Magot Brain/Funkadelic





【曲目】
1 Maggot Brain
2 Can You Get to That
3 Hit It and Quit It
4 You and Your Folks, Me and My Folks
5 Super Stupid
6 Back in Our Minds
7 Wars of Armageddon



【レビュー】
前回から、ファンク系繋がりで、ファンクの名作の誉れ高い本作を。

私がこのアルバムを初めて聞いたのは、高校生の頃です。
当時、ヒップホップに深く傾倒し、傾倒し過ぎて留年の危機が迫っていた友人から、「聞け、聞け」と言われたのがきっかけです。

正直、最初は良く分かりませんでした。同じリズムを繰り返す、ファンクという音楽の特徴に慣れていなかったのでしょう。
しかし、その友人に負けるのが悔しく、また、ジャケットがあまりにカッコよかったことから、無理して繰り返し聞き、そのうち、愛聴盤となりました。
今では、ネチョッとした音が気持ちよくなるのですから、分からないものです。ブスも年数を経ると味が出てくる、というのと似た精神構造かもしれません。

ということで、どこぞのラーメン屋と同じく、1度で諦めず、少なくとも10回は聴いてみるべき名盤であります。


【結論】
★4。
ファンクとは何ぞや、の一つの答えであります。
ジャケ買いもOK。
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genre : 音楽

SATORI/Flower Travellin' Band




【曲目】
1. SATORI PART1
2. SATORI PART2
3. SATORI PART3
4. SATORI PART4
5. SATORI PART5



【レビュー】
音楽を「アルバム」という形で意識的に聴き始めてから、30年以上経ちます。
これは性格的なものなのですが、「あんまり好みじゃない」ジャンルの作品も、可能な限り触れるようにはしてきたつもりです。
(今の段階では)あまり好みでないクラシックも、EDMも、避けずに、聴く機会は設けてきたつもりです。

それで、本作なのですが、ずーっとスルーしてきた作品でした。
理由は一つ、日本が誇る恐妻家でストーカー、内田裕也氏が関わっていたバンドだったから、に他なりません。
だって、あの人がまともな作品を作るとは思わんでしょう。

最近、少しずつ70年代のドメ作品も掘ろうとしていたところ、当然本作も出てきて、「それでもまあ、聴いてみるか」と入手したのですが、なんで、今まで触れていなかったのだ、と後悔しきりです。

ハードロックでヘヴィメタで、何よりストイックなまでにロックンロール。
内田裕也が関与という歴史や、ジョー山中という微妙な後付けキャラは頭から消し去ってみれば、もう歴史に残る作品だということは自明です。

逆に、「まだ聴いていない、自分にとっての超名作があるのではないか」との不安を駆り立てられております。
死ぬまでディグる必要がありそうですね。



【結論】
★5。
とにかく素晴らしい。
わざわざ英詞にしているのは今となっては残念ですし、狙い過ぎのタイトルは何とかしてほしいのですが、そんな点はともあれ、とにかく必聴であります。

Pearl/Janis Joplin


Pearl Pearl

Janis Joplin

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【曲目】
1. Move Over
2. Cry Baby
3. A Woman Left Lonely
4. Half Moon
5. Buried Alive In The Blues
6. My Baby
7. Me And Bobby McGee
8. Mercedes Benz
9. Trust Me
10. Get It While You Can



【レビュー】
前回比較対象とした、Pearl を取り上げてみます。

「惜しい人を無くした」感では、こちらもAmy に引けをとりません。
特徴的な声質、一聴して引きつけられるパワフルなヴォーカル、あまりにも60年代的な生き様。
作品的に、一瞬の輝きというよりは、辛苦を乗り越えればその分成熟するようなブルース的タイプだったので、その意味でも非常にもったいない死であります。

本作は、未完成ではあったようですが、その内容は非常に素晴らしいものです。
オープニングの1でアゲられ、2ではしっとりと聴かされる。
ヴォーカルを入れる前に死亡してしまったという5までがアナログのA面で、6以降のB面も、全米No.1の7を中心に、粒ぞろいの楽曲群で、一気に聴かされます。


ところで、私が本作を聴いたのは10代前半だったのですが、作品の内容以外に、彼女に教わったことが2つあります。
1つは、前回も書きましたが、酒を含むドラッグ類は適量を守ること。
もう1つは、ブサイクでも、一芸に秀でていれば、美しく見える瞬間があること。

特に後者は、自分にはなかなかの影響を与えており、後年、女性のストライクゾーンが広がったという効果をもたらしたのであります。


【結論】
★5。
著名な割に結構軽んじられている感がある作品ですが、必聴であります。

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Ⅳ/Led Zeppeln

Led Zeppelin IVLed Zeppelin IV

Led Zeppelin

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【曲目】
1. Black dog
2. Rock 'n' roll
3. Battle of Evermore
4. Stairway to Heaven
5. Misty mountain hop
6. Four sticks
7. Going to California
8. When the levee breaks


【レビュー】
まあ、一度は取り上げないと、という作品と思われます。
今でも、「歴代ベストテン」的な企画では、必ず上位に入る、Zeppelin の4枚目です。

4のイメージが大きすぎるせいか、Zeppelin 作品の中でも理知的というか、顔をしかめて真剣に聴く類のアルバムと捉えられている節があります。


しかし、それは古いイメージかな、と。


以下、私の個人的経験なのですが、音楽を聴き始めたときは既に解散しており、かつ、Zeppelin がロクな公式ライブ盤を出していませんでした。
ゆえに、「ライブで威力を発揮するか。」、という視点がなかった、というか、考えてもみなかった。
  ↓
かといって、ブートをあさるほど、ディープにZeppelin を研究していたわけではなかった。
=スタジオ盤しか聴いていない。
  ↓
ところが、数年前に3枚組のライブ盤が発表され、本作収録曲の本気のライブを見聞し、ド肝を抜かれた。
  ↓
そこで、もう一度本作に戻って聴きなおすと、変に理知的でも静的でも頭でっかちでもなく、単純に優れたロック・アルバムだった。


という流れです。

所謂過去の名作は、なかなか面倒で聴きたくないものですが、本作は必聴であります。
捨て曲がなく、古典的なバンド形態のアルバムとしては、最高峰の一つでしょう。


【結論】
★5です。
本作→ライブ盤→もう一度本作、という流れで聴いてみるといいかと思います。

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Sticky Fingers/The Rolling Stones

Sticky FingersSticky Fingers

The Rolling Stones

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【曲目】
1. Brown Sugar
2. Sway
3. Wild Horses
4. Can't You Hear Me Knocking
5. You Gotta Move
6. Bitch
7. I Got The Blues
8. Sister Morphine
9. Dead Flowers
10. Moonlight Mile


【レビュー】
Stones のリマスターが発売されるとのことなので、1971年の本作品をあげてみます。

Brian Jones が脱退→死亡して、新ギタリストの Mick Taylor が加入して最初の作品。
メンバーチェンジのせいか、70年代に入ったという時代背景のせいか、ギターが目立り、60年代の作品よりも明るく突き抜けた印象のあるアルバムです。

現在でもライブの定番の1から始まり、Keith の名作のひとつである3、ファンの多い6や10など、楽曲も粒ぞろいで、名盤と言っていいでしょう。

その他もスロー・テンポの2や、4等、目立ちませんが結構な名曲が入っています。


ところで、有名な話ですが、1はヘロインの歌です。
そんなのを冒頭に持ってくるとは、やはり、当時の Stones は、今では想像がつかないほど、反モラル的な存在だったのかな、と思います。



【結論】
★5です。
出来ればジッパー様式のパッケージを持っていたいところです。
ジッパーを開くとこんな感じで、精液らしきものが付着しており、楽しいです。

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What's Going On/Marvn Gaye

What's Going onWhat's Going on

Marvin Gaye

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【曲目】
1. What's Going On
2. What's Happening Brother
3. Flyin' High (In The Friendly Sky)
4. Save the Children
5. God Is Love
6. Mercy Mercy Me (The Ecology)
7. Right On
8. Wholy Holy
9. Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)



【レビュー】
ソウル関係の名盤特集では必ずベストスリーに入る、Marvin Gaye の1971年のアルバムです。

確かに、全ての曲がソウルフル。
Marvin のヴォーカルは、人種を問わず人の心を鷲掴みにするような説得力があり、聴き入ってしまいます。
本アルバムも、その魅力が十分引き出されています。


それなら当然名盤でOKでしょう、ということなのですが、私自身にとっては、ちょっと曰くつきのアルバムであります。

私自身、10代から20代にかけてはロック一辺倒だったのですが、その原因の一つがこのアルバム。
ソウルフルということは、裏を返せば粘っこい部分もあるわけで、Marvin の過剰なヴォーカルに、「なんか、暑苦しい」との悪印象を受けてしまいました。
ソウルの最高峰と言われるこのアルバムに拒否反応を示すのだから、このジャンル自体に縁がないのだろう、と考え、以来、ソウル系の音楽からは永らく遠ざかってしまったという次第です。

頭を抱えるほどもったいないことですが、同様の経緯をたどって、ソウルから離れてしまった人もいるのでは、と思います。


ということで、Marvin Gaye を聴く際には、もうちょっと軽めな「Let's Get It On」もあわせて聴くとか、Funkadelicや Parliamentも並行して聴いてみる、 といったナビゲートをするのが大人の役目ではないか、と思います。


【結論】
昔は★1、今となっては★4です。
確かに暑苦しいことには変わりはないのですが、今は×でも、いつの日か琴線に触れる時が来るはずですので、手元に置いておくべきでしょう。

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Imagine/John Lennon

ImagineImagine

John Lennon

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【曲目】
1. Imagine
2. Crippled Inside
3. Jealous Guy
4. It's So Hard
5. I Don't Wanna Be a Soldier
6. Gimme Some Truth
7. Oh My Love
8. How Do You Sleep?
9. How?
10. Oh Yoko!


【レビュー】
本日12月8日、John Lennonの28回忌であります。
先ほど、どこかのFM局でも、Johnの歌が流れておりました。

さて、ここ10年ほどは、ヨーコの宣伝やジョン・レノン・ミュージアムの効果があってか、Johnには、「愛と平和の人」「凶弾に倒れた偉人」的なパブリック・イメージが定着しつつあります。
その際、必ずセットとなるのが、本アルバムのタイトル・トラックでもある1です。

しかし、上記のイメージが、世間にそのまま鵜呑みにされているわけでもないでしょう。
私が心配なのは、Johnがちょっとイタい人扱いになっていないか、というところです。

もともと、ヨーコとの一連の政治活動は、当時の心証はさておき、今となってはちといかがなものかという部分が数多くあります(ベッドイン等)。
これらの活動と相まって、Johnの独りよがりな部分のみがクローズアップされてしまっては、ちょっと可哀想な気がするわけです。

要は、1は、たまたまJohnが左翼がかっていた時期につくった作品で、メロディーが甘かったため予想以上に有名になってしまった、という位置づけの曲だと思います。

本アルバムでは、1に引っ張られないで、2から4のロック的な流れなんかを聴いて欲しい次第であります。



【結論】
★3.5。やっぱり、1に引っ張られた感がありますので、ちょっとマイナス。
あと、10はやっぱりいらんです。

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Transformer/Lou Reed

TransformerTransformer

Lou Reed

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【曲目】
1. Vicious
2. Andy's Chest
3. Perfect Day
4. Hangin' 'Round
5. Walk On The Wild Side
6. Make Up
7. Satellite Of Love
8. Wagon Wheel
9. New York Telephone Conversation
10. I'm So Free
11. Goodnight Ladies


【レビュー】
Lou Reedソロの最も有名なアルバムです。

ゲイ、ドラッグ等をテーマにした、スキャンダラスなテーマ。
中でも、とりあえず、ベスト盤には必ず入る代表曲の1、5。
そして、映画「Trainspotting」でも効果的に使われていた3。つぶやくように、普通の日がパーフェクトと歌う様は、涙してしまうほど。

といったように、内容は文句なしに素晴らしいと言っていいでしょう。

そして、ダメ押しが、裏ジャケットの男性。
当時、Louの恋人であったらしいのですが、尋常でなくデカいです。
詰め物であって欲しいところですが、真相は如何。





【結論】
文句なしのマストです。★5です。

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プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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