XTRMNTR//Primal Scream




【曲目】
1. Kill all hippies
2. Accelerator
3. Exterminator
4. Swastika Eyes
5. Pills
6. Blood Money
7. Keep your dreams
8. Insect royalty
9. Mbv Arkestra
10. I'm five years ahead of my time
11. Swastika eyes (Chemical Brothers mix)
12. Shoot speed kill light



【レビュー】
もう一丁、Primal Scream。
2000年発売、6作目のアルバム。
個人的には、Primal Scream の最高傑作であります。

音はとにかく冷たい。
エレクトリックなのですが、ギターやベースには生っぽいノイジーさもあり、聴いていて非常に緊張感を強いられます。
Bobby のヴォーカルも、ハッピー・ドラッギーな「Screamadelica」とは異なり、聴き手を突き放しており、乾いています。
そして、曲のタイトルが最高で、オープニングが「Kill All Hippies」。

要は、2000年代のパンクの最高作。
今回、数年ぶりに聴き返してみましたが、今でも、背筋が伸びる感覚があります。
なお、私は、本作が発表された2000年は、遅まきながら社会に出た初年度でした。
そんな時に本作を聴いて、「パンク精神、忘るべからず」といらぬ気合が入ってしまい、社畜として非常に悪影響があったのも、今となっては懐かしい思い出です。

これにリアルタイムで出会ってしまったので、今でも、このバンドに夢を見ちゃっているわけで、そんなおっさんが世界中にいるであろうことを、ご認識いただければ幸いであります。


【結論】
★5。
4のPV、今見ても冷たくておっかなくて、ナチスで、最高です。
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genre : 音楽

Liverpool Sound Collage/Paul McCartney


Liverpool Sound CollageLiverpool Sound Collage

Paul Mccartney

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【曲目】
1. Plastic Beetle
2. Peter Blake 2000
3. Real Gone Dub Made In Manifest In The Vortex Of The Eternal Now
4. Made Up
5. Free Now


【レビュー】
いや、「Fireman」の例もあるし、Paul が本筋とは別にアヴァンギャルドな活動でバランスを取っていたこと、本作品もその流れであることは知ってはいたのです。
なので、まあついていけねえだとうな、と思いつつ、本作品はずっと聴きたかったわけです。

晴れて今回、ようやく聴いたのですが、個人的には、これは、ダメです。
タイトルに偽りは無しで、音のコラージュなのですが、何一つ記憶に残らない。
唯一覚えているのが、1のラストに「Mr.Moonlight」が使われていたこと。

要は、私に前衛音楽というか、もっと言うとインスト作品を咀嚼できる能力がないわけなんですが、これはないでしょ、さすがに。
冒頭に書いたとおり、Paul の精神のバランスを保つため、ということで、本当にただのお布施でした。



【結論】
★0.5。
ジャケットはなかなか、の0.5点。
買う必要も聴く必要も無いっす。

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桜の木の下/aiko


桜の木の下桜の木の下

aiko

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【曲目】
1. 愛の病
2. 花火
3. 桜の時
4. お薬
5. 二人の形
6. 桃色
7. 悪口
8. 傷跡
9. Power of Love
10. カブトムシ


【レビュー】
もう一丁、あまり顧みられない桜ソング。

aiko。
堂々としたブス、自意識過剰、まさか自分を可愛いと思っているんじゃry。

執拗にジャケに自分の写真を載せ続ける胆力には非常に疲れるものがあり、その他、自分を見てオーラが強くて、疲れているときには会いたくないタイプの彼女。

なのですが、まだそんな自意識が出過ぎていない本作、名盤であります。
先行シングルではあるが、未だに訳が分からない10、サビが美しい2、「キラキラした美しいブス」が目に浮かぶ9。

そして、個人的な白眉は桜ソングの3であります。
オープニングからラストまで不安定な曲なのですが、素晴らしいの一言です。
できれば、未だにプレミアがついており、カップリングもなかなかのこちらのシングルでも持っておきたいものです。


【結論】
★5。
aikoをうさん臭いと思う人はいっぱいいると思うのですが、本作は別っす。
後世に残すべき、素晴らしき作品であります。とにかく、いい意味で若いよ。

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Voodoo/D'Angelo


VoodooVoodoo

D'Angelo

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【曲目】
1. Playa Playa
2. Devil's Pie
3. Left And Right (feat. Method Man And Redman)
4. The Line
5. Send It On
6. Chicken Grease
7. One Mo'gin
8. The Root
9. Spanish Joint
10. Feel Like Makin' Love
11. Greatdayndamornin'/Booty (Medley)
12. Untitled (How Does It Feel)
13. Africa


【レビュー】
ということで、D'Angelo。
2000年発表のセカンドで、言わずと知れた大傑作です。

ファーストの「Brown Sugar」も相当なモノでしたが、本作は、違う次元に行ってしまったという感じのドープな作品。

リズム隊がかなりしっかりしている上に音数が少ない。
これに、粘っこくいD'Angelo のヴォーカルが絡んでくるので、故に、Jose James よりずっとタイトな黒さが際立っており、まさにヴードゥーのイメージのような背徳性が感じられます。

音楽も時として弾圧の対象になったりするのですが、それも分からんでもなく、本作品を聴いていると、リラックスする不思議な草木でも吸って、何時間でもボーッとしていたい、という欲求にかられます。

げに恐ろしき本作品、今はそれこそヘンなモノ吸って半分イッてしまっているという話もあるようですが、必聴であります。


【結論】
★5。
ちなみにドラムはThe Roots のQuestloveとのこと。
テクニック的な巧拙はあまりよく分かりませんが、本作品へのマッチ度は完璧であります。

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勝訴ストリップ/椎名林檎


勝訴ストリップ勝訴ストリップ

椎名林檎

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【曲目】
1. 虚言症
2. 浴室
3. 弁解ドビュッシー
4. ギブス
5. 闇に降る雨
6. アイデンティティ
7. 罪と罰
8. ストイシズム
9. 月に負け犬
10. サカナ
11. 病床パブリック
12. 本能
13. 依存症


【レビュー】
前作で触れた、狂っていた時期の椎名林檎のアルバム。
一枚あげるとしたら、やはりこれになるでしょうか。

まだCDが売れに売れていた時代で、宇多田ヒカルの新作と同日発売となり、HMVやタワーで両作品を買うために行列が出来ていたという、今では信じられない現象を引き起こした作品です。

シングルになった4や12が有名ですが、ヴォーカルが鬼気迫る5、やたら不安をかきたてる6等、名曲ぞろい。

しかし、一昔前なら、間違いなくインディーズでしか出せない質の作品で、これがメジャーで売れに売れたのは、今考えても不思議でしょうがありません。
個人的には、12のPVの看護婦のコスプレが、Mの方々のストライクゾーンだった、という実も蓋もない理由のではないかと推測しております。


ともあれ、今聴いても斬新なヴォーカル、そして以外にも緻密な曲順など、必聴であります。
こんな椎名林檎にもう一度会いたい、と、思い出すだけでも懐古趣味がぶり返す作品です。


【結論】
★5。
今では叩き売りになっておりますので、これまたおかしなパッケージで是非。

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genre : 音楽

Kid A/Radiohead

Kid AKid A

Radiohead

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【曲目】
1. Everything In Its Right Place
2. Kid A
3. The National Anthem
4. How To Disappear Completely
5. Treefingers
6. Optimistic
7. In Limbo
8. Idioteque
9. Morning Bell
10. Motion Picture Soundtrack


【レビュー】
前回、Jaidiohead をレビューしましたので、その流れで本作をレビューしてみます。

前作の「OK Computer」は、ギターを前面に出した作品なのですが、小手先のテクニックを聴かせる類のものではなく、メロディー、曲調、アルバム全体の構成が尋常ではなく豊か、ということで、名作の誉れ高い作品になったのだと思います。

当然、次作も同様の流れの作品なのでは、とボンヤリと想像していたところに出されたのが本作で、ド肝を抜かれた、という次第です。

本作も、前作同様、プログレっぽい色も確かにあります。

しかしながら、明らかに違うのが、ベースとドラムのリズム隊がぐっと前に出てきていることでしょう。
明らかにダンスを念頭においた作品と思います。
特に、3のリズムは強靱で、ダンスからはほど遠い、私のようなリスナーでも体を揺すってしまうほどであります。

私は2001年の横浜アリーナのライブに行ったのですが、9で、Tom Yorkeが本当に狂ったように踊っているのを見ました。
そのとき、手前も体を揺すりながら、「ああ、Radiohead はやっぱりダンスバンドなんだ」と納得した記憶があります。

その後も多様な作品を発表しているのはご承知のとおりで、そんな、一つの枠に収まらない様を見せつけられた作品でした。



【結論】
★5です。
Radioheadというバンドの存在を化け物にして、しかも売れたということで、記念碑的作品かと思います。

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genre : 音楽

The Marshall Mathers LP/Eminem

The Marshall Mathers LPThe Marshall Mathers LP

Eminem

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【曲目】
1. Public Service Announcement 2000
2. Kill You
3. Stan
4. Paul (Skit)
5. Who Knew
6. Steve Berman
7. Way I Am
8. Real Slim Shady
9. Remember Me?
10. I'm Back
11. Marshall Mathers
12. Ken Kaniff (Skit)
13. Drug Ballad
14. Amityville
15. B**** Please II
16. Kim
17. Under the Influence
18. Criminal
19. Kids [*]

【レビュー】
2000年発売、Eminemがワールドワイドになったセカンドです。

良くも悪くも露悪的なリリックと言動、過剰なオレ様的態度、ファミリーを作りたがる傾向など、何かと鼻につく印象も強いEminemですが、このアルバムは素晴らしいと思います。

大ヒットした3が割と取り上げられますが、「キル、キル」と、自傷他害方面に洗脳されそうになる2、扇動的なリズムの8など、聞き所は十分だと思います。後のアルバムでは若干冗長な面も無くはないのですが、このアルバムは、曲のメロディーやリズムが豊富であることからか、長い割には飽きさせません。
PVもかなり面白かった記憶があります。

私は、少なくとも当時はシーンで最もトンガッた存在の1人であったため、非常に興奮して聴いておりました。
ただ、同時に、こんなテンションをそうそう長い間維持できないんじゃないか、と勝手に危惧していたことを記憶しております。

今後、彼がスピンアウトしてしまうのか、ファミリーの裸の王様になるのか、もう一度シーンに戻ってくるのか、非常に興味深いところです。


【結論】
とにかく聴くべし、の★5です。

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genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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