ライブ/イルカ




【曲目】
1. イルカ・ライヴ・テーマ
2. クジラのスーさん空をゆく
3. 春
4. サラダの国から来た娘
5. とんがらし
6. あの頃のぼくは
7. 南国の冬
8. シルエット
9. 冬の忘れ物
10. なごり雪
11. 君は悲しみの
12. いつか冷たい雨が
13. 夢の人~エンディング・テーマ


【レビュー】
だいたい月に1〜2度、ディスク・ユニオンを訪れるのがルーティンになっております。
場所は新宿か御茶ノ水が多いでしょうか。

で、1月にふらっと御茶ノ水店を訪れた際に発見したのが、イルカのCD。
イルカと言えば「なごり雪」、「なごり雪」と言えばイルカ、という程度の認識しかなく、それ以上深めようと思ったこともないのですが、これは珍しい、ということで、ライブ盤を購入してみました。

良くも悪くも度肝を抜かれる1枚でした。

まず、曲間に時々挟まれるイルカのMCがイカしている。
ライブのことを「リサイタル」と表現したのを筆頭に、開始時間が遅れたのを謝ったり、地球は一つ的な発言を連発したり、もう、聴いていてこんなにムズムズするMCそうそうない。

曲もそんな調子で、時代的な背景も大きいのですが、70年代三多摩的というか、社会党的というか、公害はいけない、地球を守ろう、というあまりにもピュアなプロパガンダで覆われていて、ちょいと耐え難いものがあります。

時代の切り取りという点では極めて貴重ですが、まあ、何度も聴くものではない、というものでした。


【結論】
★1.5。
逆に言うと浮いているのですが、やっぱり「なごり雪」は良かったです。
怖いもの見たさではありますが、おそらくは長髪でフォークでピースフルな客席を含め、映像もちょっと見てみたい感じはします。
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Wings Over America/Wings





【曲目】
Disc1
1 "Venus and Mars/Rock Show/Jet" – 9:56
2 "Let Me Roll It" – 3:51
3 "Spirits of Ancient Egypt" – 4:04
4 "Medicine Jar" (Jimmy McCulloch/Colin Allen) – 4:02
5 "Maybe I'm Amazed" (Paul McCartney) – 5:10
6 "Call Me Back Again" – 5:04
7 "Lady Madonna" (McCartney–Lennon) – 2:19
8 "The Long and Winding Road" (McCartney–Lennon) – 4:13
9 "Live and Let Die" – 3:07
10 "Picasso's Last Words (Drink to Me)" – 1:55
11 "Richard Cory" (Paul Simon) – 2:50
12 "Bluebird" – 3:37
13 "I've Just Seen a Face" (McCartney–Lennon) – 1:49
14 "Blackbird" (McCartney–Lennon) – 2:23
15 "Yesterday" (McCartney–Lennon) – 1:43
Disc2
1 "You Gave Me the Answer" – 1:47
2 "Magneto and Titanium Man" – 3:11
3 "Go Now" (Larry Banks/Milton Bennett) – 3:27
4 "My Love" – 4:07
5 "Listen to What the Man Said" – 3:18
6 "Let 'Em In" – 4:02
7 "Time to Hide" (Denny Laine) – 4:46
8 "Silly Love Songs" – 5:46
9 "Beware My Love" – 4:49
10 "Letting Go" – 4:25
11 "Band on the Run" – 5:03
12 "Hi, Hi, Hi" – 2:57
13 "Soily" – 5:10



【レビュー】
2015年、音楽界の大きなニュースの一つが、「最後最後詐欺」の常連であるPaul McCartney の来日。

チケットの高さにムカが入ったので私は行かずじまいでしたが、それが正しかったのかどうか。
「アーカイヴ・シリーズ」を揃えたりしているので、どっちもどっちという気がします。

ということで、ライブに行かなかった人は、代わりに本作を。

言わずと知れたWings のライブ・アルバム。
発売当時はアナログで3枚組。

私自身、Wings は70年代の保守的ロック、というイメージが強すぎて、手を出すのはだいぶ遅かったクチなのですが、まあ、さすがにPaul。破壊力抜群のライブ・アルバムであります。

ラインアップも、開き直ってヒット曲満載、Beatles もソロも惜しみなくブッ込んでいます。
で、やっぱり声が若い。ノビる。
かなり長いアルバムなのですが、キラー・チューンの連発とPaul の絶頂期のヴォーカルのおかげで、長さを感じさせない一品であります。

年越し、難しいことは考えずに、ゆったりと本作を聴いて70年代に浸かるのもオツなものであります。
おりしもパンク前夜、1年後、ボロクソに若者に叩かれる直前のPaul の勇姿に酔いましょう。
いや、皮肉でもなんでもなく、今となってはこの人の方がある意味パンクなのですが、70年代末は、完全に体制側の人扱いだったのですね。

話がズレましたが、Paul がとんでもないパンクだということは別の機会に。
ということで、良いお年を。



【結論】
★4.5。
映像(「Rockshow」)もあわせて、是非。

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Rock'n' Roll/John Lennon




【曲目】
1. Be-Bop-A-Lula
2. Stand By Me
3. Medley: Rip It Up/Ready Teddy
4. You Can't Catch Me
5. Ain't That A Shame
6. Do You Wanna Dance
7. Sweet Little Sixteen
8. Slippin' And Slidin'
9. Peggy Sue
10. Medley: Bring It On Home To Me/Send Me Some Lovin’
11. Bony Moronie
12. Ya Ya
13. Just Because



【レビュー】
今年も12月8日の命日が近づいてきた、ということで。

John Lennon が、5年間子育てを理由に隠遁していたのは有名な話ですが、本作は、隠遁前の最後の作品。
「Johnがルーツに戻った好作」的な言い方をされることも多い、比較的好意的な評が多い作品です。

でも、ねえ。
カバー・アルバムはやっぱり変化球でして、本作は、変化球以外に驚くことは特にない。
2のヴォーカルがあまりにも有名で、これは確かにオリジナルを超えたエヴァー・グリーンな名カヴァーなのですが、それに引っ張られて名作扱いされている感が否めません。

現に、このあとはJohn は引っ込んじゃうわけで、はっきり言えば、創作能力という点では枯渇していたんじゃないのかな、と思います。
あ、あと、ヨーコ色がないのは大きなプラスであります。


【結論】
★3。
さんざん批判しておいてナニですが、ヴォーカルの艶っぽさはさすがなんで、聴いてて心地よいことは確かなのであります。

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Hard Rain/Bob Dylan

Hard RainHard Rain

Bob Dylan

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【曲目】
1. Maggie's Farm
2. One Too Many Mornings
3. Stuck Inside of Mobile With the Memphis Blues Again
4. Oh, Sister
5. Lay Lady Lay
6. Shelter from the Storm
7. You're a Big Girl Now
8. I Threw It All Away
9. Idiot Wind

【レビュー】
「フォークの神様」という呼び名が一般的だったのはいつ頃までなのでしょうか。
そのある種蔑んだ呼び名のためか、ガロの「学生街の喫茶店」のためか、それとも単純に風貌のためか、Bob Dylanは、一時期はギャグのような存在となっていたような気がします。

しかしながら、年老いても淡々と新譜を出す現役っぷりで、ようやく、ここ10年くらいで、揶揄されることなく一流のアーチストとして扱われるようになったと思います。
非常に目出度いことでしょう。

そのBob Dylanの1976年発売のライブ盤です。

普通は、ライブ盤というと、オリジナルの楽曲のアレンジが一つの楽しみだったりするのですが、この人のアレンジは尋常ではありません。というか、完全に別の曲になることが多々あり、その別曲が素晴らしいことも珍しくありません。
2,3,5などは、原曲はさておいてまずこっちのバージョンを、という感じです。特に2は、原曲のナヨナヨっぷりからは想像もできない、完全なロックです。

また、ライブ盤は、だらだらと2枚組になったりすることも多いのですが、1枚にシャープにまとまっていることも、個人的には好感度が高いです。

なお、Bob Dylanについては、中山康樹さんという人が、「ディランを聴け!!」という書籍の中で、要は、Bob Dylanは歌手、歌い手である、という結論を出しています。
それはそれで極端な一面もあるのですが、非常に納得の行く解釈であると思います。
コアなファンの方はご一読をお薦めします。


【結論】
Dylanの熱が尋常ではなく、★5です。分量も適当と思います。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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