B7 The Chordettes– Lolli Pop
B8 Paul Anka– You Are My Destiny
B9 Domenico Modugno– Ciao Ciao Bambina
B10 Jo Moss– To Know Him Is To Love Him
B11 Little Richard– Tutti Fruitti
B12 Bobby Vinton– Mr. Lonely



【レビュー】
未CD化のサントラ。

オリジナルの英語タイトルは、「Lemon Popsicle 」。
サントラのタイトルもそうみたい。

これ、完全な邦題ならともかく、何で中途半端な英語にタイトルを変えたんでしょうか。
さらにはジャケの文字すらも変えてしまうというのは、ルーズな時代感覚を感じさせます。

中身も、ルーズというか・・・。
「American Graffiti」の二番煎じであることは間違い無くて、それを非難するつもりもないのですが、どうも、トータル感がなくてバラバラ。
たぶん、単純に映画でかかった順番だと思うのですが、こういう作品は、選曲と並びだけが肝なので、DJ的センスはあまり高くないなあと。

でも、個人的には、兄がアナログを持っていたので、本家よりも先に聴いて、確か最初に触れたオールディーズだったのです。古き良きアメリカの原体験。
それゆえ、印象は強烈で、インチキくさいジャケ含め、どうしても嫌いになれない一品なのであります。



【結論】
★3。
先の曲順の点も含め映画を見直して確認したかったのですが、サブスクはおろか配信も無し。
イスラエル映画だからか?
40年近く前に見てはいるはずなのですが、さすがに記憶はほとんどなく。
今時DVDも・・・なので、是非、配給には尽力いただきたいものです。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

FINAL CARNIVAL PLUS ONE/キャンディーズ




【曲目】
1 OPEN SESAME
2 JUPITER
3 DO IT (USE YOUR MIND)
4 PLAY THAT FUNKY MUSIC
5 FANTASY
6 GOING IN CIRCLES
7 ラン・スー・ミキ
8 キャンディーズ
9 恋のあやつり人形
10 ハート泥棒
11 キャンディ・ツイスト
12 It's Vain Try To Love You Again
13 買い物ブギ
14 アンティックドール
15 午前零時の湘南道路
16 さようならの言葉
17 SUPER CANDIES
18 ハートのエースが出てこない
19 その気にさせないで
20 危い土曜日
21 アン・ドゥ・トロワ
22 わな
23 哀愁のシンフォニー
24 悲しきためいき
25 微笑がえし
26 年下の男の子
27 春一番
28 ダンシング・ジャンピング・ラブ
29 つばさ
30 微笑がえし
31 インスピレーション・ゲーム
32 100% ピュア・レディ
33 わな
34 かーてん・こーる
35 グッド・バイ・タイムス
36 さよならキャンディーズ
37 STOP!
38 いけない人
39 へそ曲がり
40 SEXY
41 土曜日の夜



【レビュー】
今度は、百恵ちゃんから若干時を遡って、キャンディーズのラスト・コンサート。
1978年。

キャンディーズの解散も、これまた子どもながらに結構大騒ぎだったことを記憶しております。
と言ってもまだ7歳、もちろんレコードを聴いてはいませんでした。
恐らくは「8時だョ!全員集合」に頻繁に出ていたからで、要は、「ドリフのお姉さん」的に見ていて、その流れで解散、というのを知ったのだと思います。

なので、音源としてはベスト盤くらいしか聴いたことがなく、今回、初めて本作を聴いてみました。

まず、冒頭(レコードの1枚目A面)がカヴァー曲、しかも6曲も、というところで、エッ、と戸惑います。
どうも、キャンディーズのライブでは定番の演出だったらしいのですが、アース等、異様にソウル色が強く、明らかに曲のチョイスが偏っています。
まさかドリフ繋がりで志村けんの影響でははないと思いますが、あんまり似合わないなあ、というのが率直な印象。
もちっとポップに、それこそロネッツだったりシュプリームス辺りの方が盛り上がったのでは。

単純に長いし・・。

で、ここを耐えて、ようやくアイドル・ヴァージョンのコンサートのスタート。

一気に盛り上がるのですが・・・次に度肝を抜かれたのが14。
ラスト・アルバムに収録されたオリジナル曲で、Wikipediaによればランちゃんが作詞作曲とのことなのですが、歌詞がもう異様。

どうやら、人の手を転々と渡った人形の話なのですが、3人目の持ち主は、
「私のことが嫌い 
自慢の髪の毛引っ張って
声をお出しといじめるの」と、地獄絵図。

で、最後は、
「言葉を知らない 私は人形」。

この曲をニッコニコな感じで歌うのが強烈すぎます。

その後は、本当にようやく、ヒット曲オンパレード。
冒頭、途中と若干削がれるところはありますが、いいグループ、いい曲揃いだな、と今でも思います。
本当に、陽性で、元気がもらえる感じです。
平成以降にはあまりない、すっと感情移入しやすいアイドルだったのですね。
少しでしたが、リアルタイムを経験できて良かった。

30以降はスタジオ盤なのですが、これは余計、というか、別作品にするべきではと思います。


【結論】
★4。
もう一度話を戻すのですが、これ。
どうやら14のスタジオ・ヴァージョンにライブの映像を載せたみたいなのですが、リアルに怖すぎ。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Some Girls/The Rolling Stones





【曲目】
1 Miss You (Remastered)
2 When The Whip Comes Down (Remastered) [Explicit]
3 Just My Imagination (Running Away With Me) (Remastered)
4 Some Girls (Remastered) [Explicit]
5 Lies (Remastered)
6 Far Away Eyes (Remastered)
7 Respectable (Remastered)
8 Before They Make Me Run (Remastered)
9 Beast Of Burden (Remastered)
10 Shattered (Remastered)



【レビュー】
Stonesの1978年作品。

デラックス盤が出たこともあり、近時は比較的評価が高くなっていると思われますが、以前は、「Stones がディスコにすり寄った」と、結構評判が悪かったと記憶しております。

まあ、確かに、ポッと最新作として本作を聴くと違和感を覚えるのは確かで、ましてやネット環境も無く情報がロック雑誌等に限定されていた時代であれば、ロック原理主義者が「裏切り」と感じるのも分からないではありません。

しかし、2020年代となった今、Stones が売れるのが大好きバンドであることは周知の事実であって、音も実は結構雑食なので、ほとんどシームレスな流れの中の作品に思えます。
60年代にはサイケに乗って「Satanic Majesties」を作り、ちょっとレゲエに触れたらジャマイカで「Goats Head」を録音し、といった感じです。

ただ、今の目から見ると、1978年のイギリスにいて、何でパンクではなくてディスコかね、という気はします。
この頃、Stones はパンクに目の敵にされておりました。
そんな中で、オリジナルパンクを出すなり、逆に、徹底的にパンクをコケにする作品を出していれば、相当ロック界の風景も変わっただろうなあ、と、少し残念に思ったりもするのであります。


【結論】
★3。
内容に全然触れていませんでしたが、トータル性はイマイチ、個々の曲はいいです。
プレイリスト入りは3、9、10。
1は、メロはどうしようもなくキャッチーなれど、Mickのヴォーカルがあまりにしつこく、個人的にはパスであります。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Cold Cuts/PAUL McCARTNEY


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【曲目】
1. Momo's Little Girl (Final Mix 2.)
2. I Would Only Smile (Final Mix 2.)
3. Tragedy (Final Mix 1 )
4. Night Out (Final Mix 1)
5. Oriental Nightfish (Final Mix)
6. Lunch Box-Odd Sox (Final Mix.)
7. My Carnival (Final Mix 1.)
8. Send Me The Heart (Final Mix 1.)
9. Hey Diddle (Final Mix 2.)
10. Wide Prairie (Final Mix 1 recorded at Paris, November 1973.)
11. Tomorrow (Instrumentals.)
12. Proud Mum (Instrumentals)
13. Proud Mum Reprise (Instrumentals)
14. Same Time Next Year (Final Mix 1)
15. Did We Meet Somewhere Before (Final Mix 3 "Rock'n Roll High School".)
16. A Love For You (Basic instrumental backing track.)
17. Hey Diddle (Basic instrumental backing track.)
18. Best Friend (Live at Antwerp, Belgium, 22 August 1972 no overdub.)


【レビュー】
Wikipediaに概略がありますが、Paulが何度か発売しようとしたが、結局叶わなかった、という、いわゆる幻のアルバムです。

曲目はこちらを参照、上記は、初期の1978年ヴァージョンです。
その他、細かい内容は、ここのブログが詳しかったです。

基本は未発表曲なのですが、数曲、後日のアーカイブコレクションに収録されていいて、例えば、3や4は、「Red Rose Speedway」のデラックス版に収録されています。
私は全く知らなかったのですが、1なんかは、1990年の「Put It There」のB面曲だったとのことです。

それはそれとして、これも、トータルで1枚で聴くと非常にいいアルバム。
その後、80年ヴァージョンとかでは、曲目も曲順もくるくる変わるのですが、なんともいい感じで緩やかな作品群です。
「McCartney Ⅱ」よりも、こちらの方が「McCartney」の続編にふさわしい感じもします。


【結論】
★4。
未発表アルバムなので、散漫といえば散漫ですが、それでも埋もれさせておくのはもったいない。
再発を強く希望致します。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Easter/Patti Smith




【曲目】
1. Till Victory
2. Space Monkey
3. Because the Night
4. Ghost Dance
5. Babelogue
6. Rock N Roll Nigger
7. Privilege (Set Me Free)
8. We Three
9. 25th Floor
10. High on Rebellion
11. Easter


【レビュー】
若干趣向を変えて、パンク女王、Patti Smithの3枚目。
挑戦的な脇丸出しは、当然、男性としては萎えるビジュアルなのですが、それはそれとして、時代とPatti のパンク魂を感じさせます。

私は、ジャンルを問わずに女性ソロ・アーチストに食指が動いてしまう傾向があるのですが、そのきっかけの一人がこの方であります。

力強いヴォーカル、時に過激な、時に優しい歌詞、堂々とした佇まい、女性1人で業界に立ち向かっている感など、それはそれはカッコイイアーチストだと思います。
一旦、完全に引退して長年音沙汰がなくなってしまうのですが、何事もなかったかのように復活し、更に力強い作品を出し続けている点も、評価されるべきだと思います。

本作は、彼女のアルバムの中では比較的地味な方かもしれませんが、ヴォーカルの荒々しさと説得力は、むしろ絶頂期ではないかと思います。

特に、3,と6は素晴らしく、それぞれ曲調は違えど、彼女の声にやられてしまうこと間違いありません。
真っ白の彼女が「Nigger」を叫んでも許されるのも、音楽に立ち向かう本気度というか姿勢故でしょう。
必聴、です。


【結論】
文句なし、★5です。
何となく、正座して聴かなければならないような作品です。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

For You/Prince





【曲目】
1. "For You" 1:06
2. "In Love" 3:38
3. "Soft and Wet" (Prince, Chris Moon) 3:01
4. "Crazy You" 2:17
5. "Just as Long as We're Together" 6:24
6. "Baby" 3:09
7. "My Love Is Forever" 4:09
8. "So Blue" 4:26
9. "I'm Yours"



【レビュー】
Prince が死んでしもうた・・・。
母国では4月21日。
死因は、現段階では不明で、インフルエンザだとか、処方薬の誤りだとか、色々と話が飛び交っている段階です。

私は、前にも書いたかもしれませんが、1984年、中1のときに「Purple Rain」に出会って、もう、それはそれはガッツリとこの方にハマったクチなので、ちょいとショックが尾を引きそうです。
Paul McCartney や Brian Wilsonが亡くなったところで、ショックではありますが、年齢も年齢なので、まあ、諦めもつくのですが、Prince の場合、まだ57歳という年齢に加え、非人間的なところがあるので、本当に不意を突かれた感じです。

ということで、本ブログでも何度かやってきた取り組みですが、何回か、Prince レビューをやってみたいと思います。

まず、デビュー作。

先に述べたとおり、「Purple Rain」をきっかけに過去作を掘っていく作業に取り掛かりまして、ほどなく本作にも行き当たりました。

私の当時の嗜好は、完全なロック寄りでして、ブラックミュージックの作法というか聴き方を知らず、Purple Rain にはあまり無かったファルセットにちょっと引いてしまった記憶があります。
全体としても、R&B の中での新星という感じで、ジャンルを横断するまでは至っていませんし、エロも抑えめなので、最初はあんまり受け付けませんでした。

もちろん、今になって聴けば、シングルの3はじめ傑作であり、デビュー作としては相当なものです。
先に言ったように、ファルセットを多用している点ではオーソドックスですが、何というか、声の説得力だとか、個々のメロディーは非凡そのもの。

全てはここから始まった、ということでして、非常に感慨深い作品です。


【結論】
★4。
こういう結末となった今、オープ二ングの1を聴くと感涙モノであります。
ジャケットも、数少ないノーマルな仕上がり。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

愛していると云ってくれ/中島みゆき

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中島みゆき

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【曲目】
1. 「元気ですか」
2. 怜子
3. わかれうた
4. 海鳴り
5. 化粧
6. ミルク32
7. あほう鳥
8. お前の家
9. 世情


【レビュー】
私は、これまで中島みゆきをちゃんと聴いたことはありませんでした。
大多数の人と同じように、「悪女」の人であり、「希望の星」の人であり、本作9の「世情」の人、という程度の認識でした。

むしろ、彼女のオールナイト・ニッポンを頻繁に聴いていた時期があったため、ミュージシャンというよりもDJという認識の方が強かったかもしれません。


なのですが、特段動機もなく、何となく手に取り、何となくフラフラとレジに向かって、本作を購入してしまいました。

魔が差した、というやつだと思います。


そんな軽い気持ちだったのですが、聴いてぶっ飛びました。

いきなり、自虐的な語りから入る1。
たたみかけるように2に入り、その後もダメ人間、ダメ女の独白が続いていきます。

そして、シメが先述の9です。
金八に使われた、というイメージが強く(→YouTube)、どうしても武田鉄矢の顔が浮かぶ曲だったのですが、本作を通して聴くと、あらためて歌詞のヘビーさが耳に残ります。


政治的であったり、エロかったりで問題とされる作品は山ほどあるのですが、聴き手を内向的にさせる、という点では、本作は間違いなく超危険物でしょう。

落ちているときに聴くのは本当に危ないと思いますので、それなりに気分が安定しているとき聴くべきかと。



【結論】
★4.5です。
「中島みゆき」個人の余計な情報をカットして、純粋に作品として聴くべき作品だと思います。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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