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楽しい夕に




【曲目】
1. ラー・ラー・ラ・ラ・ラ
2. エミちゃん おめでとう
3. 忙しすぎたから
4. あの娘の悪い噂
5. 九月になったのに
6. ねむい
7. もっとおちついて
8. 君もおいで
9. 去年の今頃
10. 日隅くんの自転車のうしろに乗りなよ
11. ぼくの自転車のうしろに乗りなよ


【レビュー】
RCの2枚目。
前作は無断でオーバー・プロデュースされてしまったのですが、本作は、ほぼメンバーの演奏だけになっているとのことです。

そのためか、音的には前作よりフォーク色が強いのですが、中身は強烈。

特に2が何というか、強烈。
珍しくリンコさんがヴォーカルなのですが、「だって君はどうせバカで どうせ子供なんだから」と、視線の冷静さ・斜に構えっぷりは清志郎に引けを取らない。
その他も、厭世観たっぷりの5、短いながらも衝撃的な8、ローディーだった日隅君をいじり倒す10と、フォーク形式であっても、何ともまあインパクトが強い曲だらけ。

うん、ファーストも捨てがたいのですが、おそらくはメンバー達の思いが爆発した本作の方が間違いなくパンク。
RCは、最初からほぼ完成していたのだな、ということが良く分かる作品です。


【結論】
★4.5。
ベスト盤・プレイリスト入りは2、10。
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theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Egypt Station/Paul McCartney




【曲目】
1. "Opening Station" 0:42
2. "I Don't Know" 4:27
3. "Come On to Me" 4:11
4. "Happy with You" 3:34
5. "Who Cares" 3:13
6. "Fuh You" 3:23
7. "Confidante" 3:04
8. "People Want Peace" 2:59
9. "Hand in Hand" 2:35
10. "Dominoes" 5:02
11. "Back in Brazil" 3:17
12. "Do It Now" 3:29
13. "Caesar Rock" 3:29
14. "Despite Repeated Warnings" 6:57
15. "Station II" 0:46
16. "Hunt You Down/Naked/C-Link" 6:22



【レビュー】
Paul McCartney、新作。

76歳が、純然たる、新作発表ということで、これはもう本当に大したものです。
他に1942年生まれの人物というと、ミュージシャンだとCurtis Mayfield、 Brian Wilson、Lou Reed、Jimi Hendrix等。
国内の芸能人に寄せると、小松政夫、松方弘樹、チャーリー浜。

Brian Wilson も頑張っているとは言え、此の期に及んでワールド・ツアーも行っているということで、やはり、Paul のダントツの現役感というか異常さが引き立ちます。

ということで、「作品を出してれば満足」というのが本音なのですが、それはバリ現役のPaulにそぐわないので、普通にレビューしてみます。

まあ、まずはちょいとトータル・レングスが長め。
ボーナス・トラックがないストリーミングでも57分で、正直、中盤は若干ダレます。

でも、全体としては大満足。
声は確かに衰えは隠せないのですが、あまり無理している感がなく、聴いているこちらが老人の変声に慣れた感じで、すっと耳に入ってきます。

曲作りも相変わらずで、シングルとなった冒頭の2、3あたりはこれぞPaul、という王道のポップス。
軽い感じの5もいい。
1と15で、「Sgt.Peppers」的なサンドイッチをしたのも、手癖が悪いという感もありつつ、この人なら、「お得意の、何も考えていない適当な一体感」としてこちらもニヤリとしてしまいます。

前作「New」は、過剰な音にヴォーカルがついていけていないところがあったのですが、本作の方が全然バランスがいい。
この年でこのグレード、という素晴らしい作品でした。



【結論】
★4.5。
ここにきて、なのですが、もう一度バンド組めないですかね。
本作、音のまとまり方というか雰囲気はかなりWingsに近いものがあって、無い物ねだりですが、1枚でいいので、バンド形式にしてほしいものです。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

SOLEIL Is Alright/SOLEIL




【曲目】
1 太陽がいっぱい
2 Baby Boo
3 ちいさな泥棒
4 夏の終わりのシルエット
5 エモ色のコラソン
6 恋のはじまり
7 卒業するのは少しさみしい
8 Sweet Boy
9 Hong Kong Chang
10 Every Day Every Night
11 恋の発熱40℃
12 UFO


【レビュー】
SOLEIL、セカンドアルバム。

鳴り物入りでデビューして、一応はトリオなのですが、ほとんど、ヴォーカルが15歳の「それいゆ」のためのバンド。
サリー久保田、中森泰弘というおっさん2人(私は良く知らない。)が脇を固めています。

まあ、何というか・・・。
ヴォーカルは、確かにかわいらしいヴィジュアルで、若かりし頃の木村カエラに不思議風味を塗した感じで、いかにもおっさんが食いつきそうな女子。

で、おっさん達が見事にやられていて、横山剣、かせきさいだぁ、原田真二などなかなかのメンツが楽曲提供。
と思ったら森若香織も提供者に名を連ねており、おばはんもやられている様子。

ただ、まあ、内容としては何だかなあ、という、率直に言うと、全く乗れない。
おっさんが興奮してフガフガしているのが気持ち悪いし、シックスティーズの見せ方がいかにもあざとい。
それいゆも、いわゆる見た目は目を引くのだけど、聴かせる歌声でもなく、先に名前を出した木村カエラみたいな腹の括り方も見えないし、UFFYみたいな脱力キャラでもない。
インタビューもつまらなくって、要は魅力がないのです。

このままだと、単なるハイプで終わってしまうのではないかな、と。
曲自体はかなり出来はいいし、2分間ポップで攻めているのも心地よいのですが、それいゆ含む周辺が台無しにしている感じです。
過度にそれいゆを持ち上げるのは止めて、一バンドとして出直すのはいかがでしょうか。


【結論】
★1.5。
楽曲の良さに免じて。
PVで、少しドラムを叩いてるんですが、そっちを猛練習するなど、打開策はあるかと。
もう少し様子見です。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Aftermath/The Rolling Stones




【曲目】
1. "Mother's Little Helper" 2:44
2. "Stupid Girl" 2:56
3. "Lady Jane" 3:08
4. "Under My Thumb" 3:41
5. "Doncha Bother Me" 2:41
6. "Goin' Home" 11:13
7. "Flight 505" 3:27
8. "High and Dry" 3:08
9. "Out of Time" 5:37
10. "It's Not Easy" 2:56
11. "I Am Waiting" 3:11
12. "Take It or Leave It" 2:47
13. "Think" 3:09
14. "What to Do" 2:32



【レビュー】
Stonesシリーズ、てっきり書いたつもりになっており、本作が漏れておりました・・・。

個人的には、Brian 在籍時の頂点となる作品です。
Mick のヴォーカル、Keith のギター、リズム隊のCharlie、Billも冴え渡っています。
そして、スライド・ギターのかたわら、マリンバなど、ロックバンドとしては思いもよらない意味不明の楽器を操っていたBrian。

単なるブルース・バンドから脱皮した5人が、超個性的なバランスを保っていたのが本作だったのでしょう。

いきなり不穏なオープニングの1、タイトル最高の2、不良そのものの4、サイケ色がで始めた6。
特に、A面はほぼ完璧ですが、頭からラストまで、本当にカッコいい60年代のStones、そのものです。



【結論】
★5。
文句なし。
プレイリスト入りは、1、2、4、です。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Love Is Dead/Chvrches




【曲目】
1 Graffiti
2 Get Out
3 Deliverance
4 My Enemy
5 Forever
6 Never Say Die
7 Miracle
8 Graves
9 Heaven/Hell
10 God's Plan
11 Really Gone
12 ii [Explicit]
13 Wonderland [Explicit]


【レビュー】
私は全然このグループは知らなくって、まず、グループ名を読むのに一苦労(「Chvrches」で、「チャーチズ」)。
グラスゴー出身、トリオ、メインヴォーカルは女性。
カテゴライズすれば、音的にはエレクトロ色が強いポップ。

といった程度の情報しかなく、本作が初聴だったのですが、作品としては上々。
売れるのも、分かる。

個人的には、ちょっとヴォーカルのLauren Mayberry のビジュアルもヴォーカルもあまり得意ではなく、入り込むところまでは行かないかな、という感じ。

この、そこはかとない苦手感は他でも感じたことが、と思っていたのですが・・・先月、水曜日のカンパネラとのコラボ「Out Of My Head」が発表。

これだ。
私、コムアイがちょいと苦手なのです。リアルだったら大して気にならないと思うのですが、画面越しだと、人を見通しそうな感じとか、微妙な中性よりの雰囲気とか。
この2人、雰囲気も、キャラの立ち位置も、目力の強さも、似てます。怖い。
曲は、かなり出来はいいと思うんですけどね。




【結論】
★4。
なんだかんだ書きましたが、作品としてはかなり上質。
グループの雰囲気は、こちらのインタビューが参考になるかもしれません。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

初期のRCサクセション/RCサクセション




【曲目】
1 2時間35分
2 ぼくの好きな先生
3 国立市中区3-1 (返事をおくれよ)
4 シュー
5 春が来たから
6 メッセージ
7 国王ワノン一世の歌
8 この世は金さ
9 金もうけのために生れたんじゃないぜ
10 言論の自由
11 ベイビーもう泣かないで
12 寝床の中で



【レビュー】
不定期に、年代順にStones のレビューを行なっているのですが、もう一丁、RCでもやってみようと思います。

メンバーの了解なく、発表にあたりメチャクチャにいじられた、ということで、本人たちも非常に不服だった、というファースト。
確かに、オーバー・プロデュースというか、フォーク色とロック色が中途半端に混じった感じで、メンバーたちが憤慨するのも分からんではない、という感じはします。

ただ、これはこれで、作品として悪くはないとは思うのです。
長電話という70年代的風景を描いた1、清志郎のセンス爆発の4。

そして、本作のキモは、長らくうたわれ続けた名作の2と、のちに「コブラの悩み」でライブヴァージョンが発表された10ではないかと。
フォーク的、若者的な情緒と、反体制的、邪悪な面、の両面が混在しているのがRCの魅力であり、その萌芽が、4であり10だと思うのです。


【結論】
★4。
後年の作品ほどのまとまりはないですが、必聴です。
ベスト盤・プレイリスト入りは、迷いますが、上述の1、2、10。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Take A Picture/Margo Guryan




【曲目】

1 Sunday Morning
2 Sun
3 Love Songs
4 Thoughts
5 Don't Go Away
6 Take A Picture
7 What Can I Give You
8 Think Of Rain
9 Can You Tell
10 Someone I Know
11 Love
12 I Think A Lot About You
13 It's Alright Now
14 Timothy Gone


【レビュー】
つい最近まで全く知らなかった作品なのですが、Margo Guryan(マーゴ・ガーヤン)の唯一のアルバム。

どこかのブログで紹介されていてたどり着いたのですが、アマゾンのレビューを見ると、「Pet Sounds」に触発されて作られた、とのこと。ほんまかいな。

内容としては、60年代のロリータ系ヴォーカル、私も結構好きな系統。
聴き込むことはないですけど、若干フレンチポップの感触もあり、流すには悪くはないです。



【結論】
★2。
レビューが短い通り、まあ、その程度の作品だとは思うのですが、ジャケがとにかく秀逸。
結構な勢いでレコードが欲しくなる一品であります。
レコード・プレイヤーで聴いたら、イメージはもっと上がるかもしれません。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

I Never Loved A Man The Way I Love You/Aretha Franklin




【曲目】
1 Respect
2 Drown in My Own Tears
3I Never Loved a Man (The Way I Love You)
4 Soul Serenade
5 Don't Let Me Lose This Dream
6 Baby, Baby, Baby
7 Dr. Feelgood [Love Is a Serious Business]
8 Good Times
9 Do Right Woman - Do Right Man
10 Save Me
11 A Change Is Gonna Come



【レビュー】
ついでに、Aretha の代表作をもう一枚。

コロンビアからアトランティックに移籍した後の第一弾。
1の大ヒットもあって、これまた名作の誉れが高い1枚です。
私のようなライト・ファンが持っているAretha のイメージは、おそらく本作で確立されたのでしょう。

内容としては素晴らしいのは確かですが、個人的には、ホーン・セクションがちょいと強いかなと。
60年代のソウルなので、それもまた味なのですが、もうちっとシンプルな方がこの人のヴォーカルを味わえるかな、という気がします。

個人的には「Now」の方が好きなのでちょっと下げましたが、名作には変わりはないですね。
1はもちろんなのですが、ゆったりと歌い上げる7、9なんぞもいい感じです。


【結論】
★4。
あと、ファンなら、こちらの書籍は必読。
かなりの力作で、Aretha のイヤな面、猜疑心の塊のような面が赤裸々に出てきて、これは関わりたくない人間、という人間像なのですが、逆に、それで好意を持てたりもします。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Aretha Now/Aretha Franklin




【曲目】
1. "Think"
2. "I Say a Little Prayer"
3. "See Saw"
4. "Night Time Is the Right Time"
5. "You Send Me"
6. "You're a Sweet Sweet Man"
7. "I Take What I Want"
8. "Hello Sunshine"
9. "A Change"
10. "I Can't See Myself Leaving You"


【レビュー】
Aretha Franklin が亡くなってしまいました
前々から体調不良の報道はあったので、覚悟は出来ていたものの、また一つ巨星が逝った、とがっくりきてしまいます。

追悼、ということで、今回は1968年発表の本作。
以前レビューした「Lady Soul」とあわせて、代表作と言われることが多い作品です。

Arethaは、アトランティック・レコードに移ってから、ゴスペルを基礎としながらポップセンスを身につけて爆発するのですが、本作も、まあソウルフルなくせに異常に聴きやすい。
個人的に初アレサだった2が入っているだけで嬉しいのですが、それ以外も、超有名な1だけではなく、ブルースの4、ポップな9からラストの10まで、全体的にAretha のヴォーカルが躍動的で、瞬く間にラストまで、という感じです。
時間も30分未満と短いのですが。

真っ黒ソウル、というわけではないので、物足りなさを感じる向きもあろうかとは思いますが、ポップとゴスペル、ソウルの架け橋、という点で素晴らしいアルバムだと思います。

しかし、まだ76歳だったとは。
60年代前半から活躍していたイメージが強く、加えて最近メディア露出が少なかったため、80歳を超えていると思い込んでおりましたが、まだ若かったですね。
合掌。


【結論】
★5。
あと、ジャケ写のアレサがちょっとかわいいです。
どう見ても26歳には見えない凄みもあるのですが・・・まあ、洋服がシックスティーズなので、うん。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

Get Yer Ya-Ya's Out/The Rolling Stones




【曲目】
Disc1
1"Jumpin' Jack Flash" – 4:03
2"Carol" – 3:46
3"Stray Cat Blues" – 3:47
4"Love in Vain" – 4:56
5"Midnight Rambler" – 9:04
6"Sympathy for the Devil" – 6:51
7"Live With Me" – 3:02
8"Little Queenie" – 4:33
9"Honky Tonk Women" – 3:34
10"Street Fighting Man" – 4:04

Disc2
1"Prodigal Son" (Robert Wilkins) – 4:04
2"You Gotta Move" (Fred McDowell, Rev. Gary Davis) – 2:18
3"Under My Thumb" – 3:38
4"I'm Free" – 2:47
5"(I Can't Get No) Satisfaction" – 5:38

Disc3
1"Everyday I Have the Blues" – 2:27
2"How Blue Can You Get" – 5:30
3"That's Wrong Little Mama" – 4:11
4"Why I Sing The Blues" – 5:16
5"Please Accept My Love" – 4:52
6"Gimme Some Loving" – 0:49
7"Sweet Soul Music" – 1:16
8"Son of a Preacher Man" – 2:49
9"Proud Mary" – 3:07
10"I've Been Loving You Too Long" – 5:40
11"Come Together" – 3:36
12"Land of a Thousand Dances" – 2:40

Disc4(DVD)
1 Introduction (Madison Square Garden)
2"Prodigal Son" – 2:40
3"You Gotta Move" – 1:58
4 Photo shoot (of album cover) – 3:30
5 Keith in studio – 1:40
6 "Under My Thumb" / "I'm Free" / Backstage with Jimi Hendrix – 6:09
7 "(I Can't Get No) Satisfaction" / Outside waiting for transport – 10:45
8 Credits



【レビュー】
1970年発売の「Get Yea Ya-Ya's Out」のデラックス版。

Brian Jones が死亡し、Mick Taylor 初参加のツアー。
1969年、ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン。

というディテールだけで勃起モノなのですが、期待にたがわず内容も素晴らしい。

先にオマケの方ですが、まず、Disc3は1〜5がB.B.King、6以降がIke&Tina Turner。
内容はいいんですけど、まあ、Stones 作品に入るとどうしても余事記載になりますかね。
歴史的な史実として保管は必要。
Disc4も保管用。ジミヘンがいるっちゃあいますが、完全版にはほど遠く、これもイマイチ。

で、戻りまして、オリジナルのDisc1は文句なし。
追加のDisc2とあわせて、とにかく聴くべし。
「Beggar's Banquet」「Let It Bleed」という二大傑作の収録曲が中心、曲順もあわせて、素晴らしいの一言。

無駄に長くもなく、コンパクトなライブ盤として、ほぼ完璧であります。


【結論】
★5。
内容は上記のとおりですが、それもさることながら、「Charlie Watts とロバ」という意味不明のジャケと、これまた意味不明のタイトルが最高です。
ライブ盤ゆえ、プレイリスト候補はなし。

theme : 本日のCD・レコード
genre : 音楽

プロフィール

まわりはワナ

Author:まわりはワナ
○手持ちのCDや、新しく手に入れたCD・音源などをレビューしています。
○【曲目】、【レビュー】、【結論】の項目を設けてあります。
○【結論】では、★5を満点に点数をつけています。一応は、「金を出して買うべきか」を基準にしております。
○書籍についても適宜レビューしています。

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