Rid Of Me/PJ Harvey





【曲目】
1 Rid Of Me
2 Missed
3 Legs
4 Rub 'Till It Bleeds
5 Hook
6 Man-Size (Sextet)
7 Highway '61 Revisited
8 50 Ft Queenie
9 Yuri-G
10 Man-Size
11 Dry
12 Me-Jane
13 Snake
14 Ecstasy


【レビュー】
前回の続きというか流れですが、PJ のメジャー・デビュー・アルバム。

そもそも我が国では知名度もさほどではないのでしょうが、それにしても情報が少なく、一体この人は何者なのか、というのは未だにさっぱり分からない状況であります。

が、その中でも、恐らくは彼女のパブリック・イメージを形付けたのがこの作品。
乾いている、挑戦的、白黒。

何よりヴォーカルが呪詛的で怖いのですが、タイトルとリリックも、もう、怖いとしか。

例えば、1のラストは、足舐めろ。
Lick my legs and and I’m on fire.
Lick my legs and and I’m desire.
足舐めろ。

6と10は、タイトルそのものがチンコ・サイズ。

女性にこんなこと歌われたらただでさえ半泣きですが、この方がジャケ写みたいな感じで登場したら、少なくとも数日はインポになること間違いなし。

しかし、音数少なく迫力満点、ロックとはトラウマなり、ということで、絶対に聴くべき1枚であります。



【結論】
★4.5。
公式HPにリリック集があって便利でした。
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genre : 音楽

Hits & B-Sides/Prince




【曲目】
Disc:1
1. When Doves Cry [Edit LP Version]
2. Pop Life
3. Soft And Wet
4. I Feel For You (LP Version)
5. Why You Wanna Treat Me So Bad? (LP Version)
6. When You Were Mine
7. Uptown [Single Version]
8. Let's Go Crazy
9. 1999 [Edit]
10. I Could Never Take The Place Of Your Man
11. Nothing Compares 2 U ( LP Version)
12. Adore
13. Pink Cashmere
14. Alphabet St. (LP Version)
15. Sign 'O' The Times [Single Version]
16. Thieves In The Temple
17. Diamonds And Pearls [Edit]
18. 7 (Album Version)

Disc:2
1. Controversy
2. Dirty Mind
3. I Wanna Be Your Lover [Single Version]
4. Head
5. "Do Me, Baby"
6. Delirious
7. Little Red Corvette
8. I Would Die 4 U (LP Version)
9. Raspberry Beret
10. If I Was Your Girlfriend
11. Kiss
12. Peach
13. U Got The Look
14. Sexy M.F.
15. Gett Off ( LP Version)
16. Cream
17. Pope
18. Purple Rain (LP Version)

Disc:3
1. Hello(B-side of "Pop Life")
 2. 200 Balloons(B-side of "Batdance")
 3. Escape(B-side of "Glam Slam")
 4. Gotta Stop (Messin' Around)(B-side of "Let's Work")
 5. Horny Toad(B-side of "Delirious")
 6. Feel U Up(B-side of "Partyman")
 7. Girl(B-side of "America")
 8. I Love U In Me(B-side of "The Arms of Orion” and “Insatiable")
 9. Erotic City(B-side of "Let's Go Crazy")
 10. Shockadelica(B-side of "If I Was Your Girlfriend")
 11. Irresistable Bitch(B-side of "Let's Pretend We're Married")
 12. Scarlet Pussy(B-side of I Wish U Heaven")
 13. La, La, La, He, He, Hee(B-side of "Sign o' the Times")
 14. She's Always In My Hair(B-side of "Raspberry Beret")
 15. 17 Days(B-side of When Doves Cry")
 16. How Come U Don't Call Me Anymore(B-side of "1999")
 17. Another Lonely Christmas(B-side of "I Would Die 4 U")
 18. God(B-side of "Purple Rain")
 19. 4 The Tears In Your Eyes(previously unreleased track)
 20. Power Fantastic(previously unreleased track, outtake)



【レビュー】
最後に、本作を紹介して、一旦、Prince レビューを終了します。
もっとも、そのうち、山ほどある未発表曲や、リマスターなどが出まくると思いますので、その際にはあらためて取り上げてみたいと思います。

さて本作、所謂ベスト盤です。
Disc1と2が代表曲であり、中には未発表曲もあったりして、これはこれで、コンパクトにまとまっていていいのですが、やっぱり白眉はB面集のDisc3です。

Disc3の「曲目」には、A面曲を記載したアマゾンのレビュワーの記載をコピペしておきましたが、錚々たるラインナップ。
「隠れた名曲」というレベルではなく、普通に、A面曲と変わらないクオリティ。
ある意味、絶頂期のPrince の凄みが一番分かるディスクかもしれません。

個人的には、8、14、そして、神々しいとしか言いようがない18あたりが聴きどころ。

オリジナル作品のボリュームがハンパないため、後回しになりがちですが、是非、押さえておきたい作品であります。


【結論】
★5。
B面集も、もう一度、全曲揃える形で出して欲しいですね。
12インチも、もちろん。

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ヘッド博士の世界塔/Flipper's Guitar


ヘッド博士の世界塔ヘッド博士の世界塔

Flipper's Guitar

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【曲目】
1. ドルフィン・ソング
2. グルーヴ・チューブ
3. アクアマリン
4. ゴーイング・ゼロ
5. スリープ・マシーン
6. ウィニー・ザ・プー・マグカップ・コレクション
7. 奈落のクイズマスター
8. 星の彼方に
9. 世界塔よ永遠に



【レビュー】
さらについで、ではないですが、「渋谷系」の先駆者、Flipper's Guitar。
多分、「Camera Talk」とかの方が売れてるんでしょうが、強烈さではラストアルバムである本作が一番かと思います。

当時のFlipper'sは、まあ、これでもかというくらいシャレオツな存在で、オザケンにしろ小山田にしろ、雑誌でみかけただけで発情する、というくらいの扱いだったと記憶しております。

かような勝ち組のFlipper'sに対して、卑屈の固まりのような私は当然に距離を取り始めるのですが、それでも「こいつら、本当に凄いな」と認めざるを得なかったのが本作でした。
奇天烈でマニアックな部分を隠し味にとどめ、奇麗で丁寧なポップに身をまとったところが彼らの人気だったと思うのですが、本作では前者をむき出しにしてきた感があります。

音の使い方もメチャクチャ、歌詞の意味不明さもこれまでに増してメチャクチャ。
個人的には4がベストで、今でも衝撃度は衰えていないと思います。

今でも伝説のグループではありますが、自分も含めて、未だに掴みきれていないところもあります。
オザケンの復活劇のときも、Flipper'sはあまり触れられなかった記憶ですし。
20年経ちましたし、そろそろ、もう一度聴き直すべき作品の上位かと思います。



【結論】
★4.5。
この2人のキャラは、今でもとにかく鼻について好きになれないのですが、作品は別物で、世界に誇れるレベルかと思います。

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愛があるから大丈夫/上々颱風


愛があるから大丈夫愛があるから大丈夫

上々颱風

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【曲目】
1. 銀の琴の糸のように
2. 上海我愛
3. 愛があるから大丈夫
4. 黄昏酒場でまた会おね
5. アビシニアを遠く離れて
6. ハロ・ハロ・ヨコスカ
7. Sara
8. なんじゃもんじゃの木の下で
9. いつでも誰かが
10. メトロに乗って浅草へ


【レビュー】
前回の在日ファンク同様、雑食的音楽の先駆者だったのが、この上々颱風。
デビュー作でレビューしたとおり、沖縄色が強いですが、ファンク的要素も十分備えていたグループです。

今は活動休止になってしまったみたいですが(HP)、地味ながらも一ジャンルを開拓した偉大なグループだったと思います。

本作はその4作目。
多少アクは抜けて来ていますが、その分聴きやすく、抵抗感も少ない、ちょうどいい感じになっています。
ヴォーカルの紅龍、というか、女性ヴォーカルということで、私にとっては程よく耳に入りやすくなっているのかもしれません。

とにかく、シングルとなった3と、ラストの10は必聴です。


【結論】
★4。
本当に、活動休止をきっかけに、そろそろ再評価されて欲しいものです。

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Split Milk/Jellyfish


Spilt MilkSpilt Milk

Jellyfish

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【曲目】
1. Hush
2. Joining a Fan Club
3. Sebrina, Paste And Plato
4. New Mistake
5. The Glutton Of Sympathy
6. The Ghost At #1
7. Bye, Bye, Bye
8. All Is Forgiven
9. Russian Hill
10. He's My Best Friend
11. Too Much, Too Little, Too Late
12. Brighter Day


【レビュー】
前回のFun. を聴いたとき、ふと思い出したのが本作でした。

Fun.は、良くも悪くも意識的に軽くしている風があるのですが、本作は、グランジ色の強かった1993年にアンチのようにドロップされた、超ポップポップした、しかしハードでこだわりがハンパではなく、むしろ偏執狂的な作品。

何となく、ポップ=軟弱、のような風潮があった最中でしたので、それはそれは、逆にラジカルに聴こえたものです。

よく「Pet Sounds」と比較されたりもしていましたが、まさにギリギリまで詰めた感がすごく、ポップではあるものの、がっぷりと聴いていると非常に疲れます。
1〜2の流れで引き込まれ、そのままラストまで行ってしまう雰囲気でしょうか。

結局、Jellyfish はセカンドの本作で終わってしまうのですが、物事、あまり根を詰めすぎると良くない、という意味でも参考になる作品です。


【結論】
★4.5。
ポップを追及するとは何ぞや、と考えさせられる作品です。必聴であります。

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奴隷天国/エレファントカシマシ


奴隷天国奴隷天国

エレファントカシマシ

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【曲目】
1.奴隷天国
2.太陽の季節
3.絶交の歌
4.おまえはどこだ
5.日曜日(調子はどうだ)
6.浮世の姿
7.果てしなき日々
8.いつものとおり
9.道
10.寒き夜


【レビュー】
エレカシ二度目のピーク、です。

セカンド以降、徐々に自己の世界に入り始め、独特さが度を過ぎつつあったエレカシが、再びポップさを取り戻したのが本作品であります。

本作はタイトルソングの1に尽き、お前は奴隷だ、と正論を吐かれて、こちらはうなだれるしかありません。
ある種聴き手にドMを強いる作品とも言えるでしょう。

それでいてサウンドは超ハードながらもポップで、ファーストのテンションを回復しています。
エレカシらしいハードさを見せつけ、絶妙なバランスに立った最後の作品、と言えるでしょう。


【結論】
★4.5。
後半、少しダレるというか一品調子な感がありますので0.5減点。
この後は、ハードなエレカシは急速に失われて行きます。
次回がエレカシシリーズ、ラスト。

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genre : 音楽

Emergency On Planet Earth/Jamiroquai

Emergency on Planet EarthEmergency on Planet Earth

Jamiroquai

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【曲目】
1. When You Gonna Learn
2. Too Young to Die
3. Hooked Up
4. If I Like It, I Do It
5. Music of the Mind
6. Emergency on Planet Earth
7. Whatever It Is, I Just Can't Stop
8. Blow Your Mind
9. Revolution 1993
10. Didgin' Out

【レビュー】
今日は、Jamiroquaiのファーストにしてみました。

発売当時は相当騒がれました。
Steivie Wonderの再来だとか、音楽的なこともそうなのですが、一つには政治的な歌詞、もう一つはJay Kの格好、というか、要は帽子だったと記憶しています。

後に何事もなかったかのように帽子は脱ぐのですが、ネットが普及していなかったこともあり、「実はハゲ」説などもまことしやかに流されていました。渋谷あたりでは、似たような帽子が結構売られていたはずです。

帽子は置いておくとして、やはりJay Kの声質が抜群だったのが売れた理由ではないでしょうか。特に、2や6は素晴らしい声の伸びと思います。
2のサビ部分、「トゥートゥットゥットゥッー」だけでも、聴く価値はあるかと思います。


【結論】
ちと冗長ではありますが、鋭さは今でも通用するのでは。★5です。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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